• 天気:曇り
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IA-1

岡野聖選手が、最高峰クラスでは自身初となる表彰台登壇

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年間8戦で競われる全日本モトクロス選手権シリーズは、シーズン後半戦を迎え、第5戦東北大会が岩手県の藤沢スポーツランドで開催された。宮城との県境に近い岩手県南部に位置するコースは、小高い山の斜面にレイアウト。林の中を縫うようなセクションも多く持ち、その美しさにも定評がある。今大会直前に大量の土砂を搬入しながら整備が施され、再びサンド質に近い路面に戻された。降雨が心配された天気は、週末になって回復。各クラスの予選などが実施された土曜日の朝は、コースの砂に大量の水が含まれた状態だったが、強い日差しと30度近い気温により、一気にドライ化していった。翌決勝日は、どんよりとした曇り空となったが、1日を通して降雨はなく、涼しくて過ごしやすい気温となった。

4スト450ccマシンで競われる全日本最高峰クラスのIA1は、ランキング3番手につけていたカワサキトップチームの小方誠選手(#4)が、練習中のケガにより欠場となった。決勝ヒート1のダンロップ勢では、スズキのマシンを駆る深谷広一選手(#51)が、1周目を3番手でクリア。ヤマハトップチームから参戦する岡野聖選手(#8)は、同5番手からの戦いとなった。レースが中盤に入ると、深谷選手を先頭に3台が僅差で続く3番手争いが勃発。深谷選手は、5~6周にわたって順位を守ったが、12周目に1台の先行を許した。さらに翌周、岡野選手も深谷選手の攻略に成功。レースは17周でチェッカーとなり、深谷選手を振り切った岡野選手が2位まで約4秒差の4位、深谷選手は5位でフィニッシュした。

決勝ヒート2では、スタート直後に深谷選手が転倒。最後尾でレースを開始する厳しい展開となった。一方、岡野選手は好スタートを決めて、オープニングラップを3番手でクリア。レース序盤から中盤にかけ、トップと2番手のライダーを2~3秒ほど後方でマークした。8周目あたりから岡野選手はややペースを落とし、トップグループからは脱落したが、後続とは大きな差がある状態。そのまま単独走行を続けた岡野選手は3位でゴールして、全日本最高峰クラスでは自身初となる表彰台登壇を果たした。一方、深谷選手はレース終盤まで追い上げを続けて、8位まで順位を回復してフィニッシュ。スズキのマシンを駆る小林秀真選手(#46)が、ミスにより一時は16番手まで順位を落としながらも6位に入った。


IA-1 ヒート1Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 成田 亮 Team HRC HONDA `33.30.805
2位 山本 鯨 Team HRC HONDA `34.05.648
3位 小島 庸平 Bells Racing/SoCalMXTF HONDA `34.08.370
4位 岡野 聖 TEAM YAMALUBE YAMAHA RACING YAMAHA `34.09.421 Dunlop ユーザー
5位 深谷 広一 SRF Team SBE SUZUKI `34.21.725 Dunlop ユーザー
8位 小林 秀真 SRMマウンテンライダーズ SUZUKI `34.43.321 Dunlop ユーザー

IA-1 ヒート2Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 山本 鯨 Team HRC HONDA `33.19.966
2位 成田 亮 Team HRC HONDA `33.20.520
3位 岡野 聖 TEAM YAMALUBE YAMAHA RACING YAMAHA `34.14.873 Dunlop ユーザー
4位 小林 秀真 SRMマウンテンライダーズ SUZUKI `34.37.539 Dunlop ユーザー
5位 深谷 広一 SRF Team SBE SUZUKI `34.45.247 Dunlop ユーザー
6位 星野 裕 TEAM HAMMER HONDA `34.46.124 Dunlop ユーザー


レディース

本田七海選手が序盤からトップを守って連勝!

