• 天気:晴れ
  • 気温:24度
  • 観客:6,000人

JSB1000

加賀山選手、9位でゴールする

  • 天気:晴れ
  • 気温:24度
  • 観客:6,000人

全日本選手権は第8戦を迎えた。今シーズンは、この第8戦と、最終戦鈴鹿のみとなる。
ドライ・コンディションで行われた予選。Team KAGAYAMAの加賀山就臣選手(SUZUKI)は8番手3列目となる。
また、秋吉耕佑選手(HONDA)は13位。浦本修充選手(SUZUKI)は、前戦の転倒で手を負傷した影響から事前テストに参加できず、セッティングに手間取り14位、中冨伸一選手(YAMAHA)は16位となっている。

晴天の中で決勝レースが始まった。加賀山選手は8番手から得意のスタート・ダッシュをが決め、5番手まで順位を上げる。
その後、加賀山選手は一旦11位にまで順位を落としてしまうが、終盤に向けて挽回し9位でチェッカーを受けた。
また、浦本選手は、1周目の13位から粘り強く走り続け、11位でゴール。秋吉選手は13位となっている。
また、中冨選手は12位につけていたが、残り2周というところで転倒してしまった。

PhotoGallery


9位 加賀山就臣選手(SUZUKI)

「今回のレースに向けて新型のタイヤが導入され、それがテストの走り出しから好フィーリングで、レース・ウイークに入ってもその流れで進めることができた。最終的に決勝では自分のベストからレース終盤でもコンマ4秒ほどの落ち幅しかなく、コンスタントに走れる状態に持って行くことはできた。しかし、ライバル勢のアベレージはそれ以上で、さらに自分の持ちタイムを上げてその差を詰めなければならない。着実にマシンは進化してる。攻めのレースが今回はできたので、さらにレベルアップを図り、存在感をアピールできるレースをしたいと思います。」

11位 浦本修充選手(SUZUKI)

「事前テストに参加できなかったので、そこは厳しかったのですが、それでもレース・ウイークのセッションごとにマシンを詰めることができた。良い流れで進められたが、なぜか決勝ではマシンのフィーリングが大きく変わってしまい、攻めのレースができなかった。この後、全日本は最終戦になりますが、自分はスペイン選手権の最終戦にも参戦するので、そこでさらに経験を積み、全日本最終戦で良い結果が出せるようにしたいです」


JSB1000Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 中須賀克行 YAMAHA FACTORY RACING YAMAHA 35'33.551  
2位 野左根航汰 YAMAHA FACTORY RACING HONDA 35'43.731  
3位 高橋裕紀 MORIWAKI MOTUL RACING HONDA 35'46.350  
9位 加賀山就臣 Team KAGAYAMA SUZUKI 36'12.488 Dunlop ユーザー
11位 浦本修充 Team KAGAYAMA SUZUKI 36'23.845 Dunlop ユーザー
13位 秋吉耕佑 au&テルル・Kohara RT HONDA 36'33.846 Dunlop ユーザー
33位 中冨伸一 HiTMAN RC 甲子園ヤマハ YAMAHA 31'49.995 -3 laps Dunlop ユーザー

JSB1000Point

順位 選手名 チーム メーカー ポイント
1位 津田拓也 ヨシムラスズキMOTUL SUZUKI 155  
2位 高橋巧 MuSASHi RT HARC-PRO. Honda HONDA 149  
3位 渡辺一馬 Kawasaki Team GREEN KAWASAKI 144  
11位 浦本修充 Team KAGAYAMA SUZUKI 73 Dunlop ユーザー
13位 加賀山就臣 Team KAGAYAMA SUZUKI 69 Dunlop ユーザー
14位 中冨伸一 HiTMAN RC 甲子園ヤマハ YAMAHA 66 Dunlop ユーザー

※第8戦終了時点


  • 天気:晴れ
  • 気温:24度
  • 観客:6,000人

J-GP2

石塚選手が、先頭に立ちながらも転倒でレースを終える

  • 天気:晴れ
  • 気温:24度
  • 観客:6,000人

J-GP2クラスは、6月24日の第5戦以来の開催となった。
予選で、石塚健選手(KAWASAKI)は3位フロントローを獲得。
井筒仁康選手(KAWASAKI)が8位、榎戸育寛選手(HONDA)9位、大木崇行選手(HONDA)11位となる。また、柴田陸樹選手(HONDA)12位、村瀬健琉選手(HONDA)13位につけた。

