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IA1

小方誠選手と山本鯨選手が再び優勝を分け合う!

  • 天気:晴れ
  • 気温:29度
  • 観客:2,600(2日間)人

再び1ヵ月半近いインターバルを挟んだ全日本モトクロス選手権は、本格的なシーズン後半戦のスタートを告げる第6戦。ふたつの丘にまたがるようにレイアウトされた、ダイナミックかつテクニカルな構成を特徴とする宮城県のスポーツランドSUGOで、今季2回目となる全日本が開催された。朝まで降った雨の影響で、土曜日朝のコースはマディコンディション。大坂のショートカットや練習走行時間の短縮など、対応策が取られた。しかしその後、強い日差しによって路面状況は一気に回復。予選および決勝は、ドライコンディションで実施された。コースレイアウトは、今季第4戦とほぼ同じ。決勝日の最高気温は29度。猛暑にはならなかったが、ライダーにとっては暑さとも戦わなければならないレースとなった。

最高峰クラスとなるIA1は、前戦でホンダファクトリーチームの山本鯨選手(#400)がランキングトップに浮上。これをカワサキトップチームの小方誠選手(#10)が追う、ダンロップ勢による王者争いとなっている。今大会の決勝ヒート1では、その山本選手と小方選手が、序盤から三つ巴のバトルとなったトップグループに加わり、優勝を争った。4周目、集団の中で山本選手がトップに立ち、小方選手は3番手で様子をうかがう展開。レース中盤の8周目、山本選手が転倒して3番手に後退すると、翌周には小方選手がトップ浮上を果たした。レース後半、粘るライバルふたりに対して、小方選手も確実に順位を守って周回。レースは17周でチェッカーとなり、小方選手が今季6勝目を挙げた。山本選手は、14周目に順位を上げて2位となった。

また小方選手と山本選手が同点に並んで迎えた決勝ヒート2では、山本選手がホールショットを奪い、これに小方選手が続く展開。レース序盤から、このふたりにもう1台を加えた3台が、4番手以下を大きく引き離していく展開となった。4周目、山本選手はリズムセクションでスピードを緩め、小方選手が先行。山本選手は、小方選手をマークした。レースが中盤に入ると、3番手の選手が遅れたことから、優勝争いは小方選手と山本選手のマッチレースに。山本選手は、小方選手から近い位置でプレッシャーを与え続けた。すると12周目、小方選手がミスを喫してストップ。この間に山本選手が逆転し、そのままトップでゴールした。小方選手は2位。この結果、ポイントランキングでは依然として山本選手が小方選手を3点リードしている。

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IA1 HEAT1Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 小方 誠 カワサキ チームグリーン KAWASAKI `33.36.738 Dunlop ユーザー
2位 山本 鯨 Team HRC HONDA `33.40.989 Dunlop ユーザー
3位 成田 亮 Team HRC HONDA `33.42.752  
7位 田中 雅己 TEAM ナカキホンダ HONDA `34.36.232 Dunlop ユーザー
9位 星野 裕 グリーンクラブ八尾カワサキ with ANNEX CLUB KAWASAKI `34.58.837 Dunlop ユーザー
13位 長門 健一 チーム サクライ with ワキレーシング HONDA `33.58.846 Dunlop ユーザー

IA1 HEAT2Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 山本 鯨 Team HRC HONDA `33.41.795 Dunlop ユーザー
2位 小方 誠 カワサキ チームグリーン KAWASAKI `33.49.267 Dunlop ユーザー
3位 新井 宏彰 カワサキ チームグリーン KAWASAKI `33.58.076  
7位 星野 裕 グリーンクラブ八尾カワサキ with ANNEX CLUB KAWASAKI `34.17.859 Dunlop ユーザー
8位 池谷 優太 SRF TEAM REDZONE SUZUKI `34.39.507 Dunlop ユーザー
10位 田中 雅己 TEAM ナカキホンダ HONDA `34.58.012 Dunlop ユーザー

