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IA1

ヒート1で山本鯨選手が優勝、ヒート2で小方誠選手が2位!

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ヘビーマディ路面での開幕となった今季の全日本モトクロス選手権。しかし、それから2週間後に埼玉県のウエストポイント オフロードヴィレッジで開催されたこの第2戦は、土曜日の日中に小雨が舞い、夕方から夜にかけて強い雨が降ったが、予選と決勝はドライコンディションで実施された。荒川と入間川に挟まれた河川敷に設けられた高低差のないコースは、多数のジャンプおよびリズムセクションとタイトターンを配した、いわゆるスーパークロス的なレイアウト。最高峰クラスのIA1に参戦するライダーのうちダンロップ勢では、今季から全日本に復帰して開幕戦でまず1勝を挙げたホンダの山本鯨(#400)や、カワサキファクトリーマシンを駆る小方誠(#10)が、地元となる関東での大会に気合十分で臨んだ。

決勝ヒート1では、山本選手が好スタートを決めて、1周目を2番手でクリア。小方選手は、スタートそのものはやや出遅れたが、すぐにポジションを上げ、2周目の段階で4番手に浮上した。レースは、山本選手と小方選手を含む4台が、序盤から後続を引き離してトップグループを形成する展開。集団の順位争いは膠着状態が続き、山本選手が2番手、小方選手が4番手をキープしてレース終盤を迎えた。そしてラスト3周となった18周目、トップのライダーにプレッシャーを与え続けた山本選手が逆転に成功。山本選手はそのまま逃げ切り、開幕戦ヒート2に続いて勝利を収めた。小方選手は、ラスト2周で3番手に順位を上げ、さらに2番手を狙ったが攻略には至らず。逆に最終ラップで再逆転を許してしまい、4位で惜しくも表彰台を逃した。

決勝ヒート2では、スタート直後の1コーナーで山本選手が激しく転倒して、トップから1分以上も遅れてようやくレースに復帰することになった。カラダにもダメージを負った山本選手は、少しでも多くのポイントを獲得するため必死に周回。13位でフィニッシュして、価値のある8ポイントを拾った。一方、小方選手は1周目を6番手でクリアすると、4周目には4番手まで浮上。トップのライダーからは大きく離された位置で、3台による2番手争いに加わった。数周にわたり、小方選手は前との差を完全には詰められずにいたが、8周目に3番手、レース前半が終わる10周目には2番手へポジションを上げた。そして小方選手は、後続を振り切って2位。カワサキにスイッチ後は初となる表彰台登壇を果たした。

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IA1 HEAT1Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 山本 鯨 Team HRC HONDA `32.17.610 Dunlop ユーザー
2位 成田 亮 Team HRC HONDA `32.21.878  
3位 新井 宏彰 カワサキ チームグリーン KAWASAKI `32.22.737  
4位 小方 誠 カワサキ チームグリーン KAWASAKI `32.23.290 Dunlop ユーザー
10位 池谷 優太 SRF TEAM REDZONE SUZUKI `33.41.792 Dunlop ユーザー
12位 田中 雅己 TEAM ナカキホンダ HONDA `33.44.989 Dunlop ユーザー

IA1 HEAT2Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 新井 宏彰 カワサキ チームグリーン KAWASAKI `32.19.125  
2位 小方 誠 カワサキ チームグリーン KAWASAKI `32.34.807 Dunlop ユーザー
3位 小島 庸平 Team SUZUKI SUZUKI `32.47.048  
8位 田中 雅己 TEAM ナカキホンダ HONDA `33.17.504 Dunlop ユーザー
10位 池谷 優太 SRF TEAM REDZONE SUZUKI `33.46.103 Dunlop ユーザー
11位 星野 裕 グリーンクラブ八尾カワサキ with ANNEX CLUB KAWASAKI `33.47.243 Dunlop ユーザー

IA1Point

順位 選手名 チーム メーカー ポイント
1位 成田 亮 Team HRC HONDA 87  
2位 山本 鯨 Team HRC HONDA 80 Dunlop ユーザー
3位 小島 庸平 Team SUZUKI SUZUKI 74  
5位 小方 誠 カワサキ チームグリーン KAWASAKI 69 Dunlop ユーザー
10位 田中 雅己 TEAM ナカキホンダ HONDA 44 Dunlop ユーザー
11位 池谷 優太 SRF TEAM REDZONE SUZUKI 43 Dunlop ユーザー

※第2戦終了時点


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IA2

ヒート1は小川孝平選手、ヒート2は岡野聖選手が制す!

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おもに4スト250ccマシンが参戦するIA2クラスの決勝ヒート1は、小川孝平選手(#912)の好スタートで幕を開けた。オープニングラップでこれに続いたのは、古賀太基選手(#922)と渡辺祐介選手(#31)。小川選手が逃げ切りを図る一方で、古賀選手と渡辺選手は僅差の2番手争いを展開。5周目に渡辺選手が先行した。この段階で、小川選手は約6秒リード。その後は数周にわたり、小川選手が5秒以上のアドバンテージを確保した。ところがレースが、後半に入って小川選手に細かいミスが続出して、これにより渡辺選手が接近。ラスト5周となった16周目、渡辺選手は逆転に成功した。これで再びスイッチが入った小川選手は、渡辺選手から遅れることなく追走。ラスト1周に入ったところで再逆転を果たすと、そのままトップチェッカーを受けた。渡辺選手は2位、単独走行が続いた古賀選手が3位でゴールした。

