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IA-1

米国AMAから凱旋帰国の下田丈選手が両ヒート制覇

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前戦から約2ヵ月間の夏休みを挟み、第4戦近畿大会が奈良県の名阪スポーツランドで開催された。2020年と2021年は新型コロナウイルスの感染拡大による影響で中止されたことから、近畿地方で全日本が開催されるのは3年ぶりとなる。
カートコースなども有する名阪スポーツランドのモトクロスコースは、サンド質の路面が特徴。3年前と比べて、コースは幅が狭くテクニカルなセクションが増された。大会期間は天候に恵まれ、とくに日曜日は晴天で最高気温も31度まで達したが、金曜日までに降った大量の雨により、路面は水を多く含んだ状態。水はけのよいサンド質路面とはいえ、土曜日は随所にぬかるみがある状況で、日曜日も午前中を中心として一部セクションに水が残る状況だった。3年ぶりの近畿大会ということに加え、今大会にはAMAスーパークロスとAMAモトクロスに参戦して日本人初優勝を挙げるなどの活躍を続けている下田丈選手(#30)が、カワサキファクトリーチームから全日本最高峰のIA1クラスにスポット参戦。これが話題を呼び、大勢の観客が詰めかけた。

今大会のIA1は、30分+1周の2ヒート制。その決勝ヒート1では、ホンダのマシンを駆る小方誠選手(#5)が真っ先にスタート直後の1コーナーに飛び込んだが、これをインから刺した下田選手が先頭に立った。1周目は、下田選手がトップ、小方選手が4番手、カワサキファクトリーチームの能塚智寛選手(#3)が6番手でクリア。2周目以降、下田選手は驚速のラップタイムを刻んで後続をどんどん引き離していった。
2周目、小方選手は1台の先行を許して5番手。3周目には、この小方選手を能塚選手がパスした。抜かれた小方選手は、遅れることなく能塚選手を僅差でマーク。7~8周目にかけて、再び両者が接近戦となったが、小方選手は10周目に1台の先行を許した。
11周目、能塚選手が急激にペースを落として7番手まで後退。能塚選手は熱中症のような状態で、なんとか完走して安原志選手(#10)に次ぐ8位となった。
残り6周となった16周目、下田選手がまさかの転倒。それでもトップのまま再スタートをした下田選手が勝利を収めた。下田選手は転倒で15秒以上ロスしたが、それでも2位に約41秒の大差をつけ、10位以下を周回遅れとした。なお、小方選手は6位でゴールした。

決勝ヒート2では、スタート直後に小方選手が2番手までポジションアップ。下田選手は6番手で3コーナーをクリアすると、4コーナーでアウト側から仕掛けようとした。ところがここで、路面のギャップに弾かれてコースアウト。コースサイドのネットに阻まれてすぐにはコースに戻れず、最後尾からのレースとなった。オープニングラップは、小方選手が2番手、能塚選手が4番手。下田選手はあっという間に8台を抜き、13番手でクリアした。
2周目、下田選手は8番手まで順位を回復。この段階でトップとは約12秒差あった。3周目、能塚選手が1台をパスして3番手に浮上。1~2秒差でトップをマークする小方選手を、能塚選手が3秒差で追った。
4周目には、能塚選手の背後に早くも下田選手が迫り、5周目には能塚選手、6周目に小方選手ら2台を抜いた下田選手が、6周目にトップ浮上を果たした。
前が開けた下田選手は、再び次元が異なる速さを披露。終わってみれば、最後尾からスタートしながらも2位に約47秒差をつけ、再び勝利を収めた。小方選手と能塚選手の2番手争いは、8周目に能塚選手が先行。その後は両者ともに単独走行となり、能塚選手が3位、小方選手が4位となった。

IA-1 ヒート1Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 下田 丈 Team Kawasaki R&D KAWASAKI `33.23.824 Dunlop ユーザー
2位 富田 俊樹 YAMAHA FACTORY RACING TEAM YAMAHA `34.05.146
3位 内田 篤基 マウンテンライダーズ KAWASAKI `34.10.911
6位 小方 誠 TEAM HAMMER HONDA `34.31.454 Dunlop ユーザー
7位 安原 志 八尾カワサキ with ANNEX CLUB KAWASAKI `34.52.580 Dunlop ユーザー
8位 能塚 智寛 Team Kawasaki R&D KAWASAKI `34.54.022 Dunlop ユーザー

