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JSB1000

加賀山選手は今季最高の6位を獲得

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第7戦は6月のSUGO戦以来の、全クラス開催となった。
JSB1000は土曜日にレース1、日曜日にレース2が行われる予定だったが、土曜日は悪天候となりスケジュールが変更された。
土曜日の公式予選、レース1もキャンセルされ、日曜日の朝に公式予選も行われることになった。

日曜日は、朝から快晴に恵まれた。公式予選では加賀山就臣選手(SUZUKI)は7位、中冨伸一選手(YAMAHA)は18位につけた。

午後1時半から行われた決勝レース。加賀山選手は3列目から抜群のスタートを切るとホール・ショットを奪い、そのままトップをキープ。
加賀山選手は2周目までトップを守っていく。
しかし、その後、ヤマハ・ファクトリーの中須賀克行選手や野左根航汰選手、ホンダ・ファクトリーの高橋巧選手などに抜かれてしまい、7位に後退してしまう。
中盤から7位につけて、秋吉耕佑選手(HONDA)に追われていくが、加賀山選手は7位を守っていく。
終盤、上位の1台が脱落すると加賀山選手は6位でチェッカーを受けた。
また、中冨選手は17位に入っている。

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6位 加賀山就臣選手(SUZUKI)

「事前テスト、レース・ウイークと十分な走行時間が取れず、思うようなセット・アップはできなかった。でもそれは皆同じだし、そんな状況になるとこれまでの経験の差が出る。そこは多少自分の強みが出せたのかな、と思う。スタートは自分の武器だし、そこでうまく前に出られて序盤のレースを引っ張ることはできた。そのあとポジションを維持できなかったのは残念です。とは言え、限られた時間の中でベストを出すことができているのは、チーム・スタッフが常に良い状態を保ってくれているからです。さらにひとつでも上でゴールできるよう頑張ります」


17位 中冨伸一選手(YAMAHA)

「天候が悪くて、セッティングする時間が全然足りなかった。土曜日の予選は中止になり、翌日は朝から快晴となったのはよかったのですが、セッティング不足から思ったように走れず残念な結果に終わりました」


JSB1000Result

順位 ライダー チーム マシン タイム
1 中須賀克行 YAMAHA FACTORY RACING YAMAHA '36.34.167
2 野左根航汰 YAMAHA FACTORY RACING TEAM YAMAHA '36.35.318
3 高橋巧 Team HRC HONDA '36.36.775
6 加賀山就臣 Team KAGAYAMA SUZUKI '37.02.001 Dunlop ユーザー
17 中冨伸一 HiTMAN RCKOSHIEN YAMAHA YAMAHA '37.33.011 Dunlop ユーザー

J-GP2

尾野選手が6位を獲得

J-GP3の予選は、土曜日に雨の中で行われた。
榎戸育寛選手(KALEX)が2番手フロント・ローを獲得する。
また、伊達悠太選手(HARC-PRO)は7位、尾野弘樹選手(SUZUKI)11位、クボ・ケミン選手(YAMAHA)13位につける。
決勝レースはドライ・コンディション。榎戸選手は序盤からペースが上がらず、苦戦を強いられる。
逆に、尾野選手は11位から着実に追い上げていくと、5周目には7位に順位アップ。その後、伊達選手を抜くと6位に上がる。
終盤は、後ろから岩崎哲朗選手(KAWASAKI)に追われたが、最後まで6位を守りチェッカーを受けた。
また、ケミン選手は8位、伊達選手9位。榎戸選手は10位でゴールしている。

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J-GP2Result

順位 ライダー チーム マシン タイム
1 岩戸亮介 Team 高武RSC MORIWAKI '34.01.669
2 名越 哲平 MuSASHi RT HARC-PRO. HARC-PRO '34.01.717
3 作本輝介 Team髙武 RSC MORIWAKI '34.01.901
6 尾野弘樹 ミクニ テリー&カリー SUZUKI '34.30.703 Dunlop ユーザー
8 クボ・ケミン 伊藤レーシング YAMAHA '34.35.007 Dunlop ユーザー
9 伊達悠太 KIMA Racing HARC-PRO '34.35.260 Dunlop ユーザー
10 榎戸育浩 Kohara Racing Team KALEX '34.42.921 Dunlop ユーザー

J-GP3

19歳の中島選手が初優勝を飾る

J-GP3クラスの予選も、日曜日の朝に行われた。
小室旭選手(HONDA)がポール・ポジションをゲット。続いて、中島元気選手(HONDA)2位、古市右京選手(KALEX)3位、山本恭裕選手(HONDA)4位となり、上位4位までダンロップ勢が並ぶ。
また、宇井陽一選手(IODA)13位、岡崎静夏選手(HONDA)14位につけた。

決勝レースが始まると、古市選手がホール・ショット。中島選手、小室選手などが続く。
序盤は、中島選手、古市選手、小室選手、山本選手というダンロップ勢の4台がトップ・グループを形成。何度も順位を入れ替えていく。
中盤になると、後方から長谷川聖選手(HONDA)が加わり5台の激戦となる。
そして、ラスト・ラップに先頭で入ったのは小室選手だったが、中島選手、古市選手、長谷川選手、山本選手も僅差で続く。
中島選手は第2ヘアピンで小室選手をとらえてトップに浮上。そのまま後続を抑えて初優勝を決めた。
小室選手は2位。古市選手は惜しくも表彰台を逃して4位、山本選手は5位となる。
また、岡崎選手は9位、宇井選手は10位に入った。

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優勝 中島元気選手(HONDA)

勝因は最終ラップの第2ヘアピンでインに入れたことです。後半、自分もキツかったので前に出てもチャンスはないと思っていたので、最後の第2ヘアピンで勝負しようと、スタート前から決めていました。メチャクチャうれしい、と言うよりはやっと勝てました。ホッとしたという安堵感の方が強いです」


2位 小室旭選手(HONDA)

「一番の敗因は第2ヘアピンで中島選手に入られたこと。みんな厳しそうだったのですが、中島選手も後半キツそうだったので、あそこを閉めていればと思う。最終コーナーで接触したが、中島選手も自分が入ってくると予想してブロックしながらも1本ラインを空けていたのでクリーンなバトルだった。なかなか勝てないですね。今回、勝ちたい、と言う気持ちで臨んだのですごく悔しいです。次戦、岡山は勝つために何が足りないのかを考えて臨みたい」


J-GP3Result

順位 ライダー チーム マシン タイム
1 中島元気 TEAM SRS-Moto HONDA '30.03.851 Dunlop ユーザー
2 小室旭 Team P.MU 7C MIKUNI HONDA '30.04.040 Dunlop ユーザー
3 長谷川聖 CLUBY's&J HONDA '30.04.184
4 古市右京 KTM・ASPIRATION RACING KTM '30.04.223 Dunlop ユーザー
5 山本恭裕 チームライフ・ドリーム北九州 IODA '30.04.841 Dunlop ユーザー
9 岡崎静夏 Kohara Racing Team HONDA '30.24.441 Dunlop ユーザー
10 宇井陽一 41 Planning IODA '30.27.811  Dunlop ユーザー