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国際A級スーパークラス
氏川政哉選手が3年ぶりに開幕戦で勝利!
全日本トライアル選手権シリーズの2026年開幕戦となる愛知・岡崎大会が、4月12日(日)に愛知県のキョウセイドライバーランドで開催された。最高峰の国際A級スーパークラスに、今季もダンロップタイヤを履きディフェンディングチャンピオンとして臨むはずだった黒山健一選手(#1)は、シーズンオフの3月中旬に膝を負傷。今大会を欠場することになった。一方、同じくダンロップタイヤを愛用し、これまで14度のシリーズタイトルを獲得してきた小川友幸選手(#8)は、昨年第4戦で肩を負傷して以降は欠場が続いていたが、今大会で5戦ぶりの復帰となった。
国際A級スーパークラスの競技には11名が出走。4時間30分の持ち時間で10セクションを2ラップした後、上位10名がより難易度の高いふたつのスペシャルセクション(SS)に臨む方式とされた。1ラップ目は、こちらもダンロップタイヤを使用する氏川政哉選手(#2)が、減点7点でトップに。ただし2番手とはわずか2点差、3番手とも5点差という接戦だった。ダンロップ勢の野崎史高選手(#4)は、このトップ3から遅れて減点23の4番手。同じくダンロップを履く久岡孝二選手(#6)は減点25、小川選手は減点31となっていた。2ラップ目は、氏川選手が減点8で周回。これにより2ラップ合計では減点15で、依然としてトップを守っていたが、追い上げてきた2名のライバルが1点差または2点差で迫り、この3名が優勝の可能性を残してSSに挑んだ。
迎えたふたつのSSは、それまでと比べて一気に難易度が高くなり、2ラップ総合の下位から順番にチャレンジした選手たちが次々に失敗。誰が最初に出口までたどり着けるかという状況だった。この中、ひとつめのSSでは小川選手が、足着き1回のみで最初に走破して存在感をアピール。優勝を争う3名のうち、氏川選手ら2名は鮮やかにクリーン(減点0)を決めたが、1名が減点3となり、氏川選手と2番手は2点差、3番手は4点差となった。そして最終セクションは今大会最高難度で、10名中8名が失敗。残る2名のうち2番手の選手は、減点2で初めて突破し、これで氏川選手に逆転負けの可能性が発生した。しかし最後に走った氏川選手は、この最難関で唯一のクリーン。これにより今シーズンを首位で発進することになった。なお、久岡選手は5位、復帰戦となった小川選手は6位に入賞している。
氏川政哉選手のコメント
「2ラップ目が終わった時点でトップに立っていましたが、2番手とは1点差という接戦。そういう状況だったので、本当に勝ち切ったことを最後に実感できました。今回は、ものスゴく集中しながら走れたレースでした。最後のSSではふたつのセクションともに、とてつもないプレッシャーを感じていましたが、その中でしっかり勝利をもぎ取れたことがうれしいです。他メーカーのマシンに乗っていた2023年以来、3年ぶりの開幕戦優勝。ヤマハの電動トライアルバイクで、ケガで欠場することになった同じチームに所属する黒山健一選手のためにも、絶対に勝たなければと思って臨んだ開幕戦でした」
久岡孝二選手のコメント
「金曜日はすごい大雨で、土曜日に下見をしている段階では路面がかなりスリッピーな部分もありました。そのため、どれくらい乾くか予想しながら、ライン取りや岩へのアプローチなどを考えていたのですが、大会当日は天候に恵まれたこともあり予想以上に路面状況の回復が早まりました。自分が使用しているダンロップのGEOMAX TRIAL TL01は、今日のようなセクションに対してはかなり強みがあるタイヤ。それをしっかり活かしながら乗れたセクションも多く、マシンのパワーという点では厳しい部分もありましたが、うまく抑えながら走れた点は悪くなかったと感じています」
国際A級スーパークラスResult
| 順位 | NO. | 選手名 | チーム | メーカー | タイム減点 | 総減点 | クリーン数 | |
| 1位 | 2 | 氏川政哉 | Yamaha Factory Racing Team | Yamaha | 0 | 15 | 14 | |
| 2位 | 5 | 柴田 暁 | TEAM TRRS&NILS OIL | TRRS | 0 | 19 | 12 | |
| 3位 | 7 | 武田呼人 | TEAM MITANI Honda | Honda | 0 | 24 | 14 | |
| 4位 | 3 | 小川毅士 | Wise Beta Racing | Beta | 0 | 31 | 11 | |
| 5位 | 6 | 久岡孝二 | HRCクラブMITANI | Honda | 0 | 52 | 4 | |
| 6位 | 8 | 小川友幸 | TEAM MITANI Honda | Honda | 0 | 52 | 3 |
ポイントランキング
| 順位 | NO. | 選手名 | チーム | メーカー | ポイント | |
| 1位 | 2 | 氏川政哉 | Yamaha Factory Racing Team | Yamaha | 25 | |
| 2位 | 5 | 柴田 暁 | TEAM TRRS&NILS OIL | TRRS | 20 | |
| 3位 | 7 | 武田呼人 | TEAM MITANI Honda | Honda | 16 | |
| 4位 | 3 | 小川毅士 | Wise Beta Racing | Beta | 13 | |
| 5位 | 6 | 久岡孝二 | HRCクラブMITANI | Honda | 11 | |
| 6位 | 8 | 小川友幸 | TEAM MITANI Honda | Honda | 10 |