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JSB1000

長島選手、2レースとも10位獲得

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第1戦、第2戦とレースをこなし、第3戦に向けて新たなスペックのタイヤを事前テストに持ち込んだダンロップ。二つのコンセプトによる新型タイヤを持ち込んだが、初日に激しい転倒を喫してしまった。マシンを修復して二日目のテストも走行。予定されていたテストメニューも消化することができ、タイヤ開発作業自体は進んだが、レースウィークまで1週間しか時間がないため、どこまで長島選手の体調が戻るか心配された。それでも二日目にこのテストでのベストタイムをマークすることができたのは、レースへ向けて好材料の一つでもあった。
事前テスト同様、レースウィークも安定したコンディションとなり、ドライで三日間を走行することができた。初日の金曜日は長島選手の体調を確認することに主眼を置き、ロングラップ中心にセッションを進めることとなった。1本目は2回のピットインを挟みながら体調を確認。また、事前テストでは転倒により履くことができなかったハード寄りのタイヤもここで使用。ミディアムハードと2タイプのタイヤチェックを行いながら、最後に1'27"821のタイムを出し、タイヤのフィーリングを確認しながらさらに、コンディション面も順調に回復していることが確認できた。2本目はラスト5分に赤旗が出るまでの16周を事前テストでロングランできなかったハード寄りのタイヤで連続走行。ベストは3周目の1'28"055で、28秒前半で連続ラップできることが分かった。あとは翌日の予選の中でさらにセットアップを進め、このタイムを詰めていくこととなる。
土曜日午前中に行われた30分間の予選で長島選手は1'28"538を2周目に出し、1'27"367まで詰めたところでピットイン。マシンの微調整をし、再度アタック。1'26"740と初の26秒台を出した次の周に転倒。そのまま予選は終了となった。この結果、第1レース6番手、第2レース9番グリッドを獲得した。
午後には第1レースがあるため、チームは総力を挙げてマシンを修復。3時間後の決勝グリッドへ向けて、慌ただしくマシンの修理がピット内で行われた。
辛うじてマシン修復が終わり、サイティングラップでマシンをチェック。スターティンググリッドに長島選手は並ぶことができた。そうしてレースがスタート。またしても長島選手は得意のスタートダッシュを見せ、5番手で2コーナーを立ち上がると、4コーナー入り口で前を走るゼッケン1中須賀克行選手のイン側に飛び込み、4番手に上がる。その後、中須賀選手にはレインボーコーナーでパスされ、5位に落ちるが、それでも前の集団を追うべくコースを攻める長島選手。しかし40度を超える路面温度になったことから、4周目まで27秒台を維持していたが、5周目に28秒台となり、その後も27秒台へ入れながら、28秒台のラップが多くなり、ラスト7周あたりからは29秒台にタイムを落とす場面もあり、10位のポジションをキープしてゴールとなった。
翌日曜日も朝から綺麗に晴れ上がり、しかも前日ほど風がないことから、路面温度も徐々に上がっていく。9時半からのウォームアップ走行でチームとダンロップは用意していた前日よりハード目のタイヤをチョイス。まだ気温が上がりきらないため、コンディション的には難しい面もあったが、レース2に向けた準備のためにそのタイヤでセッションを走行。タイム自体は1'28"426で12番手だったが、決勝へ向けた準備としては手応えを感じるセッションとなった。
午後1時55分に第2レースがスタート。長島選手はうまく飛び出し、2コーナーを7番手で立ち上がると、またしても4コーナー飛び込みで前車をパス。5番手に上がる。2周目に1'27"484、3周目1'27"174とペースアップ。上位陣のペースアップにも付いていく。6周目にハイサイドを起こしかけ、何とか立て直すもののこのラップは28秒台に落ちる。それでももう一度27秒台に戻し、そこをキープしたかったが、ハイサイドの際に腰を痛めてしまい、その影響でマシンを抑えにくくなって14周目には29秒台にタイムが落ちる。それでも28秒台に戻し、フィジカル的に苦しいながらも28秒台をキープし、10位チェッカーとなった。
中冨選手は第1レース20位、第2レース17位、星野選手は第1レース19位、第2レース16位、柴田選手は第1レースで転倒し、負傷。第2レースはそのために出場できなかった。

コメント

第1レース10位 第2レース10位
長島哲太選手(DUNLOP Racing Team with YAHAGI)

