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J-GP2
Team KAGAYAMAの浦本選手が開幕2連勝を達成
今年の全日本ロードレースは、茨城県にある筑波サーキットで幕を開けた。今回は、JSB1000以外のクラスが行われる。JSB1000クラスは、4月24日の鈴鹿2&4レースが開幕戦となる。
J-GP2クラスは昨年、モリワキレーシングの高橋裕紀選手がタイトルを獲得し、今年はJSB1000クラスにスイッチ。主なダンロップユーザーは、昨年同様モリワキから参戦する日浦大治朗選手、Team KAGAYAMAからエントリーする浦本修充選手(SUZUKI)、渥美心選手(TSR)、三原壮紫選手(HONDA)などがタイトルを目指す。
予選は、計時予選とスーパーポールが行われ、スーパーポールの結果でレース1のグリッドが決められた。浦本選手は2位、渥美選手は3位でフロントローを獲得し、三原選手も5位2列目と好位置に並んだ。
また、井筒仁康選手(KAWASAKI)8位、石塚健(KAWASDAKI)9位、國峰啄磨選手(HONDA)は10位。日浦選手は16位につける。
計時予選では、浦本選手がポールポジションを獲得。國峰選手が2位を獲得。三原選手6位、石塚選手8位、渥美選手9位、井筒選手10位、日浦選手16位につけている。
この順位でレース2のスターティンググリッドに並ぶ。
レース1は土曜日の午後に行われた。スタートが切られると、渥美選手がホールショット。後ろから浦本選手などが続き、序盤からトップ争いは、渥美選手と浦本選手が展開していく。
3位争いは國峰選手、三原選手、岩崎哲朗選手(KAWASAKI)、関口太郎選手(HONDA)、生形秀之選手(SUZUKI)が繰り広げていく。
先頭争いは、終盤まで浦本選手と渥美選手が展開していくが、ラスト3周というところで渥美選手がマシントラブルのためにスローダウン。これで浦本選手が単独トップとなり、そのまま開幕ウィン。
セカンド集団は、ラストラップで三原選手が國峰選手をかわして2位、國峰選手が3位となり、ダンロップが表彰台を独占した。
また、日浦選手は7周目にリタイアしている。
レース2は、10日の日曜日に行われた。スタートよく飛び出したのは浦本選手。後ろから岩崎選手、生形選手、水野涼選手(HONDA)、國峰選手と続く。
浦本選手は逃げ切りを図るが、國峰選手は着実に追い上げていくと4周目に2位に上がり、トップを追いかけ始める。
中盤になると、浦本選手と國峰選手がテールトゥノーズとなり、3位以下を少しずつ離していく。
終盤になっても、トップの2台は接近戦を続ける。そして、ラストラップに入る前の最終コーナーで國峰選手が仕掛けるが、コーナー出口ではらんでしまう。
これで浦本選手の単独トップとなり、開幕2連勝を達成した。
國峰選手は、生形選手に抜かれたが3位表彰台を死守している。
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レース1、優勝 浦本修充選手
「土曜日は公式予選、スーパーポール、そしてレース1が立て続けにあって、集中力を保つのが大変でしたが、レース1で優勝できてよかったです。勝ちたい気持ちは強かったですが、リラックスできていた。これも事前テストからチームがいいバイクに仕上げてくれたおかげです。これ以上ないスタートが切れましたが、明日はレース2があるので気を引き締めて臨みたいです」
レース2 優勝 浦本修充選手
「レースをリードして勝ちたいと思っていた。ホールショットをとることができたので、それからは全力で走りました。國峰選手が後ろにいるのは分かっていたが、かなりブレーキングを遅らせていたので、そう簡単に抜かれることはないと思っていた。落ち着いてレースすることができた」
レース1&2 3位 國峰啄磨選手
「レース1はスターティンググリッドが後ろだったので、追い上げるのが大変だった。レース2は2番手グリッドだったので違う展開のレースができると思っていた。スタートはあまり得意ではないので、2、3ポジションを落とすのは想定内でした。そこから1コーナーでパスしてポジションを上げて、浦本選手の後ろにつけることができたが、なかなか仕掛けられずにいました。最終ラップで勝負したが、入りきれずに転倒しそうになってしまった。何とか持ちこたえたのでよかったですが悔しいです。レース1と同じ3位ですが、内容はよかったと思います」
J-GP2 race1Result
順位 | 選手名 | チーム | メーカー | タイム | |
1位 | 浦本修充 | Team KAGAYAMA | SUZUKI | '19.22.524 | |
2位 | 三原壮紫 | H43 Team-NOBBY | HONDA | '19.23.755 | |
3位 | 國峰啄磨 | H43 Team-NOBBY | HONDA | '19.24.588 | |
7位 | 井筒仁康 | WillraiseracingRS-ITOH | KAWASAKI | '19.26.949 | |
8位 | 石塚健 | WillraiseracingRS-ITOH | KAWASAKI | '19.27.008 | |
19位 | 渥美心 | au&テルル.Kohara RT | TSR | '16.27.049 -3 laps |
J-GP2 race2Result
順位 | 選手名 | チーム | メーカー | タイム | |
1位 | 浦本修充 | Team KAGAYAMA | SUZUKI | '19.17.631 | |
2位 | 生形秀之 | エスパルスドリームレーシング | SUZUKI | '19.19.592 | |
3位 | 國峰啄磨 | H34 Team-NOBBY | HONDA | '19.19.755 | |
5位 | 石塚健 | WillraiseracingRS-ITOH | KAWASAKI | '19.21.247 | |
6位 | 井筒仁康 | WillraiseracingRS-ITOH | KAWASAKI | '19.21.880 | |
8位 | 三原壮紫 | H34 Team-NOBBY | HONDA | '19.23.486 | |
9位 | 渥美心 | au&テルル.Kohara RT | TSR | '19.26.591 | |
16位 | 日浦大治朗 | MORIWAKI RACING | HONDA | '19.48.080 |
J-GP2Point
順位 | 選手名 | チーム | メーカー | ポイント | |
1位 | 浦本修充 | Team KAGAYAMA | SUZUKI | 50 | |
2位 | 國峰啄磨 | H34 Team-NOBBY | HONDA | 40 | |
3位 | 生形秀之 | エスパルスドリームレーシング | SUZUKI | 37 | |
4位 | 三原壮紫 | H34 Team-NOBBY | HONDA | 35 | |
6位 | 石塚健 | WillraiseracingRS-ITOH | KAWASAKI | 29 | |
7位 | 井筒仁康 | WillraiseracingRS-ITOH | KAWASAKI | 29 |
※第1戦終了時点