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国際A級スーパークラス

氏川政哉選手が全日本最高峰での電動バイク初優勝を達成

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全日本トライアル選手権シリーズの第3戦もてぎ大会が、2024年6月2日(日)に栃木県のモビリティリゾートもてぎで開催された。最高峰の国際A級スーパークラスでダンロップタイヤを履くホンダの小川友幸選手(#1)は、記録更新となる12連覇に向け、開幕から2連勝をマーク。一方、同じくダンロップタイヤを使用する氏川政哉選手(#2)は、今季はヤマハに移籍して、黒山健一選手(#3)や野崎史高選手(#4)とともに電動トライアルバイクのTY-E 2.2で王者に挑む。また、小川毅士選手(#5)や柴田暁選手(#6)、海外修行から日本に戻った武田呼人選手(#18)らも、トップを目指して今季3戦目の戦いに挑んだ。
 今大会の国際A級スーパークラスは、4時間30分の持ち時間で10セクションを2ラップした後、上位10名がより難易度の高いふたつのスペシャルセクション(SS)で雌雄を決する方式とされた。天候は午後から雨。これにより路面がぬかるみ、非常に滑りやすくなったセクションに選手たちは苦戦を強いられた。競技の1ラップ目は、氏川選手が減点21でトップに立ち、26点の野崎選手や黒山選手、28点の小川毅士選手、32点の小川友幸選手と柴田選手が僅差で後を追う接戦状態となった。そして2ラップ目は、氏川選手がまたも21点でトップを堅守。黒山選手の2ラップ目は減点23で、2ラップ合計では7点差と、氏川選手が有利な状況ながら黒山選手にもチャンスが残された状態で、SSを迎えることになった。また、野崎選手や小川毅士選手はSSで黒山選手と2位の座を争うことになった。
 SS最初のセクションは、非常に滑りやすい巨大な丸太の上り下りが最大の見どころに。そして氏川選手は、このSSを減点1で切り抜け、最終セクションを走る前に優勝を決めた。一方、黒山選手と野崎選手と小川毅士選手はここを減点0で走り、3人の2位争いは最終セクションへ。ここで黒山選手と野崎選手は減点1、小川毅士選手は減点2となり、これにより黒山選手が2位、野崎選手が3位、小川毅士選手が4位となった。小川友幸選手は振るわずまさかの5位。これによりポイントランキングでは、依然としてトップを守る小川友幸選手に黒山選手がわずか1点差に迫り、7月中旬開催の北海道・和寒大会を迎えることになった。

氏川政哉選手のコメント

「優勝できて本当にうれしいです。今大会の前に参戦したトライアル世界選手権の日本グランプリでは、2日間とも非常に悔しい思いをしたので、今回の全日本では絶対に勝ちたいと考えていました。2ラップ目はちょっと納得できないところもありましたが、1ラップ目に自分の走りをできたことが、優勝につながったと思います。ヤマハに移籍して、全日本最高峰クラスで電動トライアルバイクに乗る3名の中で誰が最初に優勝できるかという感じだったので、自分が初優勝を獲得できたことに満足しています。応援ありがとうございました」

黒山健一選手のコメント

「自分としては本当に悔しい、開幕から3戦連続の2位に終わりましたが、ヤマハとしては氏川選手が1位、自分が2位、野崎選手が3位となり、表彰台を独占する非常にいい日になったと思います。昨年から電動バイクで全日本を戦ってきた自分としては、全日本最高峰クラスでの電動初優勝を獲れなかったことは残念ですが、今大会でTY-E 2.2の優れた性能を証明できたことはうれしく思っています」


国際A級スーパークラスResult

順位 NO. 選手名 チーム メーカー タイム減点 総減点 クリーン数
1位 2 氏川政哉 bLU cRU VICTORY Yamaha 0 48 8 Dunlop ユーザー
2位 3 黒山健一 Yamaha Factory Racing Team Yamaha 1 50 6 Dunlop ユーザー
3位 4 野崎史高 TEAM NOZAKI YAMALUBE Yamaha 0 54 7 Dunlop ユーザー
4位 5 小川毅士 Wise Beta Racing Beta 0 55 5 Dunlop ユーザー
5位 1 小川友幸 TEAM MITANI Honda Honda 0 62 4 Dunlop ユーザー
6位 6 柴田 暁 TEAM TRRS & NILS OIL TRRS 0 65 2 Dunlop ユーザー

ポイントランキング

順位 NO. 選手名 チーム メーカー ポイント
1位 1 小川友幸 TEAM MITANI Honda Honda 61 Dunlop ユーザー
2位 3 黒山健一 Yamaha Factory Racing Team Yamaha 60 Dunlop ユーザー
3位 2 氏川政哉 bLU cRU VICTORY Yamaha 51 Dunlop ユーザー
4位 5 小川毅士 Wise Beta Racing Beta 37 Dunlop ユーザー
5位 4 野崎史高 TEAM NOZAKI YAMALUBE Yamaha 36 Dunlop ユーザー
6位 18 武田呼人 GASGAS with MITANI Gasgas 34 Dunlop ユーザー