J-GP3

16歳の鈴木選手が初優勝を決める

予選では、高杉奈緒子選手(HONDA)がフロント・ロー2番手を獲得。藤井謙太選手(HONDA)5位、成田彬人選手(HONDA)6位、細谷翼選手(HONDA)7位、岡崎静夏選手(HONDA)8位、安村武志選手(PRCS)9位、鈴木大空翔選手(HONDA)10位につける。
決勝レースが始まると、長谷川聖選手(HONDA)がトップに立ち、高杉選手、福嶋佑斗選手(HONDA)などが続く。鈴木選手は好ダッシュを決めると、すぐに挽回。1周目を終えると、鈴木選手は高杉選手の後方3番手につける。
3周目、鈴木選手は高杉選手を抜き去り、トップの長谷川選手を猛追していく。
6周目には長谷川選手と鈴木選手はテール・トゥ・ノーズのトップ争いを展開。そして、鈴木選手は8周目にトップを奪う。
その後も、鈴木選手は長谷川選手に追われていくが、トップをキープしていく。
鈴木選手は全日本初優勝を決めた。
また、藤井選手は1周目の7位から徐々に追い上げ、3位表彰台を獲得した。

コメント

1位 鈴木 大空翔選手(HONDA)

「開幕戦のツインリンクもてぎでは、長谷川選手に離されて3位だったので今回勝つことができて、すごくうれしい。レース後半、長谷川選手にピタリと背後につかれていたので、抜かれたらまずいと思っていた。ウイークの最初からこのコースを攻略できていたわけではなく、昨日の予選でやっとポイントをつかんで決勝朝のウォーム・アップ走行でさらにセットを詰めたことがよかったと思う。この調子で次回の筑波も勝ちを狙っていきたいです」


3位 藤井謙太選手(HONDA)

「事前テストからセクター4の速さは自分に分があった。車体、タイヤ、他のパーツなど総合的にマッチさせていけば必ずいいリザルトがついてくると思っていた。ペース的にはトップ・グループとほぼ同じだと思うが、そこに自力で行くにはあと一歩、二歩足りなかった、と思う。仕上がりは確実によくなってきている。予選で自己ベスト・タイムが出せたし、やって来た方向性が間違っていなかったと確信できたのが、うれしい。次戦はトップ争いができるように事前テストから、しっかりマシンを作っていきたい」

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J-GP3Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 鈴木 大空翔 BATTLE FACTORY HONDA '32.11.712 Dunlop ユーザー
2位 長谷川聖 CLUB Y's HONDA '32.12.040
3位 藤井謙汰 Kohara Racing Team HONDA '32.16.654 Dunlop ユーザー
5位 岡崎静夏 Kohara Racing Team HONDA '32.17.373 Dunlop ユーザー
7位 村瀬 健琉 ミクニ テリー&カリー HONDA '32.23.359 Dunlop ユーザー
8位 安村 武志 犬の乳酸菌.jp/プリミティブRT PRCS '32.23.766 Dunlop ユーザー
9位 高杉奈緒子 41PLANNING HONDA '32.25.101 Dunlop ユーザー
10位
成田彬人
Team P.MU 7C MIKUNI HONDA '32.25.666 Dunlop ユーザー

J-GP2

尾野選手は2位を争うも、転倒リタイア

予選で、尾野弘樹選手(SUZUKI)は2位フロント・ローをゲットした。
決勝レースがスタートすると、尾野選手は好スタートを切り、1周目3番手につける。
作本輝介選手(MORIWAKI)がトップに立ちレースをリード。尾野選手は名越哲平選手(HARC-PRO)と激しい2位争いを演じていく。
終盤に入っても、尾野選手は名越選手の後方につけ、2位争いを展開。
ところが、残り3周となった18周目に、尾野選手は4コーナーで転倒。そのままレースを終えた。

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J-GP2Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 作本輝介 Team 高武RSC MORIWAKI '30.20.320
2位 名越 哲平 MuSASHi RT HARC-PRO. HARC-PRO '30.23.214
3位 榎戸育寛 SDG Mistresa RT HARC-PRO. HARC-PRO '30.38.901
リタイア 尾野弘樹 ミクニ テリー&カリー SUZUKI '25.50.156 -3 laps Dunlop ユーザー

  • 天気:25日:晴れ、26日:晴れ
  • 気温:25日:25度 26日:32度
  • 観客:25日:2,700人、26日:5,050人

JSB1000

津田選手、2レースともリタイアに終わる

  • 天気:25日:晴れ、26日:晴れ
  • 気温:25日:25度 26日:32度
  • 観客:25日:2,700人、26日:5,050人

第3戦は、宮城県の仙台郊外にあるスポーツランドSUGOで行われた。
晴天に恵まれた土曜日の予選。TK SUZUKI BLUE MAXの津田拓也選手(SUZUKI)は17位。土曜日に行われるレース1は17番手グリッドとなった。
また、予選のセカンドタイムの順位は18位となり、レース2は18番手からスタートする。
また、中冨伸一選手(YAMAHA)は、レース1,2とも22位からのスタートとなった。

土曜日に行われたレース1。津田選手はスタートから思ったようにペースが上がらず苦しい展開となる。最後まで粘り強く走り続けたが、残り4周というところで転倒リタイアに終わった。
中冨選手は17位でゴールしている。

レース2は、気温32度という真夏のような暑さの中で迎えた。路面温度50度という厳しいコンディションで、マシン・トラブルが発生して5周目にピットイン。再スタートするも、終盤に入るとピットに戻ってしまった。
中冨選手は19位でチェッカーを受けた。

コメント

レース1・リタイア レース2・リタイア 津田拓也選手(SUZUKI)

「事前テストはレースで使うタイヤを選ぶ作業で2日間の時間をすべて使った。手応えを感じながらレース・ウイークに入りました。今回は、想像以上に気温が上がり、その対応が後手後手になり、思うようなレースができずに終わってしまった」

レース1・17位 レース2・19位 中冨伸一選手(YAMAHA)

「予選では、前日の走行のときより約1秒もタイムを更新することができたことはよかったです。決勝当日は暑くなり大変でした。いろいろと課題は多いですが、後半戦はひとつでも多く課題をクリアできるようにがんばります」

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JSB1000レース1Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 高橋巧 Team HRC HONDA 36'12.434
2位 中須賀克行 YAMAHA FACTORY RACING YAMAHA 36'19.251
3位 野佐根航汰 YAMAHA FACTORY RACING YAMAHA 36'19.596
17位 中冨伸一 HiTMAN RC甲子園ヤマハ YAMAHA 36'36.693 -1 lap Dunlop ユーザー
リタイア 津田拓也 TK SUZUKI BLUE MAX SUZUKI 24'07.204 -9laps Dunlop ユーザー

JSB1000レース2Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 高橋巧 Team HRC HONDA 36'21.938
2位 中須賀克行 YAMAHA FACTORY RACING YAMAHA 36'25.278
3位 野左根航汰 YAMAHA FACTORY RACING YAMAHA 36'28.707
19位 中冨伸一 HiTMAN RC甲子園ヤマハ YAMAHA 36'38.856 -1 lap Dunlop ユーザー
リタイア 津田拓也 TK SUZUKI BLUE MAX SUZUKI 34'12.472 -4laps Dunlop ユーザー