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ST1000

大波乱の最終戦。渡辺選手が3連覇を決める

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2023年チャンピオン 決勝2位 渡辺一馬選手(HONDA)

「全日本ではST600を含めると4度目のチャンピオンとなりました。その中でも、今年はつらく、苦しく、いろいろなことがあった年でした。それでも、チャンピオンで終えることができました。苦しい気持ちの中で、タイトルを獲得できたので、特別の思いがあります。チームと伊藤監督に感謝します。たいへんな状況の中で、チャンピオン獲得を成し遂げたこのチームを誇りに思います」

優勝 荒川晃大選手(HONDA)

「目の前でアクシデントが発生し、自分も転倒のリスクがあったが、回避できました。冷静にレースを運べたことが勝因だと思う。ST600に参戦していたときに鈴鹿で何度かポール・ポジションを獲得したが、なかなか勝つことができなかった。鈴鹿は好きなコースなので、今回勝ててうれしいです」

3位 前田恵助選手(YAMAHA)

「今年の最高位が前戦・岡山国際での4位で、今回はそれを上回り表彰台に立つことができました。レースでは、2周目の第1コーナーでコースを飛び出してしまったが、すぐにコースに復帰し、その後は冷静に周回することができました。ラスト・ラップを迎えた時は、これまで自分がやってきたすべてを出し切ろうと全力で走りました。そして表彰台に立つことができました。レースをやり続けて良かったという達成感を得られる最高の瞬間を味わうことができました」

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ST1000 レースResult

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 荒川晃大 MOTOBUM HONDA HONDA '25.55.731 Dunlop ユーザー
2位 渡辺一馬 Astemo HondaDream SI Racing HONDA '26.02.585 Dunlop ユーザー
3位 前田恵助 Tean GYTR YAMAHA '26.06.987 Dunlop ユーザー

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JSB1000

星野選手がレース2でポイントを獲得。中冨選手はトラブルに泣く

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公式予選では、星野知也選手(BMW)2位、中冨伸一選手(YAMAHA)21位につける。この順位でレース1に臨む。予選のセカンドタイムで中冨選手20位、星野選手は21位となり、この順位で日曜日に行われるレース2に臨む。
土曜日、ドライ・コンディションで行われたレース1。星野選手は惜しくもポイント圏内の逃す16位となる。中冨選手は18位でゴールしている。
レース2は、中盤、転倒車の影響でセーフティ・カーがでる波乱があり、さらに終盤は雨がぱらつく難しいコンディションとなった。星野選手は難しい状況の中、粘り強く走ると14位となりポイントを獲得した。中冨選手はマシン・トラブルのためにレース開始早々にピット・イン・リタイアした。

コメント

レース1:16位 レース2:14位 星野知也選手(BMW)

「レース1は厳しい展開でしたが、何とか集団の前でゴール出来ました。レース2も苦しいレースでしたが、他車とバトルすることができて、ポイントを獲得できました。ドライでポイントを獲得できてよかったです」

レース1:18位 レース2:リタイア 中冨伸一選手(YAMAHA)

「レース2はマシン・トラブルでリタイアと、残念な終わり方になってしまいました。今シーズンも沢山の方々に応援して頂きありがとうございました」

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JSB1000 レース1Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 水野涼 Astemo HondaDream SI Racing HONDA 31'40.652
2位 清成龍一 TOHO Racing HONDA 31'41.021
3位 津田拓也 AutoRace Ube Racing Team SUZUKI 31'46.602
16位 星野知也 TONE RT SYNCEDGE4413 BMW BMW 32'45.751 Dunlop ユーザー
18位 中冨伸一 Waveinn-R YAMAHA 32'46.522 Dunlop ユーザー

JSB1000 レース2Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 水野涼 Astemo HondaDream SI Racing HONDA 37'35.463
2位 岡本裕生 YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2 HONDA 37'35.359
3位 亀井雄大 YOSHIMURA SUZUKI RIDEWIN SUZUKI 37'40.501
14位 星野知也 TONE RT SYNCEDGE4413 BMW BMW 38'28.167
リタイア 中冨伸一 Waveinn-R YAMAHA 2'18.104 -16 laps

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J-GP3

尾野選手が3年連続タイトルを獲得

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予選では、ディフェンディング・チャンピオンの尾野弘樹選手(HONDA)が今年5度目、全戦でポール・ポジションを獲得した。続いて上江洲葵要選手(HONDA)6位、池上聖竜選手11位につける。
決勝レースは尾野選手のホール・ショットで始まる。後ろから上江洲選手、彌榮郡選手(HONDA)、木内尚汰選手(HONDA)などが続く。序盤からトップ争いは大混戦。尾野選手、彌榮選手、木内選手、若松怜選手(HONDA)を中心に大集団のトップ争いとなる。尾野選手は何度も彌榮選手、木内選手に先行を許すが、トップを奪い返していった。
後半に入っても、トップを何度も入れ替える激戦は続き、勝負はラスト・ラップとなった。木内選手、彌榮選手、尾野選手、若松選手のオーダーで最後の1周に入る。1コーナーで尾野選手は先頭に立つが、すぐに彌榮選手、木内選手の先行を許してしまう。尾野選手は木内選手、彌榮選手に僅差で続いていったが、3位でチェッカーを受けた。
この結果、尾野選手は全日本選手権の軽量クラスで初の3年連続チャンピオンを獲得した。

コメント

2023年チャンピオン 決勝3位 尾野弘樹選手(HONDA)

「レースでは、ホール・ショットを取りペースを維持しながら走った。彌榮選手と木内選手には余力を感じたので、この3人の争いになると思っていました。途中先頭集団が大きくなっていることは気にせずに、2人をマークしながら展開を考えました。2人のブレーキングが鋭かったので、前戦の岡山国際の転倒のことを考えました。今回は、絶対に完走しようと思っていました。勝てるレースだったので勝つことができなかったのは悔しいですが、チャンピオンを取れたので100点のレースだと思います」



J-GP3Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 木内尚汰 TEAM Plusone HONDA '30.35.860
2位 彌榮郡 MARUMAE with Club PARIS HONDA '30.35.944
3位 尾野弘樹 P.MU 7C GALE SPEED HONDA '30.36.028 Dunlop ユーザー
12位 上江洲葵要 P.MU 7C GALE SPEED HONDA '30.45.853 Dunlop ユーザー
13位 池上聖竜 TN45 with MotoUP Racing HONDA '31.02.317 Dunlop ユーザー