このレースウィークは転倒もあり、予定通りにはメニューを進めることができませんでしたが、ダンロップが持ち込んだ新型タイヤの性能確認もレース中にできましたし、さらに新しく持ち込んだもう1種類のタイヤもレース2で使い、データ取りができたので大きな収穫を得られたレースウィークとなりました。特にレース2は路面温度がレース1よりも上がる状況の中、レース全体をマネージメントできるようなマシンパッケージングとなり、もうちょっと前の順位でゴールできたと思いますが、途中でハイサイドが起き、腰を痛めてしまったことから、攻め込む走りができなくなったのが本当に残念です。でも今年のこのプロジェクトがスタートしてからタイヤ開発の進化を最も感じたレースウィークでしたし、手応えを感じた三日間となりました。

住友ゴム工業株式会社 タイヤ事業本部 技術本部 第二技術部 栃木 祐紀

予定としては新しく開発した2種類のタイヤを事前テストから使いたかったのですが、転倒があってそれができず、レースウィーク初日に性能確認をしてもらいました。レース1は事前テストから使ったミディアムハード系のタイヤで臨みました。日曜日は土曜日よりも気温が上がるという情報もあったので、用意しているもう一種類のハード系を使うことにしました。朝のウォームアップ走行は気温がそれほど上がらなかったのですが、フィーリングは良いとのことで、そのままレース2に臨むこととなりました。実際に前日よりも路面温度が上がる中、大きな性能低下もなく最後まで走り切れたのは、大きな自信となりました。今回用意したハード系のタイヤが今後の開発のメインとなるはずと見ていたので、ここまで我々が開発していたことの裏付け、方向性の確認ができたレースウィークとなりました。

中冨伸一選手(RSN)

事前テスト、レースウィークと多くの開発テストを行い、走行しました。新しい方向性を見るタイヤもあり、良いデータ取りができたと思います。レース1、レース2とともに22ラップしましたが、路面温度の上がり方も異なり、そうした環境下で性能変化の様子も確認できたので、ライダーとしてはいろんなタイヤそれぞれの特性に合わせて走らなければいけないので大変ではありますが、データ取りができた貴重な三日間になったと思います。

星野知也選手(TONE RT SYNCEDGE4413 BMW)

前回のもてぎからの継続と、新たにダンロップが開発した新型タイヤが持ち込まれました。前後ともにいろんなタイヤを履いて走行しながら、セッションを進めました。予選では5年ぶりに自己ベストタイムを更新することもでき、レースも今後の改善点も見つかりつつ、良いところも確認できたので、良かったと思います。特に今まで出てこなかった方向性のタイヤが出てきて、それは個人的にもすごく興味があるというか、可能性を感じたので、今後の開発が楽しみです。

柴田義将選手(Taira Promote Racing)

事前テストでは初日に1'29.991と29秒台に入ったので、そこから先に進めたかったのですが、テスト二日目は雨になってしまい、チームの方の準備もあることからキャンセルし、レースウィーク入りしました。安定したコンディションだったのでその点は良かったのですが、何種類か新しいタイヤのテストもセッションの予定の中に組み込んだので、時間が足りなくなって十分なセットアップができませんでした。その影響からか、マシンのフィーリングがうまくつかめないまま転倒し、左手を骨折してしまいました。脱臼も起こしているとのことなので、すぐに手術して一ヶ月後の鈴鹿8耐テストには間に合わせたいと思います。

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JSB1000 レース1Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 中須賀克行 YAMAHA FACTORY RACING TEAM YAMAHA 31'58.457
2位 岡本裕生 DUCATI Team KAGAYAMA DUCATI 31'58.609
3位 水野 涼 DUCATI Team KAGAYAMA DUCATI 32'02.287
4位 野佐根航汰 Astemo HondaDream SI Racing HONDA 32'14.740
5位 伊藤和輝 Honda Dream RT SAKURAI HONDA HONDA 32'21.152
6位 名越哲平 SDG Honda Racing HONDA 32'21.261
10位 長島哲太 DUNLOP Racing Team with YAHAGI HONDA 32'29.269
19位 星野知也 TONE RT SYNCEDGE4413 BMW BMW 33'13.200 Dunlop ユーザー
20位 中冨伸一 RSN YAMAHA 33'13.455 Dunlop ユーザー
リタイア 柴田 義将 Taira Promote Racing YAMAHA - Dunlop ユーザー

