MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第５戦

第５戦はJ-GP３クラスのみの開催となった。
26日（日）、朝から30度を超える暑さの中で予選が行なわれた。
ディフェンディング・チャンピオンの尾野弘樹選手（HONDA）が今季初のポール・ポジションを獲得。若松怜選手（HONDA）４位、小田喜阿門選手（HONDA）５位につけた。

午後に入ると気温35度という猛暑となり、厳しいコンディションの中で決勝を迎えた。。
レースがスタートすると尾野選手が好ダッシュ。後ろから上原大輝選手（HONDA）、木内尚汰選手（HONDA）、若松選手などが続く。
尾野選手がレースをリードしていくが、５周目の１コーナーで上原選手がトップに上がる。
すぐ後ろから尾野選手、木内選手、若松選手、徳留真紀選手（HONDA）が僅差で続き、この５台が先頭集団を形成する。
後半に入ると、尾野選手はトップの上原選手に少し差をつけられ、木内選手と２位争いとなる。
終盤になっても、尾野選手と木内選手はテール・トゥ・ノーズの２位争いを展開していく。
そして、最終ラップに後続車で多重クラッシュがあり赤旗が出されるとレースは終了。
尾野選手は２位表彰台を獲得した。
また、若松選手は後半トップ集団から遅れをとり６位でゴールしている。
予選10位からスタートした彌榮郡選手（HONDA）は７位、小田喜選手は８位でゴールした。

コメント

2位　尾野弘樹選手（HONDA）

「前戦みたいにスタートを決めて、トップを走りたかったが、序盤ペースが上がらなかった。上原選手に抜かれてからは、自分としてはいっぱいいっぱいだった。残り５周くらいはペースを守るのが難しくなったので、２位を守る作戦に切り替えた。チャンピオンシップを考えると、暑い中難しいレースだったので、この結果はよかったと思います」

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