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J-GP3
尾野選手が独走で3勝目。首位の小室選手は3位
尾野弘樹選手(HONDA)が、前戦に続いて、2戦連続のポール・ポジションを獲得した。
続いて、首位の小室旭選手(KTM)が続く。
決勝レースは、尾野選手のホール・ショットで始まる。尾野選手はオープニング・ラップから後続を圧倒していく。
序盤、2位争いは小室選手、細谷翼選手(HONDA)、小杉奈緒子選手(KTM)が展開していく。
後半に入ると、トップは尾野選手の独走状態となる。2位争いは、小室選手と細谷選手に絞られていく。
尾野選手は20秒近い大差をつけて、今季3勝目を達成。
細谷選手が小室選手を僅かに抑えて2位。小室選手は3位となった。
また、4位の高杉選手まで、ダンロップ勢が占めた。
この結果、首位の小室選手と2位尾野選手の点差は、12点に詰まっている。
コメント
優勝 尾野弘樹選手(HONDA)
「今日は想定していたとおりのレースができた。スタートからプッシュして、安全マージンをとっていった。長いレースだったが、集中して走ることができた。ポイント差が大きいので、チャンピオン獲得は難しいとは思うが、まだあきらめてはいないので、勝ちにいきます。まずは勝つしかないので、勝った上で結果を受け止めたい」
2位 細谷翼選手(HONDA)
「最初から尾野選手についていきたかったが、ついていけなかった。小室選手が前にいて、2位になるためには、後ろについて、小室選手のミスを待つしかないのかと思ったが、ミスはなく、仕掛けて前に出た。抜き返されたが、絶対に2位になりたかったので、無理矢理抜きました。2位で表彰台に登れてよかったが、やっぱり、尾野選手に追いつけなかったのが悔しいので、次戦では必ず追いつきます」
3位 小室旭選手(KTM)
「悔しい3位ですが、チャンピオンシップを考えると最低限の仕事はできたと思う。新しくシケインができたが、あまりトラブルはなかった。難しさが加わっていいと思う。ここまでチャンピオンに向けて順調に進めてきたので、最終戦でしっかり走って、タイトルをとりたいと思います」
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J-GP3Result
順位 | 選手名 | チーム | メーカー | タイム | |
---|---|---|---|---|---|
1位 | 尾野弘樹 | P.MU 7C GALE SPEED | HONDA | '32.05.09 | |
2位 | 細谷翼 | realize racing team | HONDA | '32.23.546 | |
3位 | 小室旭 | Sunny moto Planning | KTM | '32.23.562 |