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450クラス

450クラス トマックがパーフェクトウィン!

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 AMAプロモトクロスの会場としては最も高緯度にあり、針葉樹林の中を巡るコースレイアウトがユニークなワシューガル・モトクロスパーク。西海岸のゲートウェイの一つであるポートランドに近いことと、開催日程が夏休みに当たることから、日本人にとってもなじみ深い会場だ。自然の地形を利用したアップダウンと、大小のジャンプなどがレイアウトの特徴だが、中でも「ホースパワーヒル」の異名を取る長い登り坂は、当地を象徴する馬力勝負の名所となっている。
長年にわたり改良が続けられてきた土質は、元来の黒土にサンド、ウッドチップ、ソーダストなどが追加されたものだが、硬いベースが滑りやすい状況にあまり変わりはない。金曜夜から土曜朝にかけて小雨が降ったため、湿り気を帯びた路面でプラクティスが始まる。トップタイムは、450=イーライ・トマック(カワサキ)=2分15秒420、250=アダム・シアンサルーロ(カワサキ)=2分17秒999。両クラスのポイントリーダーが最速だった。
450クラスのヒート1は、ジョーイ・サバッチー(カワサキ)のホールショットで始まった。2周目にはケン・ロクスン(ホンダ)がトップに立ち、サバッチーを徐々に引き離す。3位以下にはクーパー・ウェブ(KTM)、マービン・ムスキャン(KTM)、ジェイソン・アンダーソン(ハスクバーナ)が控えていて、僅差のバトルが繰り広げられていた。
レース中盤までに、ロクスンは最大8秒以上のマージンを蓄えた。このまま逃げ切れるかと思われたが、スタート7位から追い上げてきたトマックが背後に迫ると状況が一変した。トマックはロクスンとの差を1周1~2秒単位で削り取り、転倒しながらも猛追を続けた。ラスト2周での逆転劇により、トマック、ロクスン、ウェブの順でチェッカーが振られた。
450クラスのヒート2では、ホールショットのサバッチーをかわしたムスキャンが、オープニングからレースリーダーとなった。2周目にはロクスンが2位に浮上し、この2台によるトップ争いが後続を引き離していった。ヒート1勝者のトマックは、スタート12位と出遅れたものの追い上げを開始。3周目には6位までポジションを挽回した。
レース中盤7周目には、3位まで到達したトマックがトップ2を視野に入れる。10周目にはロクスン、12周目にはムスキャンを攻略したトマックは、終盤になってもクルージングモードに切り替えることなく12秒差でフィニッシュ。第2戦パラ以来となる両ヒート制覇により、トマックはポイントリードを50点としている。古賀太基(カワサキ)は、16位/32位だった。


450 Heat1Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 1 E・トマック Monster Energy Kawasaki Kawasaki 36:53.695 Dunlop ユーザー
2位 94 K・ロクスン Team Honda HRC Honda +08.442 Dunlop ユーザー
3位 2 C・ウェブ Red Bull KTM KTM +19.314 Dunlop ユーザー
4位 21 J・アンダーソン Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna +22.805 Dunlop ユーザー
5位 25 M・ムスキャン Red Bull KTM KTM +25.045 Dunlop ユーザー
6位 17 J・サバッチー Monster Energy Kawasaki Kawasaki +28.312 Dunlop ユーザー

450 Heat2Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 1 E・トマック Monster Energy Kawasaki Kawasaki 37:08.104 Dunlop ユーザー
2位 25 M・ムスキャン Red Bull KTM KTM +11.962 Dunlop ユーザー
3位 94 K・ロクスン Team Honda HRC Honda +17.930 Dunlop ユーザー
4位 16 Z・オズボーン Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna +25.712 Dunlop ユーザー
5位 2 C・ウェブ Red Bull KTM KTM +43.628 Dunlop ユーザー
6位 17 J・サバッチー Monster Energy Kawasaki Kawasaki +49.233 Dunlop ユーザー


250クラス

250クラス フェランディスが完全優勝を果たし、ポイントリーダーに接近!

 
250クラスのヒート1では、ジャスティン・クーパー(ヤマハ)がホールショットを取った。ディラン・フェランディス(ヤマハ)、シアンサルーロ、キャメロン・マカドゥー(KTM)が形成するグループから、フェランディスが5周目に抜け出してトップに立った。
レース中盤になると形成が固まり、フェランディス、クーパー、シアンサルーロが各々4~5秒間隔で単独走行。終盤になると、シアンサルーロがクーパーを追い詰めたが、逆転には至らないままチェッカーとなった。フェランディスが今季5勝目を挙げて、オーバーオールへの布石を置いた。
250クラスのヒート2では、コルト・ニコルス(ヤマハ)がホールショットを決めたが、フェランディス、シアンサルーロ、マイケル・モズマン(ハスクバーナ)に先行を許し、ニコルスは4位に落ち着く。ヒート1同様のトップランカー2台によるバトルが始まると、3位以下の遅れが目立つようになった。
レース後半はフェランディスvsシアンサルーロの一騎討ちとなった。両者の差は1秒前後で変動したが、シアンサルーロの波状攻撃を退けたフェランディスが逃げきり優勝。今季2度目のパーフェクトウィンを遂げた結果、フェランディスと首位シアンサルーロの差は28ポイントに縮まった。渡辺祐介(ヤマハ)は、20位/29位。


250 Heat1Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 34 D・フェランディス Monster Energy Yamalube Star Yamaha 34:48.412 Dunlop ユーザー
2位 32 J・クーパー Monster Energy Yamalube Star Yamaha +01.943 Dunlop ユーザー
3位 92 A・シアンサルーロ Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +03.783 Dunlop ユーザー
4位 23 C・セクストン Geico Honda Honda +20.094 Dunlop ユーザー
5位 39 C・ニコルス Monster Energy Yamalube Star Yamaha +25.099 Dunlop ユーザー
6位 44 C・マカドゥー Troy Lee Designs Red Bull KTM +35.481 Dunlop ユーザー

250 Heat2Result

順位 選手名 チーム メーカー
タイム
1位 34 D・フェランディス Monster Energy Yamalube Star Yamaha 37:04.470 Dunlop ユーザー
2位 92 A・シアンサルーロ Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +00.548 Dunlop ユーザー
3位 36 M・モズマン Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna +23.087 Dunlop ユーザー
4位 32 J・クーパー Monster Energy Yamalube Star Yamaha +28.328 Dunlop ユーザー
5位 31 R・ハンプシャー Geico Honda Honda +32.256 Dunlop ユーザー
6位 23 C・セクストン Geico Honda Honda +44.234 Dunlop ユーザー