IA-1 ヒート2Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 下田 丈 Team Kawasaki R&D KAWASAKI `31.56.936 Dunlop ユーザー
2位 富田 俊樹 YAMAHA FACTORY RACING TEAM YAMAHA `32.44.061
3位 能塚 智寛 Team Kawasaki R&D KAWASAKI `32.58.717 Dunlop ユーザー
4位 小方 誠 TEAM HAMMER HONDA `33.05.217 Dunlop ユーザー
9位 安原 志 八尾カワサキ with ANNEX CLUB KAWASAKI `32.04.832 Dunlop ユーザー
10位 池本 凌汰 KTMうず潮レーシング福山 KTM `32.24.874 Dunlop ユーザー


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IA-2

ジェイ・ウィルソン選手が開幕からの連勝記録を「9」に!

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4スト250ccマシン中心ながら2スト125ccでもエントリーできる、若手中心のIA2クラス。今大会の決勝レースは、30分+1周の2ヒート制となった。そのヒート1では、浅井亮太選手(#21)や米田海斗選手(#28)、開幕からここまで全勝を挙げているヤマハファクトリーチームのジェイ・ウィルソン選手(#16)がスタート直後から激しくトップを争い、ウィルソン選手が先行。浅井選手が2番手、米田選手が4番手で1周目をクリアした。しかし2周目、米田選手は転倒により12番手まで後退した。
いつもなら、トップ浮上後にすぐ独走状態を築くウィルソン選手だが、体調不良に加えて難しい路面コンディションということもあり慎重な走り。序盤に5~6秒のアドバンテージを築いたものの、その後は浅井選手が互角のラップタイムを刻んだ。
しかし8周目にバックマーカーが出現しはじめると、それでもペースを維持するウィルソン選手に対して、浅井選手はラップタイムが落ち、両者の距離が拡大。レースは19周でチェッカーとなり、ウィルソン選手が独走で優勝、レース後半は単独走行となった浅井選手が2位となった。また、1周目9番手から追い上げた中島漱也選手(#5)が4位に入賞している。

決勝ヒート2では、神田橋瞭選手(#20)がホールショット。オープニングラップを2番手でクリアした。ウィルソン選手は11番手あたりと出遅れたが、それでも1周目は中島選手に次ぐ6番手。浅井選手は同8番手からのレースとなった。2周目以降、神田橋選手は徐々に後退。一方でウィルソン選手は、2周目に5番手、3周目に3番手と順位を上げた。このウィルソン選手を、同じ周にライバルたちを抜きつつ浅井選手がぴったりマーク。3周目には4番手となった。
4周目、ウィルソン選手は1台をパスして2番手に浮上すると、翌周にはトップのライダーが転倒したことで先頭に。さらに、2番手を走行していたライダーも転んだことから、浅井選手が2番手となった。この段階で、ウィルソン選手と浅井選手のギャップは約5秒。その後、浅井選手はウィルソン選手と互角のラップタイムを刻み、その差をキープした。
しかし11周目あたりから浅井選手のラップタイムが落ちはじめ、これでウィルソン選手のリードが拡大。レースは19周でチェッカーとなり、ウィルソン選手が開幕から無傷の9連勝を達成した。浅井選手は再び2位。1周目5番手からのレースとなった中島選手は、一時4番手を走るも5位となった。

IA-2 ヒート1Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 ジェイ・ウィルソン YAMAHA FACTORY RACING TEAM YAMAHA `32.41.166 Dunlop ユーザー
2位 浅井 亮太 bLU cRU フライングドルフィン サイセイ YAMAHA `32.56.398 Dunlop ユーザー
3位 横澤 拓夢 TKM motor sports いわて HONDA `33.03.018
4位 中島 漱也 bLU cRU  レーシングチーム鷹 YAMAHA `33.06.413 Dunlop ユーザー
7位 鴨田 翔 BLITZ KAWASAKI `33.35.517 Dunlop ユーザー
9位 神田橋 瞭 TEAM 輪生館 KAWASAKI `33.49.164 Dunlop ユーザー

IA-2 ヒート2Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 ジェイ・ウィルソン YAMAHA FACTORY RACING TEAM YAMAHA `32.58.847 Dunlop ユーザー
2位 浅井 亮太 bLU cRU フライングドルフィン サイセイ YAMAHA `33.13.712 Dunlop ユーザー
3位 横澤 拓夢 TKM motor sports いわて HONDA `33.20.904
5位 中島 漱也 bLU cRU  レーシングチーム鷹 YAMAHA `33.43.153 Dunlop ユーザー
7位 鈴村 英喜 TEAM HAMMER HONDA `33.50.059 Dunlop ユーザー
8位 神田橋 瞭 TEAM 輪生館 KAWASAKI `34.01.939 Dunlop ユーザー


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レディース

ヒート1で久保まな選手、ヒート2では本田七海選手が優勝!