IA1Point

順位 選手名 チーム メーカー ポイント
1位 山本 鯨 Team HRC HONDA 256 Dunlop ユーザー
2位 小方 誠 カワサキ チームグリーン KAWASAKI 253 Dunlop ユーザー
3位 成田 亮 Team HRC HONDA 239  
8位 星野 裕 グリーンクラブ八尾カワサキ with ANNEX CLUB KAWASAKI 147 Dunlop ユーザー
12位 田中 雅己 TEAM ナカキホンダ HONDA 90 Dunlop ユーザー
13位 池谷 優太 SRF TEAM REDZONE SUZUKI 85 Dunlop ユーザー

※第6戦終了時点


  • 天気:晴れ
  • 気温:29度
  • 観客:2,600(2日間)人

IA2

古賀太基選手と渡辺祐介選手のポイント差は変わらず!

  • 天気:晴れ
  • 気温:29度
  • 観客:2,600(2日間)人

IA2クラスの決勝ヒート1、スタート直後の1コーナーでは、チャンピオン争いを繰り広げる古賀太基選手(#922)と渡辺祐介選手(#31)が激しい主導権争い。これで渡辺選手が転倒し、古賀選手が先頭に立った。同じくダンロップタイヤを履く岡野聖選手(#30)、小川孝平選手(#912)、安原志選手(#17)が続き、この4名が序盤から後続を引き離す展開。その中で小川選手が、3周目に岡野選手を攻略すると、古賀選手に肉迫した。そして5周目に入ったところで、小川選手が先行。前が開けた小川選手は、翌周から徐々にリードを広げ、最終的には16周のレースを独走で勝利した。古賀選手と岡野選手と安原選手による2番手争いは、レース中盤に安原選手が転倒で脱落し、終盤にペースが落ちた古賀選手を岡野選手が逆転。岡野選手が2位、古賀選手が3位、安原選手が4位でチェッカーを受けた。

決勝ヒート2でホールショットを奪ったのは、ヒート1ではスタート直後にほぼ最後尾まで後退しながら、6位まで追い上げてタイトル争いに望みをつないだ渡辺選手。これに古賀選手、岡野選手、安原選手が続いた。ヒート1優勝の小川選手は、1周目に2度のクラッシュ。足を負傷してリタイアとなった。レースは、序盤から渡辺選手がリードを拡大して、徐々に独走態勢。古賀選手と岡野選手と安原選手は、再び僅差の2番手争いを繰り広げることになった。レース中盤、この集団から安原選手が遅れ、古賀選手と岡野選手はドッグファイトを継続。するとレースが残り4周となった14周目、古賀選手が転倒により4番手に順位を落とした。しかし古賀選手は、最終ラップに安原選手を逆転。レースは渡辺選手が優勝し、岡野選手が再び2位で総合優勝、古賀選手が3位、安原選手が4位となった。

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IA2 HEAT1Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 小川 孝平 Team ITOMO HONDA `32.14.808 Dunlop ユーザー
2位 岡野 聖 フライングドルフィン サイセイ YAMAHA `32.30.727 Dunlop ユーザー
3位 古賀 太基 N.R.T. HONDA `32.36.791 Dunlop ユーザー
4位 安原 志 グリーンクラブ八尾カワサキ with ANNEX CLUB KAWASAKI `33.00.014 Dunlop ユーザー
6位 渡辺 祐介 YAMAHA FACTORY RACING TEAM YAMAHA `33.10.844 Dunlop ユーザー
7位 横澤 拓夢 N.R.T. HONDA `33.27.617 Dunlop ユーザー