決勝レースがスタートすると、水野涼選手(HONDA)が1周目からトップに立ち、後続を離していく。
後方には、関口太郎選手(HONDA)、石塚選手などが続く。
レース中盤になると、石塚選手と関口選手がトップの水野選手に接近していく。
終盤になると、3台が密着状態。石塚選手は残り4周でついにトップに躍り出る。石塚選手は初優勝を目指していくが、残り1周というところでヘアピンで転倒してしまった。
一方、榎戸選手が序盤の7位から追い上げて4位入賞。柴田陸樹選手(HONDA)7位、大木選手9位、村瀬健琉選手(HONDA)10位となった。
井筒選手は、欠場している。

PhotoGallery



J-GP2Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 水野涼 MuSASHi RT HARC-PRO. HONDA '29.06.419  
2位 関口太郎 SOX Team TARO PLUSONE HONDA '29.07.398  
3位 生形秀之 エスパルスドリームレーシング SUZUKI '29.19.441  
4位 榎戸育寛 MOTO BUM HONDA HONDA '29.23.07 Dunlop ユーザー
7位 柴田陸樹 RS-ITOH&AUTOBOY KAWASAKI '29.30.219 Dunlop ユーザー
9位 大木崇行 T.Pro HARC HONDA '29.37.341 Dunlop ユーザー
10位 村瀬 健琉 ミクニ テリー&カリー SUZUKI '29.37.459 Dunlop ユーザー
19位 石塚健 WILL-RAISEracingRS-ITOH KAWASAKI '24.30.801 -3 lap Dunlop ユーザー

J-GP2Point

順位 選手名 チーム メーカー ポイント
1位 水野涼 MuSASHi RT HARC-PRO. HONDA 145  
2位 関口太郎 SOX Team TARO PLUSONE HONDA 113  
3位 生形秀之 エスパルスドリームレーシング SUZUKI 109  
4位 榎戸育寛 MOTO BUM HONDA HONDA 96 Dunlop ユーザー
6位 柴田陸樹 RS-ITOH&AUTOBOY KAWASAKI 84 Dunlop ユーザー
8位 井筒仁康 WILL-RAISEracingRS-ITOH KAWASAKI 61 Dunlop ユーザー

※第8戦終了時点


  • 天気:晴れ
  • 気温:24度
  • 観客:6,000人

J-GP3

栗原選手が今季初優勝。小室選手がポイント・リーダーに浮上する

  • 天気:晴れ
  • 気温:24度
  • 観客:6,000人

J-GP3クラスも、3か月ぶりの開催となった。
ポイント・ランキングでは、伊達悠太選手(HONAD)がトップに立ち、小室旭選手(HONDA)が1点差の2位につける。
予選では、今季初の栗原佳祐選手(HONDA)がポール・ポジションを獲得した。
「モリワキの車体で走ろうということになり、モリワキの皆さんのお陰でテストからMDの車体を走らせることができた。初めてのシャシーだったが、いいフィーリングでテストを終えることができた。不安なのはロングができていないこと。自分を信じて走り、優勝できるように頑張ります」と栗原選手。
続いて、古市右京選手(KTM)が2位、小室選手が3位とダンロップ勢がフロント・ローを独占。
さらに、安村武志選手(PRCS)4位、高杉奈緒子選手(HONDA)5位と、上位5台がダンロップ・ユーザーで占められた。
また、中島元気選手(HONDA)8位、佐野勝人選手(PRCS)9位、山本恭裕選手(HONDA)10位。伊達選手は11位、A・シャムーン(HONDA)12位となった。