JSB1000 レース2Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 岡本裕生 YAMAHA FACTORY RACING TEAM YAMAHA 31'50.253
2位 水野 涼 DUCATI Team KAGAYAMA DUCATI 31'52.215
3位 中須賀克行 DUCATI Team KAGAYAMA DUCATI 32'15.867
4位 野佐根航汰 Astemo HondaDream SI Racing HONDA 32'20.534
5位 高橋 巧 JAPAN POST HondaDream TP HONDA 32'23.131
6位 岩田 悟 Team ATJ HONDA 32'23.373
10位 長島哲太 DUNLOP Racing Team with YAHAGI HONDA 32'28.292 Dunlop ユーザー
16位 星野知也 TONE RT SYNCEDGE4413 BMW BMW 33'11.086 Dunlop ユーザー
17位 中冨伸一 RSN YAMAHA 33'11.386 Dunlop ユーザー
リタイア 柴田 義将 Taira Promote Racing YAMAHA - Dunlop ユーザー

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ST1000

國井選手、2連勝

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前回のもてぎで独走優勝している國井選手は事前テスト、金曜日のART合同テストと好調さをキープ。しかし、午後のART走行では岩戸選手がトップタイムをマークしてきた。岩戸選手はそのままの勢いで、翌日の予選でポールポジションを獲得。タイムは1'27.131と、もう少しで26秒台へ入る驚異的タイムをマークした。2番手が國峰選手で1'27.213、國井選手は1'27.544のタイムで3番手に付けた。この三人が、コースレコードブレーカーとなった。決勝は岩戸選手がうまく飛び出すが、シケインからの登りで國井選手が力強く加速し、スリップを使わず10%登りの頂点あたりで一気に前に出る。そこから國井選手は2周連続で27秒ラップし、岩戸選手を引き離していく。結局、18周終了時点でその差を8秒2まで広げ、國井選手が前回に続き連勝を飾った。

コメント

國井勇輝選手(SDG Team HARC-PRO.)

事前テストから新型マシンに変更となり、多少不安もありましたがスムーズに乗り換えられました。予選は一発タイムこそ出せませんでしたが、アベレージは高いレベルが維持できていたので、決勝はそこに集中しました。イメージ通りのレースができて良かったです。

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ST1000 レースResult

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 尾野弘樹 P.MU 7C GALESPEED HONDA 27'06.907 Dunlop ユーザー
2位 若松 怜 JAPAN POST docomo business TP HONDA 27'07.2924
3位 木内尚汰 Team Plusone HONDA 27'07.407
4位 三谷 然 P.MU 7C GALESPEED HONDA 27'11.995 Dunlop ユーザー
5位 徳留真紀 MARUMAE MTR HONDA 27'12.144
6位 大田隼人 MARUMAE DreamKitakyushu CPARIS HONDA 27'18.465

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J-GP3

尾野選手、今季初勝利!

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決勝は、予選でポールポジションを獲得した尾野選手が3台でのトップグループの前を終始走行し、レースをコントロールする。レースは20周で行われる予定だったが、ちょうどトップグループがバックストレッチに差し掛かったところで動物が紛れ込み、尾野選手と接触。レースを続けることは危険と判断され、即座に赤旗が提示される。レースは既に2/3以上を消化していたことから、そのままレースは成立。尾野選手が今季初優勝を飾った。

コメント

尾野弘樹選手(P.MU 7C GALESPEED)

事前テスト、レースウィークの金曜日、予選とマシンのセットアップの方向性すら見えず、苦しみました。でもチームとディスカッションした結果、方向性を見出し、決勝日の朝のウォームアップ走行でやっとまとまり、決勝もうまくレースをコントロールできました。とても疲れましたが、結果に繋がって良かったです。

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J-GP3Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 尾野弘樹 P.MU 7C GALESPEED HONDA 27'06.907 Dunlop ユーザー
2位 若松 怜 JAPAN POST docomo business TP HONDA 27'07.292
3位 木内尚汰 Team Plusone HONDA 27'07.407
4位 三谷 然 P.MU 7C GALESPEED HONDA 27'11.995 Dunlop ユーザー
5位 徳留真紀 MARUMAE MTR HONDA 27'12.144
6位 大田隼人 MARUMAE DreamKitakyushu CPARIS HONDA 27'18.465