MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第２戦鈴鹿２＆４レース

第２戦は、４輪のスーパーフォーミュラと併催で行なわれる鈴鹿２＆４レース。今回は、JSB1000クラスのみが行なわれる。
予選では、中冨伸一選手（YAMAHA）は11位、南本宗一郎選手（YAMAHA）17位、星野知也選手（BMW）19位、寺本幸司選手（SUZUKI）21位、武田雄一選手（YAMAHA）28位。レース１はこの順位でスターティング・グリッドに並ぶ。
レース２のグリッドを決めるセカンド・タイムでは、中冨選手10位、南本選手16位、寺本選手19位、星野選手24位、武田選手30位となった。
　
レース１
レース１は、23日土曜日に行なわれた。
ドライ・コンディションでレースはスタート。中冨選手は順当なスタートを切り、14位につけていたが、６周目に転倒してしまう。
南本選手は粘り強く順位を上げていくとポイント圏内15位でゴール。
寺本選手21位、星野選手25位、武田選手28位でフィニッシュしている。
同レースは、鈴鹿８耐久出場チームの最後の５枠をかけた鈴鹿８耐トライアウト・レース。武田選手を最高位に、29位の加藤高史選手（HONDA）、35位の森健祐選手（HONDA）、37位の武田数馬選手（SUZUKI）、38位の眞鍋将弘選手（SUZUKI）の５人が８耐の出場権を獲得した。
　
レース２
レース２はレイン・コンディションの中でスタート。転倒車が続出する難しい状況の中、中冨選手は安定した走行を続ける。
中盤、転倒車が出たためにセーフティカーが出動する波乱の展開となる。
残り５周で再スタート。中冨選手は19位でチェッカーを受けた。
また、南本選手は序盤５位を走る健闘を披露。後半に入ると順位を下げたものの10位に入った。寺本選手は24位。
また、星野選手は３周目、武田選手は残り１周となったところで転倒してしまった。

コメント

レース１：リタイア　レース２：19位
　中冨伸一選手（YAMAHA）

「レース１では、どうしても前に追い付きたくてリスク覚悟のペースで走りました。結果は転倒リタイアになってしまいました。現状の課題はしっかりと把握する事ができました。メカさんには余計な仕事を増やしてしまい申し訳ないです。
　レース２は、ウェット・コンディションで攻めきれませんでした。次のオートポリスも頑張ります」

レース１：15位　レース２：10位
　南本宗一郎選手（YAMAHA）

「レース１は、なんとかレースはまとめられました。まだまだ目指していたものには程遠い走りだと思います。ただ、密かな目標だったポイントを獲得できたことはよかったです。
　レース２では、１周目の２コーナー立ち上がりで５位だったので、自分でもびっくりしました。その後、ペースは上がらなかったのですが、走り切れてよかったです」

レース１：21位　レース２：24位
　寺本幸司選手（SUZUKI）

「レース１は、スタートの大失敗から追い上げていた途中で、１コーナーでオーバーランしてしまいました。結局、予選順位と同じ21位フィニッシュとなりました。久しぶりのレースはとってもエキサイティングで楽しかったです。
　レース２は、前車が巻き上げてできるウォーターカーテンで全然前が見えない状態でのレースでした。ウェット・レースのリハビリができたという感じでした」

レース１：25位　レース２：リタイア
　星野知也選手（BMW）

「レース１は、スタート直後からトラブルを抱えてしまい、ペースを上げられませんでし。諦めずに走り25位でゴールしました。
　レース２は、雨の中、上手くスタートを決めて一気にポジションを上げていきました。
　しかし、15位走行中の３周目、スプーンカーブで転倒。残念ながらそのままリタイヤとなってしまいました。気持ちを切り替えて次のレースに臨みます」

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