250SXイーストを走るライダーにとっては、今シーズン初のトリプルクラウン大会。メインレース1（10分＋1周）は、オースティン・フォークナー（カワサキ）のホールショットで幕を開けた。オープニングラップでジョーダン・スミス（KTM）が前に出たが、2周目にはフォークナーがトップの座を奪回。スミス、セクストンらの追走を振り切り、フォークナーがリードを広げた。14周でチェッカーが振られたレース1のリザルトは、1位フォークナー、2位スミス、3位には最終ラップでセクストンをかわした、ジャスティン・クーパー（ヤマハ）が入った。
メインレース2では、スミスがホールショットを取ったが、1周目からフォークナーがトップに躍り出た。3位以下には、アレックス・マーティン（スズキ）、カイル・ピータース（スズキ）、マーティン・ダバロス（カワサキ）。フォークナーは前半のうちに独走態勢を確立したが、セカンドグループは僅差の競り合いとなり、スタート9位から追い上げたセクストンが4位まで浮上。フィニッシュはフォークナー、スミス、マーティンの順だった。
メインレース3では、フォークナーがホールショットを取り、セクストン、ダバロス、スミスが続いた。フォークナーvsセクストンのトップ争いは、1～2秒差のまま繰り広げられたが、フォークナーが逃げ切りトップでチェッカーを受けた。
この結果、オーバーオールはフォークナーが完全優勝（1／1／1）。2位スミス（2／2／4）、3位セクストン（4／4／2）というリザルトになった。

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