• 天気:19日:雨 20日:晴れ
  • 気温:19日:21.4度 20日:27度
  • 観客:19、20日:3000人

J-GP3

小室選手が3連勝を決める

  • 天気:19日:雨 20日:晴れ
  • 気温:19日:21.4度 20日:27度
  • 観客:19、20日:3000人

レース1
 予選は、ウェット・コンディションで行われ小室旭選手(KTM)がポール・ポジションを獲得する。
 雨の中で行われたレース1。小室選手が好スタートを切ると、そのままトップを快走。2番手には森俊也選手(HONDA)続く。
 レース中盤に向けて、小室選手と森選手の差は詰まっていく。11周目、森選手がトップを奪うが、13周目にマシンが止まってしまう。
 これで小室選手の単独トップとなり、2連勝を達成した。
 2位争いは、江澤伸哉選手(HONDA)と細谷翼選手(HONDA)が競り合い、江澤選手が2位をつかんだ。
 
レース2
 セカンド・タイムで決まるレース2のポール・ポジションも小室選手が獲得した。
 ドライ・コンディションの中でスタートすると、小室選手が飛び出して、トップに立つ。
 後ろから尾野弘樹選手(HONDA)、細谷選手などが続く。
 小室選手は着実に後続を離していくと、中盤には約5秒のリードを奪う。単独2位は尾野選手がつける。
 小室選手はそのまま他車を圧倒すると、3連勝を達成。予選、決勝とパーフェクト・ウィンを決めた。尾野選手が2位、細谷選手が3位でゴールした。

コメント

レース1、2:優勝 小室旭選手(KTM)

「レース1は、ライバルのトラブルなどもあり優勝できた。内容よりも走り切ることを優先したレースでした。
 ドライ・コンディションとなったレース2も、自分自身に集中し強いレースができた。とにかく、自分のペースを守ろうと思った。地元筑波サーキットで2勝できたのは格別の喜びです。これも、サポートしてくれる方たちのおかげです。タイトルへ向けて、流れはいいと思う。次戦の鈴鹿も気を引き締めて万全で臨みます」

レース1:24位、レース2:2位 尾野弘樹選手(HONDA)

「筑波サーキットを小排気量で走るのは2008年以来で、あまり得意なサーキットではないが、ケガも癒えて、巻き返していこうと思っていた。レース1は追い上げている6ラップ目に、CXコーナーで前車がハイサイド転倒、それに巻き込まれて転倒してしまった。レース2は、小室選手には届かずの2位でとても悔しいレースになった。次の鈴鹿ではしっかりと巻き返していきたい」

レース1:2位レース レース2:9位 江澤伸哉選手(HONDA)

「レース1の決勝は、とにかく前だけを見てどん欲に行こうと決めていた。プライベートチームで父がメカニックをしているが、自分のセットを詰めて仕上げてくれたことに感謝している。初表彰台なので、とてもうれしいです。
 レース2はセカンド・タイムが悪く、後方グリッドだったので、そこからしっかりと追い上げようとがんばった。今回はベスト・タイムをコンマ4秒詰めることができた。表彰台にも上ることができたので、これを励みに鈴鹿でも上位にいけるようにがんばります」

レース1:3位  レース2:3位 細谷翼選手(HONDA)

「雨は好きではなくて、前戦の雨のSUGOで転倒してしまった。レース1は転ばないように走った。
 ドライの方が好きなので、レース2では絶対に勝つと思って臨んだ。スタートが大事だと気合を入れ過ぎてしまってミスしてしまった。トップの2人と離れてしまい、その差を詰めることができなかった」

Photo gallery
 



J-GP3レース1Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 小室旭 Sunny moto Planning KTM '22.12.456 Dunlop ユーザー
2位 江澤伸哉 team-hiro'ck & HARC-PRO HONDA '22.16.636 Dunlop ユーザー
3位 細谷翼 realize racing team HONDA '22.20.992 Dunlop ユーザー

J-GP3レース2Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 小室旭 Sunny moto Planning KTM '20.17.549 Dunlop ユーザー
2位 尾野弘樹 P.MU 7C GALE SPEED HONDA '20.24.059 Dunlop ユーザー
3位 細谷翼 realize racing team HONDA '20.30.790 Dunlop ユーザー

