• 天気:晴れ
  • 気温:27度
  • 観客:3,491(2日間)人

IA1

小方誠選手が約2年ぶりの優勝&両ヒート制覇!

  • 天気:晴れ
  • 気温:27度
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全日本モトクロス選手権の今季第3戦は、今年も春のみの年1回開催となる中国大会。昨年までと同じく、広島県南東部の高原エリアに位置する世羅グリーンパーク弘楽園を舞台に実施された。丘陵部のアップダウンを生かしてレイアウトされたコースは、ハイスピードなレイアウトとハードパックな路面で知られてきた。そして今大会の直前には、比較的大規模なコース改修が施され、これまでの特徴も生かしながら、コースの伸長やジャンプの増設などにより、テクニカルな要素も追加。路面に関しても、土の搬入によるある程度の改善が図られた。天候は土日とも晴れで、路面はドライコンディション。決勝日の最高気温は27度で、高原の爽やかさ以上に強い日差しによる暑さを感じさせられる大会となった。

最高峰クラスの決勝ヒート1では、ホンダのマシンを駆る田中雅己選手(#113)とホンダファクトリーチームの山本鯨選手(#400)が好スタート。しかし山本選手は転倒して、1周目11番手からの追い上げとなった。さらに田中選手は、5周目にトップの座を明け渡すと、6周目に入ったところでマシントラブルによりリタイアとなった。これにより3番手に浮上したのは、カワサキファクトリーマシンを駆る小方誠選手(#10)。レース終盤、先頭集団は3台の接戦となり、この中で小方選手はラスト2周の15周目にトップへ浮上した。そして最後は後続を振り切り、小方選手がトップでチェッカー。約2年ぶりかつカワサキに乗り替えてからは初となる勝利を収めた。山本選手は4位まで追い上げてフィニッシュ。カワサキに乗る星野裕選手(#8)が6位に入った。

決勝ヒート2も、ホールショットは田中選手。これに小方選手と山本選手が続いた。序盤からハイペースで走る田中選手に対して、これを上回る速さを披露したのは小方選手。8連ジャンプを3回で跳ぶアドバンテージを生かし、1周目でトップに浮上した。すると小方選手は、徐々にリードを拡大していった。2番手争いでは、3周目に山本選手が田中選手をパス。その直後、田中選手はジャンプで転倒して、そのままリタイアとなった。さらに、6周目にも上位勢に転倒があったことから、4周目から3番手争いに加わっていた星野選手が3番手。レース終盤まで順位を守った。そしてレースは、小方選手が最後までリードを保ってトップチェカー。山本選手が2位に入り、ダンロップ勢がワン・ツー・フィニッシュを達成した。星野選手は4位となった。

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IA1 HEAT1Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 小方 誠 カワサキ チームグリーン KAWASAKI `33.09.050 Dunlop ユーザー
2位 成田 亮 Team HRC HONDA `33.20.259  
3位 新井 宏彰 カワサキ チームグリーン KAWASAKI `33.24.248  
4位 山本 鯨 Team HRC HONDA `33.37.591 Dunlop ユーザー
6位 星野 裕 グリーンクラブ八尾カワサキ with ANNEX CLUB KAWASAKI `33.42.871 Dunlop ユーザー
12位 長門 健一 チーム サクライ with ワキレーシング HONDA `35.04.268 Dunlop ユーザー

IA1 HEAT2Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 小方 誠 カワサキ チームグリーン KAWASAKI `33.22.350 Dunlop ユーザー
2位 山本 鯨 Team HRC HONDA `33.31.970 Dunlop ユーザー
3位 新井 宏彰 カワサキ チームグリーン KAWASAKI `33.37.534  
4位 星野 裕 グリーンクラブ八尾カワサキ with ANNEX CLUB KAWASAKI `33.42.822 Dunlop ユーザー
10位 長門 健一 チーム サクライ with ワキレーシング HONDA `35.12.757 Dunlop ユーザー
12位 大石 一斗 グリーンクラブREAL RIDE with ピュアテック KAWASAKI `33.57.595 Dunlop ユーザー

