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J-GP3
古里選手が初優勝を決める
予選では、小室旭選手(KTM)が2戦連続のポール・ポジションを獲得。村瀬健琉選手(HONDA)が2位につける。古里太陽選手(HONDA)は5番手2列目となる。
決勝レースが始まると村瀬選手がホール・ショット。小室選手、古里選手などが後ろから続く。
序盤は、村瀬選手、鈴木大空翔選手(HONDA)、古里選手、小室選手など7台がトップ集団を形成。
中盤になると、小室選手、村瀬選手、古里選手、徳留真紀選手(HONDA)、成田彬人(HONDA)の5台がトップ争いを繰り広げる。
終盤に入っても激戦が展開されていく。ラスト・ラップ、古里選手と徳留選手の戦いとなり、古里選手が競り勝ち初優勝を決めた。
小室選手は3位。村瀬選手は5位に入り、ランキング・トップを守っている。2点差でランキング2位に小室選手が付けて、最終戦を迎えることになった。
コメント
1位 古里太陽選手(HONDA)
「ストレートが速くブレーキングで抜くことができた。アジアタレントカップでもSUGOでも勝てなかったので、ここで勝ててホッとしている。今大会も出られるかどうか分からない状態だったが、チームにお願いして出場することができた。
金曜日の走行でマシンを大破させてしまって、申し訳ない気持ちです。この優勝で少しは恩を返せたかな、と思う。最終戦鈴鹿は、昨年まで一番走ったコースなので自信がある。2連勝を飾れるようにがんばります」
3位 小室旭選手(KTM)
「途中で全体のペースが上がらなかったので自分が前に出た。トップのまま最後までいけるとは思っていなかったが、古里選手が5コーナーでインに入ってきて弾かれ、その隙に徳留選手に前に行かれたのが計算外だった。ラスト3ラップくらいから、村瀬選手の位置を確かめながら走っていた。最後は村瀬選手の前でゴールしようと考えた。
優勝しないでチャンピオンになるのはどうなのかとも思うが、今年は4戦しかないので、勝つことにこだわりすぎて全てを失うよりも、チームの目的はシリーズ・チャンピオンなのでそこに向けて一歩進んだレースになった」
Photo gallery
J-GP3Result
順位 | 選手名 | チーム | メーカー | タイム | |
---|---|---|---|---|---|
1位 | 古里太陽 | Taiyo with BATTLE FACTORY | HONDA | '28.36.912 | |
2位 | 徳留真紀 | マルマエMTR | HONDA | '28.36.977 | |
3位 | 小室旭 | Sunny moto planning AKR | KTM | '28.37.272 |