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今季初の2ヒート制となったレディースクラス。決勝は15分+1周で、土曜日にヒート1、日曜日にヒート2が実施された。そのヒート1では、スタート直後に久保まな選手(#3)が2番手、畑尾樹璃選手(#27)が3番手、楠本菜月選手(#5)が4番手の好位置を確保。すぐに楠本選手が3番手に浮上した。2周目以降、畑尾選手は先頭集団から脱落。3周目、トップの選手が転倒したことで久保選手が先頭に立ち、これを僅差で楠本選手が追った。
前戦覇者の本田七海選手(#2)は、スタート直後に転倒した他車に進路を塞がれて遅れたが、2周目に5番手まで順位を上げると、レース中盤には畑尾選手に接近。ところが4周目、本田選手は転倒により10番手まで後退し、これで再び畑尾選手が単独走行の4番手となった。久保選手と楠本選手は、3周目から約1秒間隔のトップ争いを継続。しかし残り2周となった8周目に楠本選手が転倒を喫し、久保選手が今季初優勝、楠本選手が2位となった。畑尾選手は4位、本田選手は5位でゴールしている。

決勝ヒート2は、前日のヒート1と比べてサンド質の路面が乾いたコンディション。本田選手がホールショットを奪い、畑尾選手が2番手で続いて1周目をクリアした。楠本選手は4番手、久保選手は6番手からのレースとなった。2周目、畑尾選手は後続を抑えるも本田選手の速さについていけず、これで本田選手のリードが約5秒に拡大。翌周、畑尾選手は次々に抜かれて6番手まで後退し、楠本選手がさらに1台を抜いて2番手浮上。この段階で本田選手のリードは早くも約10秒にまで拡大した。
4周目、楠本選手がこのヒートのファステストラップタイムで追い上げを開始したが、本田選手も互角のラップタイム。その後も、楠本選手のほうがわずかに速いものの、その差が大きく縮まることはなかった。
一方、その後ろでは久保選手が5周目にひとつ順位を上げて4番手となり、7周目には畑尾選手が5番手に浮上した。そして迎えた最終ラップの9周目、単独走行の2番手だった楠本選手がまさかの転倒。再スタートに時間を要した楠本選手は10位に終わり、本田選手が優勝、残り2周でライバルをパスしていた久保選手が2位、畑尾選手が4位となった。

レディース ヒート1Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 久保 まな TEAM HAMMER HONDA `18.56.786 Dunlop ユーザー
2位 楠本 菜月 actionracing with alphathree HUSQVARNA `19.08.305 Dunlop ユーザー
3位 川井 麻央 T.E.SPORT HONDA `19.28.400
4位 畑尾 樹璃 TEAM HAMMER HONDA `19.52.533 Dunlop ユーザー
5位 本田 七海 bLU cRU TEAM KOH-Z LUTZ with 秀光ビルド YAMAHA `20.01.528 Dunlop ユーザー
11位 赤松 樹愛 FACTORY BEAR RACING TEAM YAMAHA `19.17.379 Dunlop ユーザー

レディース ヒート1Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 本田 七海 bLU cRU TEAM KOH-Z LUTZ with 秀光ビルド YAMAHA `17.26.760 Dunlop ユーザー
2位 久保 まな TEAM HAMMER HONDA `17.39.343 Dunlop ユーザー
3位 川井 麻央 T.E.SPORT HONDA `17.41.715
5位 楠本 菜月 actionracing with alphathree HUSQVARNA `18.15.351 Dunlop ユーザー
6位 畑尾 樹璃 TEAM HAMMER HONDA `18.30.836 Dunlop ユーザー
10位 楠本 菜月 actionracing with alphathree HUSQVARNA `19.18.854 Dunlop ユーザー