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IA-1

能塚智寛選手が今季初優勝を挙げ、3ヒートすべて表彰台

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全7戦で競われる2022年の全日本モトクロス選手権シリーズ。その第2戦関東大会が、埼玉県のウエストポイント オフロードヴィレッジで開催された。荒川と入間川に挟まれたアップダウンがほとんどない河川敷に設けられたコースは、狭いエリアにタイトターンとジャンプを多数配した、スーパークロス風のレイアウトが特徴。昨春の全日本開催時と比べて、各セクションにリセッティングが施されている。
各クラスの予選が実施された土曜日の朝にかけ、大量の雨が降ったことから、予選日はマディコンディションとなった。このため予選日は、インフィールドをすべてショートカットして温存。決勝日に向けて入念なコース整備が実施された。その決勝日は、泥を排除して硬い路面を露出させたことから、スリッピーではあるがかなり走りやすい状態。その後、徐々に路面は乾き、お昼ごろにはほぼベストコンディションとなった。


最高峰のIA1クラスは、今季初の3ヒート制を導入。レース時間は通常の半分となる15分+1周に設定された。そのヒート1では、カワサキファクトリーチームから参戦する能塚智寛選手(#3)が、スタート直後に11番手と出遅れる苦しい展開。能塚選手はすぐに追い上げを開始し、1周目をホンダに乗る小方誠選手(#5)に次ぐ8番手でクリアした。2周目以降、小方選手と能塚選手は揃って順位を上げ、3周目には小方選手が4番手、能塚選手が5番手。その後、両者は3番手の選手に肉迫した。
そして8周目に入ったところで、なおも3番手浮上を狙っていた小方選手に能塚選手が接触。これで小方選手が転倒して7番手に後退した。一方で能塚選手は、再び前との距離を詰め、ラスト2周となった10周目に3番手浮上。勢いを保った能塚選手はさらに前を追い、ラストラップにライバルの攻略に成功して2位でチェッカーを受けた。小方選手は7位だった。


決勝ヒート2では、スタート直後に小方選手が2番手、カワサキのマシンを駆る安原志選手(#10)が3番手の好位置を確保。さらに後方から能塚選手が追い上げてきて、1周目を能塚選手が2番手、小方選手が3番手、安原選手が4番手でクリアした。2周目以降、安原選手はやや遅れ、これで能塚選手と小方選手を含む3台が僅差のトップグループに。ところが4周目、右タイトターンで小方選手がバランスを崩し、転倒は免れたが能塚選手からは4秒ほど遅れてしまった。
レース後半、能塚選手はトップと2~3秒差での走行を続け、7周目にはやや距離を詰めるシーンもあったが、勝負に持ち込めるところまでは近づくことができず。レースは11周でチェッカーとなり、能塚選手は再び2位でチェッカーを受けた。中盤に能塚選手との距離を広げられてしまった小方選手は、単独走行を続けて3位フィニッシュ。安原選手は6位でゴールした。


決勝ヒート3では、能塚選手がオープニングラップを3番手でクリア。小方選手も同5番手の好位置を確保した。2周目、能塚選手は1台の先行を許したが、すぐに再逆転して3番手をキープ。3周目には、能塚選手らの集団が2番手のライダーを飲み込み、4台による2番手争いが繰り広げられた。ここで先行した能塚選手は、背後に1台を引き連れつつ、2~3秒ほど前を走るトップを追った。
一方、小方選手は同じくここをホームコースとするライバルの攻略に手間取り、6周目に4番手へと浮上したときには、前とのギャップは約6秒に拡大していた。7周目、能塚選手がトップに浮上。その後、能塚選手の背後にはヒート2の優勝ライダーが迫り、マッチレースの展開となった。しかし動じることなく能塚選手は自分の走りを貫き、今季初優勝を挙げた。小方選手は4位。参加選手で唯一、全ヒートで表彰台に立った能塚選手が総合優勝を獲得している。