決勝ヒート2は、好スタートを決めた岡野選手が1周目でトップに浮上し、これを古賀選手と小川選手が追う展開。ヒート1で2位となった渡辺選手は、1周目にミスして19番手からのレースとなり、4周目に転倒して負傷リタイアとなった。レース序盤から、岡野選手と古賀選手と小川選手は、接近戦を繰り広げながら4番手以下を引き離してトップ争い。レースが中盤に入った7周目、古賀選手が岡野選手を抜いてトップに立ったが、3台がグループを形成する状況には変化がなかった。ラスト2周となった19周目、小川選手が痛恨のエンスト。これにより小川は、トップ2から5秒ほど後退した。迎えた最終ラップ、岡野選手は古賀選手にアタック。強引にパッシングして、その影響で古賀選手は転倒を喫した。その間に小川選手が先行し、レースは岡野選手が今季初優勝、小川選手が2位、古賀選手が3位という結果となった。

PhotoGallery


IA2 HEAT1Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 小川 孝平 Team ITOMO HONDA `32.39.622 Dunlop ユーザー
2位 渡辺 祐介 YAMAHA FACTORY RACING TEAM YAMAHA `32.42.900 Dunlop ユーザー
3位 古賀 太基 N.R.T. HONDA `33.21.957 Dunlop ユーザー
4位 岡野 聖 フライングドルフィン サイセイ YAMAHA `33.32.324 Dunlop ユーザー
5位 池本 凌汰 SRM マウンテンライダーズ SUZUKI `33.45.587 Dunlop ユーザー
6位 安原 志 グリーンクラブ八尾カワサキ with ANNEX CLUB KAWASAKI `33.47.111 Dunlop ユーザー

IA2 HEAT2Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 岡野 聖 フライングドルフィン サイセイ YAMAHA `32.44.969 Dunlop ユーザー
2位 小川 孝平 Team ITOMO HONDA `32.50.086 Dunlop ユーザー
3位 古賀 太基 N.R.T. HONDA `33.02.624 Dunlop ユーザー
4位 植田 翔太 グリーンクラブ八尾カワサキ with ANNEX CLUB KAWASAKI `33.33.931 Dunlop ユーザー
5位 森 優介 Team ITOMO HONDA `33.43.590 Dunlop ユーザー
6位 安原 志 グリーンクラブ八尾カワサキ with ANNEX CLUB KAWASAKI `33.47.409 Dunlop ユーザー

IA2Point

順位 選手名 チーム メーカー ポイント
1位 古賀 太基 N.R.T. HONDA 90 Dunlop ユーザー
2位 小川 孝平 Team ITOMO HONDA 89 Dunlop ユーザー
3位 岡野 聖 フライングドルフィン サイセイ YAMAHA 74 Dunlop ユーザー
4位 安原 志 グリーンクラブ八尾カワサキ with ANNEX CLUB KAWASAKI 66 Dunlop ユーザー
5位 渡辺 祐介 YAMAHA FACTORY RACING TEAM YAMAHA 64 Dunlop ユーザー
6位 北原 岳哲 グリーンクラブ&パーク神戸RT KAWASAKI 52 Dunlop ユーザー

※第2戦終了時点


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  • 気温:19度
  • 観客:8,000(2日間)人

LADIES

竹内優菜選手が冷静な走りで2大会連続2位!

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決勝レースでホールショットを奪ったのは、開幕戦でまさかの予選落ちを喫した安原さや選手(#4)。その直後、安原選手は2番手に後退したが、トップのライダーを僅差で追った。安原選手の背後には、開幕戦勝者の久保まな選手(#5)。スタートでやや出遅れた竹内優菜選手(#2)が、2周目にひとつ順位を上げると久保選手に迫った。3周目、竹内選手が久保選手を逆転。竹内選手は、トップから4秒ほど遅れて2番手を守る安原選手に、すぐ迫っていった。

レース中盤、安原選手はトップとの差を保ちながら2番手をキープ。竹内選手は勝負ポイントを得られず、安原選手のすぐ後方でマークし続けた。レースが後半に入った6周目、安原選手はペースを上げてトップとの差を1秒ほど縮めたが、翌周に竹内選手が安原選手を逆転。しかしこの間に、トップとの差は6秒以上に拡大してしまった。そして竹内選手は、開幕戦に続いて2位でフィニッシュ。安原選手が3位で、今季初表彰台に登壇した。


LADIESResult

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 川井 麻央 T.E.SPORT HONDA `18:43.893  
2位 竹内 優菜 TEAM HAMMER ホンダ学園 HONDA `18:54.306 Dunlop ユーザー
3位 安原 さや 名阪レーシング YAMAHA `18:57.167 Dunlop ユーザー
4位 久保 まな SRM マウンテンライダーズ SUZUKI `19:02.136 Dunlop ユーザー
5位 本田 七海 TEAM KOH-Z YAMAHA `19:13.551 Dunlop ユーザー
6位 勝股 七海 Team ITOMO HONDA `19:15.247 Dunlop ユーザー

LADIESPoint

順位 選手名 チーム メーカー ポイント
1位 竹内 優菜 TEAM HAMMER ホンダ学園 HONDA 44 Dunlop ユーザー
2位 久保 まな SRM マウンテンライダーズ SUZUKI 43 Dunlop ユーザー
3位 川井 麻央 T.E.SPORT HONDA 39  
4位 本田 七海 TEAM KOH-Z YAMAHA 36 Dunlop ユーザー
5位 勝股 七海 Team ITOMO HONDA 33 Dunlop ユーザー
8位 神田橋 芽 グリーンクラブ ピュアテックレーシング KAWASAKI 22 Dunlop ユーザー

※第2戦終了時点