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ST1000

渡辺選手が3連勝を決める

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第7戦岡山は、全クラス開催となった。
ドライ・コンディションで行われた予選では、ポイント・リーダーの國峰啄磨選手(HONDA)が初のポール・ポジションを獲得。
5点差でランキング2位につける渡辺一馬選手(HONDA)が2番手。豊島怜選手(YAMAHA)が3位、高橋裕紀選手(HONDA)が4番手となる。 
 
台風14号が九州に近づく中、タイム・スケジュールを早めて決勝は行われた。
レースが始まると國峰選手がホール・ショット。後ろから高橋選手、豊島選手、渡辺選手と続く。
國峰選手はそのままレースをリード。豊島選手、高橋選手、渡辺選手が2位争いを展開していく。
3周目、3番手につけていた豊島選手が第1ヘアピンで転倒してしまう。これで、高橋選手と渡辺選手の2位争いとなる。
トップの國峰選手は逃げ切りを図るが、終盤に向けて後続との差が詰まっていく。
レース終盤、渡辺選手は國峰選手のテールにぴたりとつける。高橋選手は単独3位となっていく。
残り2周となった14周目の1コーナーで渡辺選手は、國峰選手をとらえるとトップに浮上。そのままトップを守り切り、渡辺選手が今季3連勝を達成した。
國峰選手は2位となり、渡辺選手と國峰選手は同点首位で最終戦に臨むことになった。高橋選手は単独3位でゴールしている。

コメント

優勝 渡辺一馬選手(HONDA)

 「レース・ウイークで、電気、車体といろいろと試して、やっと予選でいい状態になりました。それでも勝てる自信はなく、厳しいレースになると思っていました。この流れでも勝つことができたのは、勝てるマシンに仕上げてくれたチームのおかげだと思う。次の鈴鹿は、大好きなコースだし、鈴鹿8耐を含めてたくさん走れているので、楽しみです」

2位 國峰琢磨選手(HONDA)

「雨の影響で、コース・コンディションが変わり、その状況をつかみ切れず、自分のペースを作ることができなかった。周回遅れが出て、黄旗が出た時点で追いつかれ、そこからペースを上げていくことができなかった。次の鈴鹿は勝ちたいです。清成さんの代役で鈴鹿2&4に出たし、鈴鹿8時間耐久にも参戦できているので鈴鹿は走りこめています。とにかく勝つだけです」

3位 高橋裕紀選手(HONDA)

「スタートがうまくいって2番手につけ、逃げて行くだろうと考えていた國峰選手について行こうとしていました。渡辺選手も、追いついてくると思っていた。3人の戦いになるか、渡辺選手との2番手争いになるかと思っていました。とにかく、前に離されないようにといっぱい、いっぱいで、何度も転びそうになり、ぎりぎりの走りで精一杯でした。周回遅れを抜いてからはリズムが崩れてしまい、とても悔しいレースになってしまった。この3人の中で、実力で勝っていないのは自分だけなので、鈴鹿では力を示して勝ちたいです」

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ST1000Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 渡辺一馬 Astemo Honda Dream SI Racig HONDA '23.27.669 Dunlop ユーザー
2位 國峰琢磨 TOHO Racing HONDA '23.28.063 Dunlop ユーザー
3位 高橋裕紀 JAPAN POST HondaDream TP HONDA '23.29.816 Dunlop ユーザー

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JSB1000

武田選手が13位に入る

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今回、中冨伸一選手と、星野智也選手は、フランスで行われる世界耐久選手権ボルドール24時間レースへ参戦するために欠場となった。
武田雄一選手(YAMAHA)は予選15番手につけた。
午後に行われた決勝レースもドライ・コンディションで行われた。武田選手は順当なスタートを切り、周回を重ねていく。予選の15番手より2つ順位を上げて、13位でチェッカーを受けた。

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JSB1000Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 中須賀克行 YAMAHA FACTORY RACING YAMAHA 30'37.738
2位 作本輝介 Astemo Honda Dream SI Racing HONDA 30'46.438
3位 濱原颯道 Honda Dream RT SAKURAI HONDA HONDA 30'58.633
13位 武田雄一 OGURA CLUTCH ORC with RIDE IN YAMAHA 30'42.582 -1 lap Dunlop ユーザー

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J-GP3

尾野選手が3勝目。2連覇へ近づく

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予選では、ランキング・トップの尾野弘樹選手(HONDA)がポール・ポジションを獲得する。
上江洲葵要選手(HONDA)4位、高杉奈緒子選手(KTM)5位につける。
 
決勝レースがスタートすると尾野選手が好ダッシュを決めて、そのままレースをリード。
後ろから高杉選手、上原大輝選手(HONDA)などが続く。
尾野選手は後続を引き離しにかかる。中盤になると、2位争いから上原選手が抜け出して尾野選手を猛追。尾野選手と上原選手がトップ争いを繰り広げていく。
尾野選手がトップをキープしながらレースは終盤へ。ところが、残り3周というところで、後続車に転倒があり、赤旗が提示されてレースは終了となった。
尾野選手は2連勝で、今季3勝目。高杉選手は4位、上江洲選手6位。また、彌榮郡選手(HONDA)は、予選17位から追い上げて6位に入っている。
尾野選手は、ポイント・リーダーとして最終戦鈴鹿に臨む。

コメント

優勝 尾野弘樹選手(HONDA)

「自分のペースはよかったので、トップに出て逃げられたら逃げようと思っていました。後ろから1台ついてきているのはわかっていた。誰がいついて来ているのか確認しよう、最後の3ラップの勝負を考えようとしていたら、赤旗が提示されました。赤旗終了のレースなので、素直には喜べませんが、2連勝として最終戦に挑めるのはよかったと思います」

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J-GP3Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 尾野弘樹 P.MU 7C GALE SPEED HONDA '20.30.124 Dunlop ユーザー
2位 上原大輝 Team Plusone HONDA '20.30.227
3位 木内尚汰 Team Plusone HONDA '20.33.503
4位 高杉奈緒子 TEAM NAOKO KTM KTM '20.37.927 Dunlop ユーザー
5位 上江洲葵要 41Planning With PENSKE HONDA '20.38.307 Dunlop ユーザー
6位 彌榮郡 MARUMAE with Club PARIS HONDA '20.52.985 Dunlop ユーザー