250SXのメインレース（15分＋1周）では、マイケル・モズマン（ハスクバーナ）がホールショット。シアンサルーロを挟んで、ジミー・デコティス（スズキ）、キャメロン・マカドゥー（ホンダ）、ディラン・フェランディス（ヤマハ）が控えていた。早めに仕掛けるシアンサルーロに対し、モズマンの抵抗が続き、激しいトップ争いが繰り広げられた。
7周目にシアンサルーロが前に出た後も、モズマンはしばらく2位の座をキープ。13周目にはフェランディスがモズマンをかわし、トップを狙えるポジションまで浮上した。しかしシアンサルーロは7秒ほどのリードを蓄えており、フェランディスのスパートを振り切ってフィニッシュ。今シーズン5勝目を挙げた。
前戦までの2連勝により、タイトル争いに名乗りを上げていたフェランディスだが、今回はシアンサルーロが突き放す形となり、両者の差は8ポイントに広がった。250SXウエストのチャンピオン争いは、最終戦ラスベガスでのイースト・ウエスト・ショーダウンに持ち込まれる。

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