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J-GP3
小室選手が今季初優勝を果たす
レイン・コンディションの予選では、小室旭選手(KTM)がポール・ポジションを獲得。
尾野弘樹選手(HONDA)2位、高杉奈緒子選手(KTM)5位につける。
ハーフ・ウェットという難しいコンディションの中でレースはスタート。
小室選手が好スタートして、そのままレースをリード。後ろから木内尚汰選手(HONDA)、尾野選手、高杉選手などが続く。
小室選手、尾野選手、木内選手、高杉選手の4台がトップグループを形成し、後続を離していく。
8周目に3番手につけていた木内選手が転倒。
この後、小室選手と尾野選手のトップ争いとなる。
また、細谷翼選手(HONDA)が高杉選手を抜いて3位に上がるが、10周目に転倒。これで、高杉選手が単独3位となる。
最終ラップには、小室選手と尾野選手がデッドヒートを展開するが、小室選手が競り勝ち優勝を決める。
事前テストで足の甲を骨折していた尾野選手は善戦して2位。
高杉選手は、初の表彰台3位を獲得。ダンロップユーザーが表彰台を独占した。
コメント
1位 小室旭選手(KTM)
「今週は、エンジン・トラブルがあったり、天候が悪かったり、いろいろ大変だった。チームのおかげで、勝つことができました。次は地元の筑波なので、次回もいい結果がでるようにがんばります」
2位 尾野弘樹選手(HONDA)
「逃げきるレースをしたかった。ホール・ショットが取れず、木内選手にパスされて、少しペースが乱れてしまった。小室選手の後ろについたのは初めてだった。ラスト・ラップは勝負にいったが、最後の登りはきつかった。事前テストの初日に転倒してろっ骨と右足の甲を骨折してしまい、最後まで身体が持つのか分からなかった。ラスト5ラップはマシンの挙動を抑えるのが、たいへんだったが、集中して走った。次戦では勝てるレースをしようと思います」
3位 高杉奈緒子選手(KTM)
「全日本に参戦して15年目にして、初めて表彰台に上がりました。応援していただいている方たちに答えられて良かったです。今回は、前を走っていた人が転倒しての表彰台なので、次は実力で表彰台に上がりたいです」
Photo gallery
J-GP3Result
順位 | 選手名 | チーム | メーカー | タイム | |
---|---|---|---|---|---|
1位 | 小室旭 | Sunny moto Planning | KTM | '32.24.392 | |
2位 | 尾野弘樹 | P.MU 7C GALE SPEED | HONDA | '32.24.491 | |
3位 | 高杉奈緒子 | TEAM NAOKO KTM | KTM | '32.36.165 |