初夏の風が茂木の山々を通り抜け、清々しい朝を迎えた6月3日。栃木県にあるツインリンクもてぎにおきまして、DUNLOPサーキットステーションを開催致しました。
ツインリンクもてぎといいますと、2輪レースの最高峰であるロードレース世界選手権 (MotoGP)が開催される日本唯一のサーキットであり、誰もが一度は走行をしたくなる広大なコースレイアウトです。DUNLOPサーキットステーションお申込者の中でも、ツインリンクもてぎは、西の鈴鹿サーキットと並んで人気が非常に高く、今回は約150名の御参加を頂き盛大に開催出来ました事、厚く御礼申し上げます。
当日は、天候のほうも終日晴れ間が広がって、気温も25度を超える夏日となりました。
受付と車検は、前日の準備が整っていたこともあり、スケジュールより少し早めの7時30分より受付を開始して行きました。皆様のご協力のおかげで、受付と車検をスムーズに進めることが出来ました。
その後、定刻通り9時20分よりピットタワーの隣にありますミーティング会場におきまして、走行前ミーティングを開始させて頂きました。
走行前ミーティングでは、参加者の皆様に より安全に走行して頂く為に、サーキットの走行の注意事項や、各ポストで提示される旗の意味などをご説明させて頂きました。その後、今回のゲストであります岡崎静夏選手から安全な走行についてお話して頂きました。
ミーティング終了後は、ダンロップテント前におきまして、岡崎選手によるストレッチと集合写真撮影へと進みました。
そして、定刻の11時より、Cクラスの走行から開始して行きました。1回目の走行は、皆様慎重に走行されている様子が伺え、その後、MクラスHクラスと順調に走行は進み、午前中1回目の走行は無事終了致しました。
1回目の走行が終わりますと、昼休みにはサーキット内にあるメインレストラン『グランツーリスモカフェ』におきまして、3種類のランチメニューの中から1つを、皆様に選択して注文して頂きました。
今回はカツカレーや、あごだしラーメン、それにカルビ丼といった商品をご用意して頂きました。
どのメニューにしようかと悩まれている方もおられましたが、カフェ内は大きく混み合う事も無く、バイクの話やコースの話なども交えながら、皆様楽しい一時を過ごされておられる様子でした。
その後、12時からはDUNLOP受付テントにおきまして、抽選会をスタートして行きました。アンケートにお答え頂いた用紙と引き換えに、ガラポンを回して頂きますと、DUNLOPグッズ等や、お菓子が当たったりするのですが、笑顔で景品を手に取る参加者様もおられたり、またお菓子になったりと、いつも笑い声が聞こえる、大変盛り上がっているイベントの1つであります。
さて、昼休みも終わりまして、2回目の走行前にあたる12時30分より、2回目の走行前ミーティングを実施させて頂きました。本走行会では、2回目3回目の走行中に転倒が多発する傾向にある為、走行される皆様に、サーキットにおける安全走行の意識を再確認して頂く目的で、2回目のミーティングを実施しております。
今回も、慣れてきた頃にもう一度、ご自身に冷静になって走行を楽しんで頂くようにお伝えさせて頂きました。
その後、午後からの走行は、13時よりCクラスから走行を開始致しました。午後の走行は、どのクラスも転倒無くスムーズに進み、15時をもちまして走行を終了致しました。1日を通しまして、転倒は1件で、負傷のほうも全く無く、イベントは無事終了致しました。
DUNLOPサーキットステーションは、一般の皆様が、サーキットを安全に走行して頂く為に、日々安全性の探求をしております。間違えてはいけないのは、最速ラップタイムを追及することや、競争を楽しむ場所ではないという事です。御参加頂きました皆様に関しましては、本イベントの開催趣旨を充分にご理解して頂き、走行を楽しんで頂きました事、心より御礼申し上げます。
6月初旬、これから夏に向かって、日々気温が上昇してきております。走行中はレーシングスーツを着用していることで、想像以上に体温が高くなり、水分不足になりがちになります。熱中症には、十分ご注意を頂きまして、サーキット走行を楽しんで頂きたく思います。
今後とも、DUNLOP サーキットステーションを、そしてDUNLOPタイヤのご愛顧のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

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