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J-GP3
尾野選手が独走優勝。逆転でタイトルを獲得
予選では、尾野弘樹選手(HONDA)がポール・ポジションを獲得。高杉奈緒子選手(KTM)が2番手。初タイトルに後一歩と迫った小室旭選手(KTM)が3番手となる。
決勝レースが始まると、尾野選手が好スタート。そのままトップに立ち、すぐさま後続を引き離しにかかる。2番手に高杉選手、3番手に小室選手と続く。
尾野選手は中盤には、3秒以上のリードを築く。
後半に入ると、徳留真紀選手(HONDA)、細谷翼選手(HONDA)などが、小室選手、高杉選手に追いつき、2位争いは混戦となる。
尾野選手はそのままトップを快走して今季4勝目を達成。
終盤の2位争いを制したのは、徳留選手。3位に細谷選手が入り、小室選手は4位となってしまう。
この結果、尾野選手と小室選手は同点となり、勝ち数の多い尾野選手が逆転してチャンピオン獲得となった。
コメント
優勝 2021年J-GP3チャンピオン
尾野弘樹選手(HONDA)
「レース展開は苦しかったですが、4戦連続でポール・トゥ・ウインが飾れたことはうれしいです。タイトルがとれたことを知ったのは、ウイニングランの時で、チームスタッフからチャンピオン・フラッグを渡された時に、とれたのだと思いました。まだ、信じられない気持ちでいます。最後まで、あきらめずにいてよかったと思います」
3位 細谷翼選手(HONDA)
「事前テストは悪くなかったのですが、レース・ウイークの天候が不順だったので、ドライ・コンディションでの確認ができず、調子がつかめずにいました。マシンは走っていたので、今回の結果は、自分が悪いと反省しています。尾野さんについて行きたかったのですが、その後方でのバトルになり悔しいです。最後はギリギリだったので、3位になれたか分からなかった。最終戦で表彰台に登ることができました。でも、やっぱり悔しい気持ちの方が強いです」
4位 小室旭選手(KTM)
「決勝を4位で終え、シリーズ・ランキングでは同ポイントでしたが、勝利数で負けランキング2位という結果で終了しました。
思い描いた最高の結果にはなりませんでしたが、チームと共にチャンピオンを目指したことは、生涯忘れることない大切な経験となりました。このシーズンをもって全戦の参戦は最後になります。ライダーとして少し競争の場から距離をおき、第二のバイク人生を歩んで行こうと思います」
Photo gallery
J-GP3Result
順位 | 選手名 | チーム | メーカー | タイム | |
---|---|---|---|---|---|
1位 | 尾野弘樹 | P.MU 7C GALE SPEED | HONDA | '29.45.378 | |
2位 | 徳留真紀 | マルマエMTR | HONDA | '29.49.359 | |
3位 | 細谷翼 | realize racing team | HONDA | '29.49.399 | |
4位 | 小室旭 | Sunny moto Planning | KTM | '29.49.407 |