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JSB1000
ウェット・コンディションに苦しみ加賀山選手は20位でゴール
第4戦の舞台は大分県にあるオートポリス。4輪のスーパーフォーミュラの併催で、JSB1000クラスのみが行われた。
ドライ・コンディションで行われた予選で、Team Kagayamaの加賀山就臣選手(SUZUKI)は11位、HiTMAN RCKOSHiEN YAMAHAの中冨伸一選手(YAMAHA)は19位となった。
翌決勝日は朝から雨と霧に悩まされる。霧は徐々に晴れて、昼頃になると雨は一旦止み、路面はハーフ・ウェットとなった。
悪天候のためレース・スケジュールが大幅に変更され、決勝レースの周回数は20周から15周に減算された。
スタートが切られると加賀山選手は好ダッシュを決めて、1周目を6位で戻ってくる。その後も6位につけていく。しかし、レイン・タイヤを装着していた加賀山選手は、路面が徐々に乾き始めると苦しいライディングを強いられる。
徐々にペースが落ちてしまい、20位でゴールラインを通過した。
また、中冨選手も1周目に大きく順位を上げて、序盤は8番手につけていた。しかし、レイン・タイヤを選択していたため、路面が乾き始めるとペース・ダウン。14位でチェッカー。
ダンロップ・ユーザーの最上位はスリック・タイヤを装着していた岡村光矩選手(KAWASAKI)で、予選23位から追い上げて8位に入った。
一方、JSB1000の後に行われる予定だったスーパーフォーミュラ第2戦は、悪天候により中止となった。
レース後のコメント
14位 中冨伸一選手(YAMAHA)
「天気を上手く味方にできなかった。予選19位からスタートして1周目を8位で帰ってくるまでは予定通りだった。その後、思ったようにペースが上がらず、最終的に14位でチェッカーでした。色々とまだまだ課題だらけですが、少し前に進める事ができたので菅生でまたがんばります」
20位 加賀山就臣選手(SUZUKI)
「事前テストがない状況の中、去年のセット・アップでスタートし、去年のタイムを上回ることはすぐにできたが、2014年の自分のタイムには届かなかった。なかなか速さを発揮するレベルに持って行くことができなかった。
ウエット・レースになれば、ライバルと対等に戦えると思っていたが、苦しいレースになってしまった。なかなか厳しいレースが続いているが、それでもアベレージは去年よりも良くなっている。そこにさらに速さを加えられるよう、マシン開発とセット・アップを続けていきます」
JSB1000Result
順位 | ライダー |
チーム | メーカー | タイム | |
1 | 渡辺一馬 | Kawasaki Team GREEN | KAWASAKI | 29'29.057 | |
2 | 松﨑克哉 | Kawasaki Team GREEN | KAWASAKI | 29'33.638 | |
3 | 高橋裕紀 | MORIWAKI MOTUL RACING | HONDA | 29'44.604 | |
8 | 岡村光矩 | KRP三陽工業&RS-ITOH | KAWASAKI | 30'09.400 | |
14 | 中冨伸一 | HiTMAN RCKOSHIEN YAMAHA | YAMAHA | 30'51.947 | |
20 | 加賀山就臣 | Team KAGAYAMA | SUZUKI | 31'14.943 |