- 天気:曇り
- 気温:23.8度
- 観客:5,700人
J-GP2
Team KAGAYAMAの浦本選手が開幕4連勝を達成
Team KAGAYAMAの浦本修充選手(SUZUKI)が開幕3連勝をあげているJ-GP2クラス。
浦本選手は予選終盤までトップに立っていたが、最後に僅かコンマ034秒差でポール・ポジションを生形秀之選手(SUZUKI)に奪われ、惜しくも2位となる。
また、日浦大治朗選手(MORIWAKI)3位、井筒仁康選手(KAWASAKI)6位、大木崇行選手(HONDA)8位、渥美心選手(TSR)11位、三原壮紫選手(HONDA)12位、石塚健選手(KAWASAKI)13位、國峰啄磨選手(HONDA)14位となる。
決勝レースがスタートすると浦本選手は好ダッシュを決める。1周目、ポール・シッターの生形選手がトップに立ち、浦本選手、関口太郎選手(HONDA)、日浦選手、井筒選手などが続く。
生形選手がレースをリードしていき、浦本選手、日浦選手もピタリと後ろからついていく。
後半に入っても、生形選手、浦本選手、日浦選手、関口選手が僅差で続く。井筒選手は5番手につけていたが、14周目に転倒してしまう。
そして、終盤に入ると、トップの生形選手にピット・スルーを命じる黒旗が出される。スタート進行義務違反のペナルティだった。
これで、トップ争いは浦本選手と関口選手の戦いとなる。浦本選手は、最後まで関口選手の猛追を受けるが、トップでチェッカー。開幕4連勝を飾った。
また、終盤、上位2台から少し遅れをとったものの、日浦選手が今季初の3位表彰台を獲得した。
PhotoGallery
優勝 浦本修充選手(SUZUKI)
「楽観視はしていなかったが、実際に厳しいレースになった。ラスト2周で生形選手の背後に付けていたので、ラスト・ラップで抜くポイントも決め、チャレンジするつもりだった。黒旗が提示されて生形選手がピットに戻ってしまい、結果的に不完全燃焼のレースになってしまった。とはいえ、4連勝は嬉しいです。運も味方してくれていると感じます。チームのサポートにとても感謝しています。」
3位 日浦大治朗(MORIWAKI)
「今年はずっと苦戦していて、悔しいレースが続いていた。まだしっかりとマシンを自分のものにしているとは言えないが、SUGOのコースにマシンがうまく合っていたようで、これまでのレースよりはいい結果が出た。自分としては、なるべくマシンに乗り込む時間を増やして、自分を合わせていくことで、性能を引き出していきたいと思います。“たなぼた”だけど、表彰台に上がれたことはうれしいです」
J-GP2Result
順位 | 選手名 | チーム | メーカー | タイム | |
1位 | 浦本修充 | Team KAGAYAMA | SUZUKI | '30.34.324 | |
2位 | 関口太郎 | MISTRESA with HARC-PRO | HONDA | '30.34.779 | |
3位 | 日浦大治朗 | MORIWAKI RACING | MORIWAKI | '30.37.156 | |
5位 | 石塚健 | Will-RAISE racingRS-ITOH | KAWASAKI | '30.40.804 | |
7位 | 渥美心 | au&テルル.Kohara RT | TSR | '30.45.596 | |
9位 | 大木崇行 | MOTO BUM +虎の穴 | HONDA | '30.53.205 | |
11位 | 國峰啄磨 | H43 Team-NOBBY | HONDA | '30.54.862 |
J-GP2Point
順位 | 選手名 | チーム | メーカー | ポイント | |
1位 | 浦本修充 | Team KAGAYAMA | SUZUKI | 100 | |
2位 | 関口太郎 | MISTRESA with HARC-PRO | HONDA | 74 | |
3位 | 上和田 拓海 | Webike チームノリックヤマハ | YAMAHA | 55 | |
4位 | 國峰啄磨 | H43 Team-NOBBY | HONDA | 50 | |
5位 | 大木崇行 | MOTO BUM +虎の穴 | HONDA | 50 | |
7位 | 石塚健 | Will-RAISE racingRS-ITOH | KAWASAKI | 45 |
※第5戦終了時点