IA1Point

順位 選手名 チーム メーカー ポイント
1位 成田 亮 Team HRC HONDA 125  
2位 山本 鯨 Team HRC HONDA 120 Dunlop ユーザー
3位 小方 誠 カワサキ チームグリーン KAWASAKI 119 Dunlop ユーザー
9位 星野 裕 グリーンクラブ八尾カワサキ with ANNEX CLUB KAWASAKI 68 Dunlop ユーザー
14位 田中 雅己 TEAM ナカキホンダ HONDA 44 Dunlop ユーザー
15位 池谷 優太 SRF TEAM REDZONE SUZUKI 43 Dunlop ユーザー

※第3戦終了時点


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  • 観客:3,491(2日間)人

IA2

古賀太基選手が両ヒート2位、岡野聖選手が両ヒート3位!

  • 天気:晴れ
  • 気温:27度
  • 観客:3,491(2日間)人

おもに4スト250ccマシンが参戦するIA2クラスでは、前戦ヒート1で今季初優勝を決めた小川孝平選手(#912)が、予選日朝の練習走行でクラッシュしてカラダにダメージを負い、決勝を走ることができなかった。決勝ヒート1で、序盤からレースをけん引したのはポイントリーダーの古賀太基選手(#922)。ホールショットの大城魁之輔選手(#02)を3周目にパスすると、トップの座を守った。しかしその背後には、1台のライバルがつけ、古賀選手はこれを振り切れない状態。レース終盤に激しさを増したバトルの際に古賀選手は転倒を喫し、2位でフィニッシュした。大城選手は、レースが後半に入るところまで3番手を守ったが、植田翔太選手(#37)を攻略した岡野聖選手(#30)が迫り、9周目に逆転。その後にリードを奪った岡野選手が3位、大城選手が4位、植田選手が5位となった。

決勝ヒート2では、ハドリー・ナイト選手(#777)がスタートダッシュで2番手の好位置を確保。これを古賀選手が僅差で追い、さらに岡野選手が続いた。早めにナイト選手を攻略してトップを追いたい古賀選手に対して、ナイト選手は2周目に自己ベストラップタイムを叩き出して応戦。3周目まで2番手を守った。4周目、古賀選手がナイト選手を抜き、抜かれたナイト選手はミスにより6番手まで後退。古賀選手と岡野選手と渡辺祐介選手(#31)が、接近戦を繰り広げながら10秒近く先行するトップを追った。レースが終盤を迎えた11周目、渡辺選手は転倒を喫して10秒ほど遅れ、2番手争いが古賀選手と岡野選手に絞られると、2台はトップとの距離を少し縮めながら接近戦。そして最終ラップで、岡野選手が古賀選手に迫った。しかし順位は変わらず、古賀選手が2位、岡野選手が3位でゴール。渡辺選手は4位でチェッカーを受けた。

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IA2 HEAT1Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 勝谷 武史 Team HRC HONDA `33.31.032 Dunlop ユーザー
2位 古賀 太基 N.R.T. HONDA `33.41.503 Dunlop ユーザー
3位 岡野 聖 フライングドルフィン サイセイ YAMAHA `33.58.160 Dunlop ユーザー
4位 大城 魁之輔 TEAM HAMMER ホンダ学園 HONDA `34.03.426 Dunlop ユーザー
5位 植田 翔太 グリーンクラブ八尾カワサキ with ANNEX CLUB KAWASAKI `34.06.648 Dunlop ユーザー
6位 池本 凌汰 SRM マウンテンライダーズ SUZUKI `34.11.264 Dunlop ユーザー

