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JSB1000

津田選手、セッティングに苦しみ、12位、11位に終わる

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ツインリンクもてぎで、2019年シーズンが開幕した。今回は、土曜日にレース1、日曜日にレース2が行われる。
レース1は予選の総合結果順にグリッドに並び、レース2は予選中の2番手タイムの順位でスターティング・グリッドに並ぶ。
今シーズン、Team KAGAYAMAは、TK SUZUKI BLUE MAXと名前を変更し、ライダーに津田拓也選手を迎えた。
ドライ・コンディションで行われた予選では、津田選手は10位、セカンドタイムでも10位となり、レース1,2とも、10番手グリッドかスタートすることになった。
また、昨年と同じチーム、HiTMAN RC甲子園ヤマハが参戦している中冨伸一選手(YAMAHA)は、両レースとも22番手グリッドからスタートする。

土曜日に開催されたレース1。津田選手は順当なスタートを切ると1周目11番手につける。その後、8周目に前田恵助選手(YAMAHA)に抜かれると12位に順位ダウン。その後、前田選手の後方につけていくが、そのまま12位でチェッカーを受けた。

翌日曜日にレース2が開催された。津田選手はレース1の後、セッティングを変更して臨んだ。スタートすると1周目は12番手につけた。
その後、岩戸亮介選手(KAWASAKI)の後方11番手を走行。トップ10入りは果たせなかったが、11位でゴールした。

また、中冨選手はレース1では2周目に転倒してしまい、再スタートして24位。レース2は20位となっている。

コメント

レース1・12位 レース2・11位 津田拓也選手(SUZUKI)

「バイクは去年まで乗っていた仕様と大きな違いは感じないのですが、今年からダンロップ・タイヤを使用することになり、まだタイヤとのマッチングがうまくできていない感じです。レース1の後、セッティングを変えたら、アベレージでコンマ8秒くらい上がったので、まだまだ詰める要素はたくさんあると思います。次戦の鈴鹿では、さらに状態を上げていきたいです」

レース1・24位 レース2・20位 中冨伸一選手(YAMAHA)

「レース1は、スタート決めて1周目を16位で通過したのですが、2周目のバックストレートエンドで、止まりきれなかったバイクに追突されてしまい、コースアウトして転倒してしまった。再スタートしたが24位と悔しいレースになってしまいました。
日曜日のレース2は、予選22位から2つ順位を上げて20位となりました。次の鈴鹿2&4レースもがんばります」

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JSB1000レース1Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 中須賀克行 YAMAHA FACTORY RACING YAMAHA 41'37.972
2位 高橋巧 Team HRC HONDA 41'38.801
3位 野佐根航汰 YAMAHA FACTORY RACING YAMAHA 41'54.184
12位 津田拓也 TK SUZUKI BLUE MAX SUZUKI 43'03.921 Dunlop ユーザー
24位 中冨伸一 HiTMAN RC甲子園ヤマハ YAMAHA 42'49.499 -1 lap Dunlop ユーザー

JSB1000レース2Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 中須賀克行 YAMAHA FACTORY RACING YAMAHA 41'36.963
2位 高橋巧 Team HRC HONDA 41'37.076
3位 野左根航汰 YAMAHA FACTORY RACING YAMAHA 41'48.530
11位 津田拓也 TK SUZUKI BLUE MAX SUZUKI 42'53.495 Dunlop ユーザー
20位 中冨伸一 HiTMAN RC甲子園ヤマハ YAMAHA 41'54.891 -1 lap Dunlop ユーザー

J-GP2

尾野選手が、初の表彰台3位を獲得

予選では、尾野弘樹選手(SUZUKI)が2番手フロント・ローという好位置をゲットした。
スタートが切られると尾野選手は好ダッシュを決めて、4番手につける。すぐさま、岩崎哲朗選手(KAWASAKI)を抜くと3番手に上がる。
その後、名越哲平選手(HARC-PRO)、作本輝介選手(MORIWAKI)の後方で尾野選手は3番手につける。
上位3台は、徐々に間隔があいていき、それぞれが単独走行に。
尾野選手は、順位アップはできなかったが、そのまま3位でチェッカー。J-GP2クラスで初の表彰台3位に上がった。

