- 天気:雨
- 気温:12度
- 観客:900人
国際A級スーパークラス
大会は黒山健一選手が制し、シリーズは小川友幸選手が5連覇!
全日本トライアル選手権シリーズの今季最終戦となる第7戦東北大会が、10月29日(日)に宮城県のスポーツランドSUGOで開催された。ダンロップタイヤD803GPを履いて、最高峰となる国際A級スーパークラスを戦う小川友幸選手(#1)は、前戦で7度目かつ5年連続のシリーズタイトル獲得に王手をかけ、同じくダンロップタイヤを愛用するランキング2番手の黒山健一選手(#12)に12ポイント差のポイントリーダーとしてこの最終戦を迎えた。そして大会は、有終の美を狙う野崎史高選手(#3)や小川毅士選手(#4)、柴田暁選手(#5)らもチャンピオン争いを繰り広げるふたりに加わって、激しい優勝争いとなった。
国際A級スーパークラスの競技は、4時間30分の持ち時間で8セクションを3ラップした後に、上位10名のみがより難易度が高いふたつのスペシャルセクション(SS)に挑む方式が用いられた。大会は一日を通して雨となり、路面状態が悪化して非常に滑りやすくなったが、セクションの難易度はコンディションの悪化に対応して低くめに設定されたことから、少しのミスで大きく順位が変動するような混戦となった。
1ラップ目は野崎選手が減点4でトップに立ち、小川友幸選手が減点5、黒山選手が減点8で追う展開となった。続く2ラップ目も野崎選手が減点11点でトップを守り、減点15となった小川友幸選手に黒山選手がわずか1点差で肉迫。そして3ラップ目、すべてのセクションを減点0で走破するかのような鋭い走りを披露した黒山選手が、小川友幸選手を抜き、なおかつ野崎選手と同点でトップに並んだ。迎えたSSでは、黒山選手が最終セクションをただひとり走破。これにより、黒山選手が逆転で今季3勝目を挙げ、野崎選手が2位となった。小川友幸選手は、トップ2に離されて3位となったが、全日本5連覇を達成した。
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黒山健一選手のコメント
「最終セクションは、あそこを走破しないと優勝することができなかったので、最後まで走りきることができてよかったです。優勝で終わることができたとはいえ、今年もチャンピオンを取れなかったので、非常に悔しい1年間になってしまいました。ただし、この最終戦ではとてもよい走りができ、来年に向けて強い気持ちもまた新たに生みだすことができたと思うので、来年こそチャンピオンを取れるようにチャレンジしたいと思います。」
野崎史高選手のコメント
「相性がよいスポーツランドSUGOおよび東北地方は、僕にとって第二の地元で、トライアルスクールの生徒さんたちにもたくさん応援していただいて、それが大きな力になりました。結果は悔しい2位ですが、自分の走りを保って勝負することができ、2戦連続で2位となることができました。来年こそ優勝をもぎ取れるよう、シーズンオフにできるだけよい体制をつくりたいと思っています」
国際A級スーパークラスResult
順位 | NO. | 選手名 | チーム | メーカー | タイム減点 | 総減点 | クリーン数 | |
1位 | 2 | 黒山健一 | YAMAHA FACTORY RACING TEAM | Yamaha | 0 | 25 | 18 | |
2位 | 3 | 野崎史高 | YSP京葉×KEN OKUYAMA | Sherco | 0 | 29 | 18 | |
3位 | 1 | 小川友幸 | HRCクラブMITANI | Honda | 2 | 39 | 16 | |
4位 | 4 | 小川毅士 | 宗七音響 Wise Beta Team | Beta | 1 | 61 | 11 | |
5位 | 7 | 野本佳章 | モトベント&ベータ | Beta | 0 | 77 | 7 | |
6位 | 5 | 柴田暁 | Vertigo with Mitani | Vertigo | 0 | 77 | 6 |
国際A級スーパークラスPoint
順位 | NO. | 選手名 | チーム | メーカー | ポイント | |
1位 | 1 | 小川友幸 | HRCクラブMITANI | Honda | 129 | |
2位 | 2 | 黒山健一 | YAMAHA FACTORY RACING TEAM | Yamaha | 122 | |
3位 | 3 | 野崎史高 | YSP京葉×KEN OKUYAMA | Sherco | 103 | |
4位 | 4 | 小川毅士 | 宗七音響 Wise Beta Team | Beta | 95 | |
5位 | 5 | 柴田暁 | Vertigo with Mitani | Vertigo | 82 | |
6位 | 7 | 野本佳章 | モトベント&ベータ | Beta | 66 |
※第7戦終了時点