IA2 HEAT2Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 勝谷 武史 Team HRC HONDA `33.30.387 Dunlop ユーザー
2位 古賀 太基 N.R.T. HONDA `33.32.852 Dunlop ユーザー
3位 岡野 聖 フライングドルフィン サイセイ YAMAHA `33.33.219 Dunlop ユーザー
4位 渡辺 祐介 YAMAHA FACTORY RACING TEAM YAMAHA `34.02.681 Dunlop ユーザー
5位 池本 凌汰 SRM マウンテンライダーズ SUZUKI `34.18.310 Dunlop ユーザー
7位 ハドリー・ナイト KTMうず潮レーシング福山 KTM `34.36.403 Dunlop ユーザー

IA2Point

順位 選手名 チーム メーカー ポイント
1位 古賀 太基 N.R.T. HONDA 134 Dunlop ユーザー
2位 岡野 聖 フライングドルフィン サイセイ YAMAHA 114 Dunlop ユーザー
3位 安原 志 グリーンクラブ八尾カワサキ with ANNEX CLUB KAWASAKI 91 Dunlop ユーザー
4位 小川 孝平 Team ITOMO HONDA 89 Dunlop ユーザー
5位 渡辺 祐介 YAMAHA FACTORY RACING TEAM YAMAHA 89 Dunlop ユーザー
6位 北原 岳哲 グリーンクラブ&パーク神戸RT KAWASAKI 77 Dunlop ユーザー

※第3戦終了時点


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  • 気温:27度
  • 観客:3,491(2日間)人

LADIES

竹内優菜選手が安定感のある走りで今季初優勝!

  • 天気:晴れ
  • 気温:27度
  • 観客:3,491(2日間)人

決勝レースでホールショットを奪ったのは勝股七海選手(#9)。開幕から2戦連続2位の竹内優菜選手(#2)が追うと、オープニングラップで竹内選手が逆転に成功した。トップに浮上した竹内選手は、リスクを負わない堅実な走りを続けながらもリードを拡大。序盤の2周で、約8秒のアドバンテージを築いた。勝股選手は、2周目に3番手に後退。その後はポジションを守っていたが、レースが残り3周となった5周目に転倒して11番手に後退した。

レース中盤、竹内選手に対して2番手のライダーが徐々に距離を詰め、ラストラップを迎えたころには接近戦に発展。するとここで、それまで安定した走りを心がけていた竹内選手が、コーナーのインを閉めながらもペースを上げた。そして竹内選手は、迫るライバルに落ち着いた対処を続けてトップチェッカー。今季初優勝を挙げた。また3位表彰台には、1周目7番手とやや出遅れながら、着実に追い上げた久保まな選手(#5)が入賞した。


LADIESResult

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 竹内 優菜 TEAM HAMMER ホンダ学園 HONDA `17:27.321 Dunlop ユーザー
2位 畑尾 樹璃 T.E.SPORT SHOWA HONDA `17:30.406  
3位 久保 まな SRM マウンテンライダーズ SUZUKI `17:52.324 Dunlop ユーザー
4位 神田橋 芽 グリーンクラブ ピュアテックレーシング KAWASAKI `17:57.901 Dunlop ユーザー
5位 本田 七海 TEAM KOH-Z YAMAHA `18:05.103 Dunlop ユーザー
6位 清水 夕稀 TEAM HAMMER HONDA `18:20.496 Dunlop ユーザー

LADIESPoint

順位 選手名 チーム メーカー ポイント
1位 竹内 優菜 TEAM HAMMER ホンダ学園 HONDA 69 Dunlop ユーザー
2位 久保 まな SRM マウンテンライダーズ SUZUKI 63 Dunlop ユーザー
3位 川井 麻央 T.E.SPORT HONDA 53  
4位 本田 七海 TEAM KOH-Z YAMAHA 52 Dunlop ユーザー
5位 勝股 七海 Team ITOMO HONDA 45 Dunlop ユーザー
8位 神田橋 芽 グリーンクラブ ピュアテックレーシング KAWASAKI 40 Dunlop ユーザー

※第3戦終了時点