IA-1 ヒート1Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 星野 優位 bLU cRU Racing Team TAKA / STAR racing 166 YAMAHA `17.23.368
2位 能塚 智寛 Team Kawasaki R&D KAWASAKI `17.23.740 Dunlop ユーザー
3位 大倉 由揮 Honda Dream Racing Bells HONDA `17.26.257
7位 小方 誠 TEAM HAMMER HONDA `17.37.525 Dunlop ユーザー
10位 安原 志 八尾カワサキ with ANNEXCLUB KAWASAKI `17.55.014 Dunlop ユーザー
12位 池本 凌汰 KTMうず潮レーシング福山 KTM `18.07.661 Dunlop ユーザー

IA-1 ヒート2Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 富田 俊樹 YAMAHA FACTORY RACING TEAM YAMAHA `17.24.640
2位 能塚 智寛 Team Kawasaki R&D KAWASAKI `17.27.720 Dunlop ユーザー
3位 小方 誠 TEAM HAMMER HONDA `17.38.122 Dunlop ユーザー
6位 安原 志 八尾カワサキ with ANNEXCLUB KAWASAKI `17.59.853 Dunlop ユーザー
12位 池本 凌汰 KTMうず潮レーシング福山 KTM `18.10.313 Dunlop ユーザー
17位 鈴木 龍星 TEAM HAMMER HONDA `18.38.860 Dunlop ユーザー

IA-1 ヒート3Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 能塚 智寛 Team Kawasaki R&D KAWASAKI `17.38.776 Dunlop ユーザー
2位 富田 俊樹 YAMAHA FACTORY RACING TEAM YAMAHA `17.39.645
3位 大城 魁之輔 Honda Dream Racing Bells HONDA `17.51.961
4位 小方 誠 TEAM HAMMER HONDA `17.54.095 Dunlop ユーザー
13位 鈴木 龍星 TEAM HAMMER HONDA `18.48.269 Dunlop ユーザー
14位 平山 力 RC弘前&TSFレーシング KAWASAKI `18.59.180 Dunlop ユーザー


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IA-2

ダンロップ勢が表彰台を独占して圧倒的強さを誇示

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開幕戦では15分+1周の3ヒート制が用いられた、4スト250ccと2スト125ccがエントリーする若手中心のIA2クラスは、今大会ではいつもどおりの30分+1周で競われた。開幕戦で3ヒート連続3位となった中島漱也選手(#5)は、大会前の練習で負傷して今大会を欠場。迎えた決勝ヒート1では、田中淳也選手(#05)と鴨田翔選手(#11)が好スタートを決めると、1周目を鴨田選手がトップ、田中選手が3番手、浅井亮太選手(#21)が4番手、西條悠人選手(#7)が6番手でクリアした。
ヤマハファクトリーチームから全日本にフル参戦するジェイ・ウィルソン選手は、やや出遅れながらも追い上げて1周目7番手。ところが2周目に転倒して、14番手まで順位を下げた。レース序盤、トップの鴨田選手は約5秒のリードを確保。その後はほぼこれをキープした。激しい追い上げで7周目には3番手に浮上したウィルソン選手は、9周目に再び転倒。それでもすぐに復帰し、12周目に浅井選手を抜いて2番手となった。この段階で鴨田選手はなおも約5秒のリード。しかしウィルソン選手が追いつき、16周目に逆転した。そしてレースは20周でチェッカー。ウィルソン選手が優勝、鴨田選手がIA初表彰台となる2位、浅井選手が3位に入賞した。