IA2 HEAT2Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 渡辺 祐介 YAMAHA FACTORY RACING TEAM YAMAHA `34.09.084 Dunlop ユーザー
2位 岡野 聖 フライングドルフィン サイセイ YAMAHA `34.25.387 Dunlop ユーザー
3位 古賀 太基 N.R.T. HONDA `34.30.173 Dunlop ユーザー
4位 安原 志 グリーンクラブ八尾カワサキ with ANNEX CLUB KAWASAKI `34.31.384 Dunlop ユーザー
6位 横澤 拓夢 N.R.T. HONDA `35.07.659 Dunlop ユーザー
7位 内田 篤基 Team SSC SUZUKI `35.21.270 Dunlop ユーザー

IA2Point

順位 選手名 チーム メーカー ポイント
1位 古賀 太基 N.R.T. HONDA 234 Dunlop ユーザー
2位 渡辺 祐介 YAMAHA FACTORY RACING TEAM YAMAHA 226 Dunlop ユーザー
3位 小川 孝平 Team ITOMO HONDA 194 Dunlop ユーザー
4位 岡野 聖 フライングドルフィン サイセイ YAMAHA 193 Dunlop ユーザー
5位 安原 志 グリーンクラブ八尾カワサキ with ANNEX CLUB KAWASAKI 189 Dunlop ユーザー
6位 北原 岳哲 グリーンクラブ&パーク神戸RT KAWASAKI 129 Dunlop ユーザー

※6戦終了時点


  • 天気:晴れ
  • 気温:29度
  • 観客:2,600(2日間)人

LADIES

久保まな選手がトップに迫って2位表彰台に!

  • 天気:晴れ
  • 気温:29度
  • 観客:2,600(2日間)人

ランキングトップで今大会を迎えた竹内優菜選手(#2)が、オープニングラップを2番手でクリア。竹内選手と10ポイント差のランキング2番手で今大会を迎えた久保まな選手(#5)が続くと、2周目には竹内選手と久保選手は、3台によるトップグループに加わった。3周目、竹内選手と久保選手はトップのリード拡大を許し、両者の後方には本田七海選手(#6)が接近。3台による僅差の2番手争いを繰り広げ、4周目には本田選手が久保選手を抜いた。

さらに翌周、本田選手は竹内選手をパスして、2番手集団の先頭に。ところが翌周、転倒を喫した本田選手は4番手に順位を下げてしまった。さらに、本田選手の転倒で2番手に返り咲いた竹内選手も転倒し、これで久保選手が2番手、本田選手が3番手、竹内選手は7番手となった。久保選手は、レースが残り2周となった7周目にトップとの差を約4秒に詰め、2位でフィニッシュ。本田選手が3位となった。ランキングでは、久保選手がトップの竹内選手に2点差まで迫った。


LADIESResult

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 畑尾 樹璃 T.E.SPORT SHOWA HONDA `18.15.240  
2位 久保 まな SRM マウンテンライダーズ SUZUKI `18.21.995 Dunlop ユーザー
3位 本田 七海 TEAM KOH-Z YAMAHA `18:27.599 Dunlop ユーザー
4位 安原 さや 名阪レーシング YAMAHA `18.33.218 Dunlop ユーザー
6位 竹内 優菜 TEAM HAMMER ホンダ学園 HONDA `18.40.140 Dunlop ユーザー
7位 神田橋 芽 グリーンクラブ ピュアテックレーシング KAWASAKI `18.54.563 Dunlop ユーザー

LADIESPoint

順位 選手名 チーム メーカー ポイント
1位 竹内 優菜 TEAM HAMMER ホンダ学園 HONDA 125 Dunlop ユーザー
2位 久保 まな SRM マウンテンライダーズ SUZUKI 123 Dunlop ユーザー
3位 本田 七海 TEAM KOH-Z YAMAHA 100 Dunlop ユーザー
5位 神田橋 芽 グリーンクラブ ピュアテックレーシング KAWASAKI 80 Dunlop ユーザー
7位 安原 さや 名阪レーシング YAMAHA 78 Dunlop ユーザー
8位 勝股 七海 Team ITOMO HONDA 70 Dunlop ユーザー

※6戦終了時点