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JSB1000
中冨選手がレース1で13位、渥美選手はレース1で12位に入る
第2戦は、4輪のスーパーフォーミュラの併催レースとして、JSB1000クラスが2レース行われた。
今回のレース1は、鈴鹿8時間耐久ロードレースの出場権をかけた8耐トライアウトだったため、全64台がエントリー。予選通過44台ということで、予選から激しいタイム・アタックが展開された。
前回2019年の8耐と2019-2020EWC第2戦セパン8耐に参戦し結果を残しているチームは、すでに出場権を獲得している。
今大会は、フル参戦している中冨伸一選手(YAMAHA)に加え、ST1000クラスにフル参戦している渥美心選手(BMW)もダンロップ・ユーザーとして、出場予定の8耐に向けてエントリーした。
24日土曜日の午前中に行われた予選では、渥美選手が11位、中冨選手は12位。レース1へ、渥美選手11位、中冨選手12位と、共に4列目スタートとなった。
レース1は、24日の午後に14周で行われた。
スタートが切られると3周目のデグナーカーブで多重クラッシュが発生。セーフティ・カーが5周に渡って入った。
8周目に入ったところで再スタート。渥美選手は12位、中冨選手は13位につける。そのまま順位を守り切るとチェッカーを受けた。
また、ダンロップ・ユーザーの南本宗一郎選手(YAMAHA)16位、寺本幸司選手(SUZUKI)19位、小島一浩選手(HONDA)25位、吉田光弘選手(HONDA)29位、片平亮輔選手(HONDA)31位、中島元気選手(HONDA)32位となり、それぞれ8耐の出場権を獲得した。
翌25日は晴天に恵まれ、レース2が行われた。渥美選手は粘り強い走りを見せると、レース終盤に山口辰也選手(HONDA)を抜いて13位でゴール。
中冨選手はレース後半ペースが上がらず、16位となった。
コメント
渥美心選手(BMW) レース1:12位、レース2:13位
「決勝レース1は多重クラッシュの影響でセーフティ・カーが介入する波乱もあったが、最後まで全力で攻めて12位となりました。レース2は、最後まで攻めた結果、順位を上げられて、新しい感覚も得られたのでとても良いレースができた。
JSB1000の中で培った経験は、今後確実にいきてくると思います。次戦は本職のST1000クラスで優勝できるように最大限の準備をします」
中冨伸一選手(YAMAHA) レース1:13位、レース2:16位
「予選では、目標の8秒台をクリアして2分7秒台に入りました。レース1は、13位でゴールしました。
レース2は、朝フリーの感触が良かったのでよい結果を期待していたが、レース中に問題が出てしまい、途中からペースを上げる事ができなかった。次戦に向けて、しっかり準備したいです」
Photo gallery
JSB1000レース1Result
順位 | 選手名 | チーム | メーカー | タイム | |
---|---|---|---|---|---|
1位 | 中須賀克行 | YAMAHA FACTORY RACING | YAMAHA | 34'30.343 | |
2位 | 清成龍一 | Astemo Honda Dream SI Racing | HONDA | 34'34.085 | |
3位 | 加賀山就臣 | Team KAGAYAMA | SUZUKI | 34'37.446 | |
12位 | 渥美心 | TONE RT SYNCEDGE4413 BMW | BMW | 34'58.858 | |
13位 | 中冨伸一 | Waveinn-R | YAMAHA | 34'59.031 |
JSB1000レース2Result
順位 | 選手名 | チーム | メーカー | タイム | |
---|---|---|---|---|---|
1位 | 中須賀克行 | YAMAHA FACTORY RACING | YAMAHA | 33'53.577 | |
2位 | 清成龍一 | Astemo Honda Dream SI Racing | HONDA | 33'58.671 | |
3位 | 亀井雄大 | Honda Suzuka Racing Team | HONDA | 34'08.866 | |
13位 | 渥美心 | TONE RT SYNCEDGE4413 BMW | BMW | 34'39.823 | |
16位 | 中冨伸一 | Waveinn-R | YAMAHA | 34'45.023 |