コメント

3位 尾野弘樹選手(SUZUKI)

「全日本ロードレースに戻ってきて初の表彰台に登れてうれしい。3位は悔しい面もあるが、昨年のもてぎでは転倒してしまったので、シリーズポイントを考えれば良かったと思う。トップの名越選手を追いかけたかったが、レース・ウィーク中に出たトラブルを抱えながらの走行となってしまった。追いかけるところまで持って行けず、走り切ってこの順位を獲得できた。今週がんばってってくれたチームのおかげだと思う。今年に入ってから、マシンも自分自身の状態もいいので、次戦SUGOでは表彰台の真ん中に立てるようにがんばります」

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J-GP2Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 名越 哲平 MuSASHi RT HARC-PRO. HARC-PRO '41.58.274
2位 作本輝介 Team 高武RSC MORIWAKI '42.04.161
3位 尾野弘樹 ミクニ テリー&カリー SUZUKI '42.12.118 Dunlop ユーザー

J-GP3

17歳の鈴木選手が初の3位表彰台をゲット

予選で、安村武志選手(PRCS)がJ-GP3クラスで初のポール・ポジションをゲット。
「セッションの最終ラップに裏ストレートで他車のスリップに付いて、ラッキーなことにポール・ポジションを獲得できた。決勝レースでは、とにかく全力を尽くします」と安村選手。
また、岡崎静夏選手(HONDA)は4位、鈴木大空翔選手(HONDA)7位につけている。  

レースがスタートすると、安村選手がホール・ショット。その後、長谷川聖選手(HONDA)が先頭に立ち、後方から安村選手、岡崎選手、鈴木選手、中山愛理選手(HONDA)が続く。
中盤へ向けてトップの長谷川選手が逃げ初め、安村選手、岡崎選手など4台が2位争いを展開していく。
安村選手、岡崎選手、中山選手、鈴木選手は、何度も順位を入れ替えながら表彰台をかけた戦いを繰り広げていく。
終盤になると、安村選手が遅れはじめ、中山選手、鈴木選手、岡崎選手が最後まで激戦を展開。
鈴木選手はラスト・ラップに中山選手にパスされてしまうが、17歳の鈴木選手は初の表彰台3位をつかんだ。
岡崎選手4位、安村選手5位でゴール・ラインを通過した。

コメント

3位 鈴木 大空翔選手(HONDA)

「事前テストからトップ6の中に入れた。レースは最終ラップで中山選手に抜かれたのがとても悔しいが、開幕戦で表彰台に乗れたのでこの勢いで次戦以降もがんばっていきたい。次のSUGOは苦手なコースなので、テストからキチンと組み立ててしっかりとトップ争いができるようにがんばります」


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J-GP3Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 長谷川 聖 CLUB Y's HONDA '41.00.257
2位 中山 愛理 TEAM SHOTA HONDA '41.11.792
3位 鈴木 大空翔 BATTLE FACTORY HONDA '41.11.836 Dunlop ユーザー
4位 岡崎 静夏 Kohara Racing Team HONDA '41.12.102 Dunlop ユーザー
5位 安村 武志 犬の乳酸菌.jp/プリミティブRT PRCS '41.13.757 Dunlop ユーザー
6位 S・アギウス MIE Racing HONDA '41.30.563 Dunlop ユーザー
7位 細谷 翼 Team SRS-Moto HONDA '41.30.633 Dunlop ユーザー
8位 藤田 哲弥 TEAM MASSA-R HONDA '41.30.750 Dunlop ユーザー
9位 藤井 謙汰 Kohara Racing Team HONDA '41.30.961 Dunlop ユーザー
10位 村瀬 健琉 ミクニ テリー&カリー HONDA '41.31.258 Dunlop ユーザー