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450クラス

450クラス ムスキャンがオーバーオールウィン(1位/2位)!

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アメリカ北東部のニューイングランド地方には、サンドを得意とするスペシャリストが多い。彼らを育んできたサンドコースの中心的存在が、ザ・ウィック338(旧称モトクロス338)。マサチューセッツ州サウスウィックにあるこのコースは、長年ディープサンドの難所として知られてきた。当地限定でスポット出場する地元のライダーが、AMAのトップランカーと互角に走ることがあるほど、習熟度が問われるコースである。
前週のフロリダと比べると気温は低いが、マサチューセッツの夏は蒸し暑く、難易度は例年通りだろうと予想されていた。公式予選での話題は、マービン・ムスキャン(KTM)が最後のセッションでトップタイムを記録したことだった。路面が荒れやすいザ・ウィック338では、滅多にないレアケースだったが、昨年ここで勝利を挙げているムスキャンだけに、攻略法をつかんでいたのだろう。
450クラスのヒート1では、そのムスキャンがホールショットを決めた。背後にはイーライ・トマック(カワサキ)、ケン・ロクスン(ホンダ)、ザック・オズボーン(ハスクバーナ)、クーパー・ウェブ(KTM)が続く。ムスキャンが独走態勢を固める一方で、2~5位のセカンドグループでは、僅差のままポジションが入れ替わる。
5周目にはオズボーン、8周目にはトマックが2位に浮上。ペースが上がらないロクスンは、前半のうちに上位集団から脱落した。レース後半になると、13秒以上の貯金を蓄えたムスキャンが独走を保ち、トマック、オズボーンを振り切ってトップチェッカーを受けた。
450クラスのヒート2、オープニングラップのオーダーはオズボーン、ウェブ、ムスキャン、ロクスン…。レースリーダーを脅かす2位の座は、3周目にロクスン、4周目にムスキャンと入れ替わった。ロクスンはヒート1同様に、毎周ポジションを落として後退。7周目には、スタート8位から挽回してきたトマックが3位に到達した。
レース中盤からは、独走するオズボーンの数秒後方で、ムスキャンとトマックがデッドヒートを繰り広げる展開。しかし25分すぎからトマックの追撃が鈍り、単独3位に定着してしまう。こうしてオズボーンが11秒差でムスキャンを振り切り、450クラス初優勝をゲット。総合ではムスキャンが連続優勝(1位/2位)を果たした。富田俊樹(ホンダ)は20位/36位、古賀太基(カワサキ)は31位/20位だった。


450 Heat1Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 25 M・ムスキャン Red Bull KTM KTM 36:51.928 Dunlop ユーザー
2位 1 E・トマック Monster Energy Kawasaki Kawasaki +09.113 Dunlop ユーザー
3位 16 Z・オズボーン Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna +24.280 Dunlop ユーザー
4位 2 C・ウェブ Red Bull KTM KTM +37.136 Dunlop ユーザー
5位 101 F・ノリアン JGRMX Yoshimura Suzuki +41.215
6位 51 J・バーシア Monster Energy Yamaha Yamaha +43.854 Dunlop ユーザー

450 Heat2Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 16 Z・オズボーン Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna 35:11.500 Dunlop ユーザー
2位 25 M・ムスキャン Red Bull KTM KTM +11.136 Dunlop ユーザー
3位 1 E・トマック Monster Energy Kawasaki Kawasaki +19.516 Dunlop ユーザー
4位 2 C・ウェブ Red Bull KTM KTM +31.965 Dunlop ユーザー
5位 21 J・アンダーソン Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna +59.853 Dunlop ユーザー
6位 51 J・バーシア Monster Energy Yamaha Yamaha +1:03.081 Dunlop ユーザー


250クラス

250クラス シアンサルーロがポイントリードを拡大!

 250クラスのヒート1は、アダム・シアンサルーロ(カワサキ)のホールショットで幕を開けた。2位には予選最速のジャスティン・クーパー(ヤマハ)。そしてデリク・ドレイク(KTM)、シェイン・マケラス(KTM)、ブランドン・ハートランフト(ヤマハ)が後に続く。序盤から飛ばすシアンサルーロは、3周で6秒差をつけて確固たるアドバンテージを築いた。
クーパーは大差を付けられても2位の座を維持していたが、その後ろにはやがてディラン・フェランディス(ヤマハ)、コルト・ニコルス(ヤマハ)が浮上。レース後半は2~4位を同一チームが占める形となった。トップのシアンサルーロは、優位を脅かされることなく11秒差でフィニッシュ。今シーズン5度目のヒート優勝を飾った。
250クラスのヒート2では、シアンサルーロが連続ホールショットをゲット。2周目にはフェランディス、ハートランフト、キャメロン・マカドゥー(KTM)が、リーダーを追う位置につけた。ここではシアンサルーロがヒート1のように逃げることができず、トップの座は7周目にフェランディスと入れ替わった。
後半はフェランディスの独壇場となり、8~9秒差を保ちながら快走。2位に下がったシアンサルーロは、そのままでも総合優勝を手にすることができるので、無理のないペースに切り替えた。こうしてフェランディスがトップでゴール。2位シアンサルーロから大差の3位にクーパーが入賞した。
渡辺祐介(ヤマハ)は予選タイム38位で、ラストチャンスに進んだが、転倒リタイアにより決勝進出は果たせなかった。


250 Heat1Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 92 A・シアンサルーロ Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 36:38.691 Dunlop ユーザー
2位 32 J・クーパー Monster Energy Yamalube Star Yamaha +11.124 Dunlop ユーザー
3位 34 D・フェランディス Monster Energy Yamalube Star Yamaha +15.525 Dunlop ユーザー
4位 31 R・ハンプシャー Geico Honda Honda +17.041 Dunlop ユーザー
5位 39 C・ニコルス Monster Energy Yamalube Star Yamaha +18.166 Dunlop ユーザー
6位 12 S・マケラス Troy Lee Designs Red Bull KTM +42.781 Dunlop ユーザー

250 Heat2Result

順位 選手名 チーム メーカー
タイム
1位 34 D・フェランディス Monster Energy Yamalube Star Yamaha 35:09.505 Dunlop ユーザー
2位 92 A・シアンサルーロ Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +10.690 Dunlop ユーザー
3位 32 J・クーパー Monster Energy Yamalube Star Yamaha +28.357 Dunlop ユーザー
4位 31 R・ハンプシャー Geico Honda Honda +41.007 Dunlop ユーザー
5位 26 A・マーティン JGRMX Yoshimura Suzuki +52.192
6位 44 C・マカドゥー Troy Lee Designs Red Bull KTM +1:01.582 Dunlop ユーザー