ホールショットを奪ったのは、ポイントリーダーとして今大会を迎えた本田七海選手(#6)。ランキング4番手ながら本田選手とわずか10点差につけていた竹内優菜選手(#4)は、本田選手を追って3番手走行中だった1周目に転倒。勝股七海選手(#7)に次ぐ4番手でオープニングラップをクリアしたが、本田選手からは約9秒も遅れてしまった。レース序盤、数秒差でライバルからマークを受けながらも、本田選手は焦ることなくトップを快走した。

すると4周目、2番手の選手が転倒。これにより本田選手は、2周目に勝股選手を抜いた竹内選手を約7秒リードする単独走行になった。レース終盤、竹内選手は本田選手との距離を縮めたが、接近戦となるよりも先に、8周終了時点でレースはチェッカー。本田選手が今季3勝目を挙げ、竹内選手が2位となった。勝股選手は、ケガをしている手に負担を与えないスムーズなライン取りを貫いて4位。本田選手のポイントリードは13点に拡大した。


レディース決勝Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 本田 七海 TEAM KOH-Z YAMAHA `17.35.186 Dunlop ユーザー
2位 竹内 優菜 TEAM HAMMER ホンダ学園 HONDA `17.38.608 Dunlop ユーザー
3位 川井 麻央 T.E.SPORT HONDA `17.59.037
4位 勝股 七海 Team ITOMO HONDA `18.27.836 Dunlop ユーザー
5位 田端 紗名 YSP横浜南 YAMAHA `18.42.155 Dunlop ユーザー
6位 神田橋 芽 グリーンクラブ ピュアテックレーシング KAWASAKI `18.43.520 Dunlop ユーザー


IA-2

ヒート1は大倉由揮選手、ヒート2は横山遥希選手が制す!

4スト250ccマシンが参戦するIA2クラスの決勝ヒート1は、スタート直後のマルチクラッシュにより仕切り直しとなった。このアクシデントには、ランキング3番手で今大会を迎えた平田優選手(#81)も含まれていたが、平田選手は再スタートのグリッドに整列。ところがここでエンジンがストップして、そのままリタイアとなった。レースは、ホールショットの手操将志選手(#49)が4周目に3番手まで後退。代わりに2番手へ浮上した大倉由揮選手(#36)が、翌周にトップ浮上を果たした。ここから最終ラップとなった17周目まで、大倉選手はライバルから僅差で迫られたまま。しかし意地の走りで順位を守り続け、勝利を手にした。今大会をランキングトップで迎えた横山遥希選手(#386)は、1度目のスタート時はホールショットだったが、2度目は出遅れて1周目7番手。しかし鋭い追い上げで2位フィニッシュを果たした。

決勝ヒート2では、横山選手がホールショット。手操選手が2番手で続くと、マシン修復が間に合った平田選手が、スタート直後から積極的に順位を上げて3番手で1周目をクリアした。レース序盤は、ハイペースで走る横山選手を、2~3秒差で手操選手がマークし、さらにこの手操選手を平田選手が同じく数秒差で追走。しかし8周目から手操選手のペースが大きく落ち、これで横山選手のリードが拡大していった。逆に平田選手は、手操選手との距離を詰め、僅差の2番手争いがスタート。11周目に、平田選手が先行した。レースは、最後まで逃げ切った横山選手が第2戦以来となる今季4勝目。平田選手は追いすがる後続との距離を保ち、2位でフィニッシュした。ラストラップに、1周目8番手から追い上げてきた大倉選手が手操選手をパス。大倉選手が4位、このバトルで転倒した手操選手が5位となった。


IA-2 ヒート1Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 大倉 由揮 YAMALUBE RACING TEAM YAMAHA `33.38.798 Dunlop ユーザー
2位 横山 遥希 グリーンクラブ&パーク神戸RT KAWASAKI `33.39.571 Dunlop ユーザー
3位 鳥谷部 晃太 YAMALUBE RACING TEAM YAMAHA `33.39.899
5位 手操 将志 SRM マウンテンライダーズ SUZUKI `34.13.750 Dunlop ユーザー
6位 鈴村 英喜 TEAM HAMMER HONDA `34.15.846 Dunlop ユーザー
7位 鴨田 翔 SRM マウンテンライダーズ SUZUKI `34.20.999 Dunlop ユーザー

IA-2 ヒート2Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 横山 遥希 グリーンクラブ&パーク神戸RT KAWASAKI `33.30.873 Dunlop ユーザー
2位 平田 優 Team abe-G YAMAHA `33.35.142 Dunlop ユーザー
3位 鳥谷部 晃太 YAMALUBE RACING TEAM YAMAHA `33.37.967
4位 大倉 由揮 YAMALUBE RACING TEAM YAMAHA `33.41.388 Dunlop ユーザー
5位 手操 将志 SRM マウンテンライダーズ SUZUKI `33.50.418 Dunlop ユーザー
7位 森 優介 Team ITOMO HONDA `34.21.355 Dunlop ユーザー