決勝ヒート2では鈴村英喜選手(#9)がホールショットを奪い、鴨田選手や西條選手らが追う展開。しかし1周目、鈴村選手は後続を2~3秒も引き離してコントロールラインに戻ってきた。ウィルソン選手は大きく出遅れ、1周目を10番手でクリア。それでも2周目には8番手、3周目には6番手までポジションを上げた。レース序盤、トップを快走する鈴村選手は、2番手の鴨田選手に対して3秒弱のリードをキープ。しかし7~8周目に鴨田選手が距離を詰め、その差は約1秒に縮まった。
するとここで鈴村選手もペースを上げ、再びその差は2秒以上に。ウィルソン選手はやや慎重な走りで、8周目以降は4番手を走行していたが、13周目に西條選手を抜いて表彰台圏内に入ってきた。ここから、約4秒前を走っていた鴨田選手との距離を詰めたウィルソン選手は、15周目に2番手浮上。その直後、抜かれた鴨田選手が転倒してリタイヤとなった。ウィルソン選手はそのままトップの鈴村選手に迫り、翌周に逆転。レースは再び20周で終了となり、ウィルソン選手が優勝、鈴村選手がIA自己最高位の2位、西條選手が3位となった。

IA-2 ヒート1Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 ジェイ・ウィルソン YAMAHA FACTORY RACING TEAM YAMAHA `32.59.067 Dunlop ユーザー
2位 鴨田 翔 BLITZ KAWASAKI `33.03.189 Dunlop ユーザー
3位 浅井 亮太 bLU cRU フライングドルフィン サイセイ YAMAHA `33.14.295 Dunlop ユーザー
4位 田中 淳也 bLU cLU YSP浜松/BOSS RACING YAMAHA `33.15.431 Dunlop ユーザー
5位 西條 悠人 ピュアテックレーシング KAWASAKI `33.16.305 Dunlop ユーザー
10位 鈴村 英喜 TEAM HAMMER HONDA `33.53.306 Dunlop ユーザー

IA-2 ヒート2Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 ジェイ・ウィルソン YAMAHA FACTORY RACING TEAM YAMAHA `32.49.294 Dunlop ユーザー
2位 鈴村 英喜 TEAM HAMMER HONDA `32.54.644 Dunlop ユーザー
3位 西條 悠人 ピュアテックレーシング KAWASAKI `33.05.294 Dunlop ユーザー
7位 浅井 亮太 bLU cRU フライングドルフィン サイセイ YAMAHA `33.36.910 Dunlop ユーザー
9位 渡辺 陵 Team PITIN YAMAHA `33.46.365 Dunlop ユーザー
10位 小川 孝平 Team ITOMO YAMAHA `33.48.699 Dunlop ユーザー


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レディース

楠本菜月選手が2位、畑尾樹璃選手が3位!

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ホールショットを奪ったのは、1年のブランクを経て全日本復帰を果たした2018年チャンピオンの畑尾樹璃選手(#27)。畑尾選手は、1台の先行を許して2番手で1周目をクリアした。開幕戦3位の楠本菜月選手(#5)は5番手、同2位だった久保まな選手(#3)は9番手、昨年度ランキング2位の本田七海選手(#2)は11番手からのレース。2周目、楠本選手は4番手に浮上し、3周目には畑尾選手がひとつ順位を下げ、2台が3番手争いを繰り広げた。

畑尾選手はしばらく粘ったが、5周目に楠本選手が先行。同じ周、5番手まで追い上げていた久保選手が転倒して15番手まで後退した。6周目、2番手のライダーが転倒により後退したことで、楠本選手は2番手、畑尾選手は3番手にポジションアップ。レース終盤は楠本選手が1周につきコンマ数秒ずつ畑尾選手を引き離し、楠本選手が全日本自己最高位更新となる2位、畑尾選手が全日本復帰後初表彰台となる3位となった。本田選手は途中転倒もあって8位、久保選手は10位だった。

レディース ヒート1Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 小野 彩葉 T.E.SPORT HONDA `18.15.910
2位 楠本 菜月 actionracing with alphathree HUSQVARNA `18.37.741 Dunlop ユーザー
3位 畑尾 樹璃 TEAM HAMMER HONDA `18.15.910 Dunlop ユーザー
6位 木村 綾希 Team Power Band KAWASAKI `19.00.675 Dunlop ユーザー
7位 箕浦 未夢   HONDA `19.09.754 Dunlop ユーザー
8位 本田 七海 bLU cRU TEAM KOH-Z LUTZ with 秀光ビルド YAMAHA `19.10.715 Dunlop ユーザー