  • 天気:19日:雨 20日:晴れ
  • 気温:19日:21.4度 20日:27度
  • 観客:19、20日:3000人

ST1000

レース1 雨の中、榎戸選手が優勝 レース2 作本選手が今季初優勝

  • 天気:19日:雨 20日:晴れ
  • 気温:19日:21.4度 20日:27度
  • 観客:19、20日:3000人

レース1
 レイン・コンディションの予選で、岡本裕生選手(YAMAHA)がポール・ポジションを獲得した。
 19日の午後に行われたレース1。雨の中、スタートが切られると榎戸育寛選手(HONDA)が好ダッシュ。ところが、3周目に入ったところで、岡本選手が転倒して、マシンがコース上に倒れたために、赤旗が出された。
 レースは仕切り直しとなった。2度目のスタートが切られると、榎戸選手がホール・ショット。そのまま先頭に立ち、すぐさま後続を離していく。
 2位争いは、作本輝介選手(HONDA)、渡辺一馬選手(HONDA)、豊島怜選手(YAMAHA)が演じていく。
 榎戸選手は、そのままトップを守りきりチェッカー。
 2位争いからは、終盤、作本選手が抜け出して2位でゴール。渡辺選手が3位となった。
 一方、ポール・シッターの岡本選手は、ピット・スタートしたが、マシン・トラブルのためにリタイアとなった。
 また、開幕ウィナーの高橋裕紀選手(HONDA)は、ルマン24時間に参戦したために欠場した。
 
レース2
 予選のセカンド・タイムでレース2のスターティング・グリッドは決められた。
 岡本選手が、レース2のポール・ポジションもゲットした。
 レース2は、翌日曜日に、ドライ・コンディションで行われた。
 決勝がスタートすると、渡辺選手が好ダッシュ。岡本選手、榎戸選手、作本選手などが続く。
 4周目になると作本選手がトップに上がり、後続を引き離していく。一方、渡辺選手はマシン・トラブルのためにピット・イン・リタイアとなった。
 2位争いは、岡本選手、津田拓也選手(SUZUKI)、榎戸選手、南本宗一郎選手(YAMAHA)が展開していく。
 作本選手は、そのまま後続を寄せつけず、初優勝を決める。
 2位争いは最後まで混戦となるが、終盤、榎戸選手がクラッシュすると、コース上にマシンが倒れてしまい赤旗終了。
 16周目通過時点の記録が最終結果となり、2位津田選手、3位岡本選手、4位榎戸選手となった。

コメント

レース1:優勝 レース2:4位 榎戸育寛選手(HONDA)

「レース1は、予選と決勝で雨量が違いコンディションが変わって難しかった。スタートから飛び出してトップを走ることができた。終盤はバランスを崩しタイムが落ちてしまった。後続が迫っていてはらはらしたが、勝つことができてよかったです。
 レース2はドライ・コンディションとなり、そこに合わせて車体のセットアップを考えましたが、フィーリングがマッチしなかった。我慢のレースになってしまい転倒してしまったが、4位という結果が残りました」

レース1:2位 レース2:優勝 作本輝介選手(HONDA)

「予選からレース1へ大きくセッティングを変更した。そのセットが思った以上にうまくいき、トップの榎戸選手のペースが落ちたことで、前に追いつくことができ2位になることができた。
 レース2は赤旗中断での終了となったのは、残念でしたが、やっと勝つことができてうれしい。勝つまで時間がかかり過ぎたと思っています。ここからしっかりと優勝を重ねて結果を残していきたい」

レース1:3位 レース2:リタイア 渡辺一馬選手(HONDA)

「雨のレースは好きじゃないのですが、チームがセッティングを考えてくれて、いい方向にいった。3位で最低限の結果は残せたと思う。
  レース2では、しっかりとトップ争いをして勝ちたいと思っていたのですが、トラブルが出てしまいリタイアとなってしまいました。気持ちを切り替えて鈴鹿に挑みたい」

レース1:13位 レース2:2位 津田拓也選手(SUZUKI)

「レース1は、ウェットのセッティングがなかなか決まらず、苦戦しました。
 今シーズンは、序盤にペースを上げられず、改善するためにテストしてきた。レース2にはその成果がでたと思う。次の鈴鹿へ向けてしっかり準備したい」

レース1:リタイア レース2:3位  岡本裕生選手(YAMAHA)

「レース1は、オープニング・ラップでの転倒で1周もできなかったので、レース2は慎重に行きましたが、スタートで失敗してしまい、2番手からの追い上げになった。走り出しでペースを上げることができず、これでリズムを作ることができなかった。次戦の鈴鹿は、改めてしっかりと準備を進めて頑張ります」

Photo gallery
 



ST1000レース1 Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 榎戸育寛 SDG Motor Sports RT HARC-PRO. HONDA '21.02.313 Dunlop ユーザー
2位 作本輝介 Astemo HondaDream SI Racing HONDA '21.02.403 Dunlop ユーザー
3位 渡辺一馬 Astemo HondaDream SI Racing HONDA '21.11.558 Dunlop ユーザー

ST1000レース2Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 作本輝介 Astemo HondaDream SI Racing HONDA '15.20.798 Dunlop ユーザー
2位 津田拓也 WestPower SUZUKI SUZUKI '15.23.581 Dunlop ユーザー
3位 岡本裕生 bLUcRU ニトロレーシング51YAMAHA YAMAHA '15.24.052 Dunlop ユーザー