決勝レースがスタートすると、古市選手がトップに立ち、後ろから栗原選手、小室選手、中島選手、安村選手、伊達選手などが続き、7台がトップ集団となる。
中盤まで古市選手がトップを守っていくが、後半に入ると、順位争いは激化。栗原選手、中島選手、伊達選手、小室選手を中心に何度も順位を入れ替えていく。
ラスト・ラップへ、栗原選手、小室選手、中島選手、伊達選手、古市選手のオーダーで突入。タイトルを争う小室選手と伊達選手は激しい攻防を展開する。
そして、最終コーナーを真っ先に立ち上がったのは栗原選手。続いて、伊達選手、小室選手が立ち上がるが、伊達選手はアウトにはらみコースを外れてしまう。
栗原選手そのままトップでチェッカーを受けて今季初優勝。
コースアウトした伊達選手のすぐ後ろにいた小室選手は遅れてしまい、古市選手が2位、中島選手が3位でチェッカーを受けた。
続いて、小室選手は4位、伊達選手は7位となる。
この結果、小室選手が首位に上がり、3点差で2位に伊達選手がつけて、最終戦鈴鹿に臨むことになった。

PhotoGallery


優勝 栗原佳祐選手(HONDA)

「自分はバトルの中でうまく走れるが、ひとりで淡々と走るのは苦手。それが自分の課題でもあるが、序盤にペースを上げて逃げて“後ろを引き離すレース”ができず悔いが残るレース展開だった。序盤で抜き合いがあったので様子を見て残り5ラップでペースを上げて行こうと考えていたが、うまくペースを上げることができなかった。モリワキの皆さんのおかげで優勝することができました。最終戦はチームの地元、鈴鹿なので連勝できるように精一杯走ります」

2位古市右京選手(KTM)

「事前テストから金曜日までトップ・タイムを出せていて、予選タイムのアベレージでレースを走れれば、栗原選手と2台で逃げる状況を作れると思っていた。自分も栗原選手と同じで、序盤トップに立ってからペースを作れず団子状態の中で揉まれてしまったことが一番の問題点です。マシンのアドバンテージはかなりあるが、レース展開的には課題が残った。次戦鈴鹿に向けて解決していきたい」

3位 中島元気選手(HONDA)

「レースが始まる前は混戦になって欲しいと思っていた。いざレースが始まって前に出てみると、すごく集団が大きくなっていることに気付いた。自分も前に出てペースを作りたいと思ったが、実際に前に出るとペースが遅かったので、すぐに後方に下がってしまった。そこが反省点です。予選で、栗原選手よりも1秒1も遅いので、前に出てペースを作ることはできなかった。次戦の鈴鹿は小さいころから走ってきたコース。チームにとってもホーム・コースなので今年最高の結果を残したい」

4位 小室旭選手(HONDA)

「最終コーナーの攻防で、コース・アウトしたライダーに押されるように、一緒にコース・アウトせざるを得なくなってしまった。コースへ復帰してチェッカーを受けることはできたが、残念です。最終戦で、きっちりと勝負できるように挑みたい」


J-GP3Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 栗原佳祐 MORIWAKI CLUB MORIWAKI '29.32.410 Dunlop ユーザー
2位 古市右京 KTMRACING.ASPIRATION KTM '29.32.979 Dunlop ユーザー
3位 中島元気 TEAM SRS-Moto HONDA '29.33.060 Dunlop ユーザー
4位 小室旭 P.MU 7C HONDA '29.33.210 Dunlop ユーザー
5位 安村武志 犬の乳酸菌.jp/プリミティブR.T PRCS '29.33.471 Dunlop ユーザー
7位 伊達悠太 BATTLE FACTORY HONDA '29.34.694 Dunlop ユーザー
8位 A・シャムーン 41Planning HONDA '29.38.072 Dunlop ユーザー
9位 佐野勝人 犬の乳酸菌.jp/プリミティブRT PRC '29.38.104 Dunlop ユーザー

J-GP3Point

順位 選手名 チーム メーカー ポイント
1位 小室旭 P.MU 7C HONDA 109 Dunlop ユーザー
2位 伊達悠太 BATTLE FACTORY HONDA 106 Dunlop ユーザー
3位 古市右京 KTMRACING.ASPIRATION KTM 90 Dunlop ユーザー
9位 中島元気 TEAM SRS-Moto HONDA 83 Dunlop ユーザー
11位 安村武志 犬の乳酸菌.jp/プリミティブR.T PRCS 67 Dunlop ユーザー
14位 宇井陽一 41Planning IODA 64 Dunlop ユーザー

※第8戦終了時点