J-GP2

尾野選手、6位でゴール

予選では、尾野選手は5番手につける。
決勝レースでは、ウエットのライディングに苦しむと7位につけていく。レース後半に入ると少しずつペースをつかみ、順位アップを狙っていく。
そして、最終ラップで阿部恵斗選手(YAMAHA)を抜き去り6位でゴールした。

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尾野弘樹選手(SUZUKi)

「岡山国際サーキットは苦手でした。今年、ライディングの見直しをずっとしてきているのが功を奏したようで、テストから自己ベストが更新でき、苦手意識を払拭することができた。予選は序盤からうまく走っていたが、マシン・トラブルが起きてしまった。原因も分かって、決勝朝のフリー走行で直っていた。レースは結果的にウエットとなってしまい、このコースのウエットは良い印象がなく、今ひとつバイクのフィーリングも掴みきれなかった。後半はペースを上げ気味になったところでレースが終わりになってしまった。順位は残念ですが、コース自体の苦手意識、苦手と思っていたところがライディングでこうやるとタイムアップできる、ということが分かったので、収穫の大きなレースでした」

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J-GP2Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 榎戸育寛 SDG Mistresa RT HARC-PRO. HARC-PRO '20.46.009
2位 岩崎哲朗 OGURA CLUTCH with RIDE IN HARC-PRO '20.50.652
3位 作本輝介 Team 高武RSC MORIWAKI '20.53.623
6位 尾野弘樹 ミクニ テリー&カリー SUZUKI '21.09.297 Dunlop ユーザー

  • 天気:曇り、雨
  • 気温:不明度
  • 観客:5000人

JSB1000

雨の中、津田選手が今季最高の5位を獲得

  • 天気:曇り、雨
  • 気温:不明度
  • 観客:5000人

第6戦は、岡山県にある岡山国際サーキットで開催された。
予選はドライ・コンディションで行われ、津田拓也選手(SUZUKI)は11位につける。
また、タイヤ開発を行いながら市販車ベースのマシンでエントリーしている中富伸一選手(YAMAHA)は20番手となる。

決勝当日、朝のウォーム・アップ走行はドライ・コンディションで行われたが、雨の中で決勝レースを迎えた。
津田選手は1周目8番手につけると、その後雨の中を安定したペースで走行。着実に順位を上げていくと、今季最高の5位でチェッカーを受けた。
また、中冨選手は1周目に13位と好スタート。その後も粘り強く走り続けると、今季最高の13位でチェッカーを受けた。

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5位 津田拓也選手(SUZUKI)

「レース・ウイークに入り、テストで経験した路面温度にアジャストできるよう準備したものがうまく機能した。できれば予選ではトップ10に入りたかったが、あと一歩でした。決勝は雨で、トップとの差を詰めるチャンスと思ったのが、途中でトラブルが出てしまい、我慢のレースとなった。ライダー側でできるフィジカル・トレーニングを従来の倍にして、上位との差を詰めるチャンスが来た時に生かせられるようトライしてきた。その結果が少し出たのかなという感覚はあります。引き続き頑張ります」

13位 中冨伸一選手(YAMAHA)

 「スタートを決めてうまくポジションを上げることができました。しかし、その後は追い上げることができずに悔しいレースでした。ポイントを獲得できたことはよかったです」

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JSB1000Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 野左根航汰 YAMAHA FACTORY RACING YAMAHA 39'32.122
2位 水野涼 MuSASHi RT HARC-PRO.Honda HONDA 39'36.161
3位 中須賀克行 YAMAHA FACTORY RACING YAMAHA 39'43.568
5位 津田拓也 TK SUZUKI BLUE MAX SUZUKI 40'27.493 Dunlop ユーザー
13位 中冨伸一 HiTMAN RC甲子園ヤマハ YAMAHA 40'05.843 Dunlop ユーザー

J-GP3

最終ラップで波乱。細谷選手が2位を獲得

予選では、高杉奈緒子選手(KTM)が2位、村瀬健琉選手(HONDA)3位フロント・ローにつける。
また、成田彬人選手(HONDA)は5位、鈴木大空翔選手(HONDA)7位、細谷翼選手(HONDA)8位、山本恭裕選手(HONDA)10位、藤井謙汰選手(HONDA)11位につける。
J-GP3クラスの決勝レースは、ドライ・コンディションで行われた。ホールショットを決めたのは高杉選手。
序盤は、村瀬選手、長谷川聖選手(HONDA)、鈴木選手、成田選手、細谷選手、高杉選手がトップ集団を形成。この中から、高杉選手が徐々に遅れていく。
後半に入ると、鈴木選手、村瀬選手、長谷川選手、成田選手、細谷選手が激しい順位争いを展開する。
ラスト・ラップ、ダブル・ヘアピンひとつ目で、トップの鈴木選手を抜こうとした村瀬選手が転倒。鈴木選手も巻き込まれて2台とも転倒してしまう。
これで、長谷川選手が優勝を達成。細谷選手は初の表彰台2位、成田選手3位となった。
また、高杉選手4位、藤井選手6位、山本選手7位に入っている。

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2位 細谷翼選手(HONDA)

「事前テストからタイムがよくなくて、トップ争いについていくだけで精一杯でした。レースでは自己ベストを更新できた。前の2台が転んでの結果ですが、初めての表彰台に立つことができてうれしい。次もトップ集団に入れるようにがんばりたい」

3位 成田彬人(HONDA)

「レース・ウイークでタイムが伸びず、自己ベストは更新したが、厳しい戦いになった。序盤はトップ争いについていくことができ、いいレースができましたが、前の選手たちは、自分よりアベレージが高く、ラスト2ラップでシフト・ミスからオーバーランして遅れてしまった。そこから必死で追いかけた。次戦では、自力で表彰台に立てるようにしたい」

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J-GP3レース1Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 長谷川聖 CLUBY's HONDA '31.05.600
2位 細谷翼 Team SRS-Moto HONDA '31.05.895 Dunlop ユーザー
3位 成田彬人 Team P.MU 7C MIKUNI HONDA '31.06.934 Dunlop ユーザー
4位 高杉奈緒子 41PLANNING KTM '31.23.019 Dunlop ユーザー
6位 藤井謙汰 Kohara Racing Team HONDA '31.31.281 Dunlop ユーザー
7位 山本恭裕 チームライフ・ドリーム北九州 HONDA '31.31.335 Dunlop ユーザー
9位 セナ・アギウス MIE Racing HONDA '31.32.028 Dunlop ユーザー
10位 ハリソン・ヴォイト KIRacing&T.Sugai HONDA '31.32.065 Dunlop ユーザー
リタイア 鈴木 大空翔 BATTLE FACTORY HONDA '29.26.952 -1 lap Dunlop ユーザー
リタイア 村瀬 健琉 ミクニ テリー&カリー HONDA '29.27.029 -1 lap Dunlop ユーザー