第2戦は、4輪の全日本スーパーフォーミュラ選手権との併催で行われるSUZUKA 2&4 RACE。今回は、JSB1000クラスのみが行われた。

土曜日、ドライ・コンディションで行われた予選では、津田選手は12位となり、レース1は12位番手グリッド。セカンドタイムは11位となり、レース2は11番手グリッドからスタートすることになった。
また、市販車に近いマシンで参戦している中冨伸一選手(YAMAHA)は、レース1は21位、レース2は22位に並ぶ。

土曜日に行われたレース1。津田選手は1周目にデグナーカーブで他者と接触してコースアウト。23位に順位を落としてしまう。その後、粘り強い追い上げを披露。少しずつポジションを上げていくと15位でゴールした。
中冨選手は21位となっている。

翌日曜日、朝のウォームアップ走行でマシントラブルが発生。その後、マシンを修復してレース2に臨んだ。
しかし、セッティングを確認する時間がなかったために、苦しいライディングを強いられてしまい、津田選手は20位となった。
また、中冨選手は25位に入っている。

コメント

レース1・15位 レース2・20位 津田拓也選手(SUZUKI)

「開幕戦の感覚をベースに、自分なりに考えてテストで走ってみた。まだイメージとは大きく違うので、とにかくアジャストできるよう心がけている。一発タイムもほしいし、レース距離を高いアベレージで走れることも大事で、その両立ができればベストですが、まだどちらもうまくできていない。もうちょっと自分の走りのイメージを変えていかないといけないと思う。なかなか出口が見えず苦しいが、新たなチャレンジなのでがんばります」

レース1・21位 レース2・25位 中冨伸一選手(YAMAHA)

「レース1はスタートは悪くなかったのですが、1コーナーで行き場が無くなり順位を大きく下げて、S字コーナーでも順位を上げる事ができなかった。その後追い上げたが、予選と同じ21位でチェッカーとなりました。
レース2は、スタートはまずまずでしたが、序盤にペースを上げられない状況で、かなり順位も下げてしまった。
ペースを上げるために色々走らせ方を変えて数台抜く事はできたが、25位でゴールとなりました」

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JSB1000レース1Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 高橋巧 Team HRC HONDA 29'23.628
2位 渡辺一樹 ヨシムラスズキMOTUL SUZUKI 29'40.326
3位 野佐根航汰 YAMAHA FACTORY RACING YAMAHA 29'49.928
15位 津田拓也 TK SUZUKI BLUE MAX SUZUKI 30'35.943 Dunlop ユーザー
21位 中冨伸一 HiTMAN RC甲子園ヤマハ YAMAHA 30'59.201 Dunlop ユーザー

JSB1000レース2Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 高橋巧 Team HRC HONDA 37'49.976
2位 中須賀克行 YAMAHA FACTORY RACING YAMAHA 38'06.833
3位 野左根航汰 YAMAHA FACTORY RACING YAMAHA 38'09.986
20位 津田拓也 TK SUZUKI BLUE MAX SUZUKI 39'27.298 Dunlop ユーザー
25位 中冨伸一 HiTMAN RC甲子園ヤマハ YAMAHA 39'54.980 Dunlop ユーザー