• 天気:晴れ
  • 気温:32度

450クラス

アウトドア開幕戦でオズボーンが総合優勝(2位/1位)!

  • 天気:晴れ
  • 気温:32度

他のレースカテゴリー同様、COVID-19パンデミックの影響を受けたルーカスオイルAMAプロモトクロス選手権だが、約2ヶ月半遅れで開幕に漕ぎ着けた。日程は下記の通り。

●8月15日(土)第1戦ハリケーンミルズ/ロレッタリンズランチ
●8月22日(土)第2戦ハリケーンミルズ/ロレッタリンズランチ
●8月29日(土)第3戦クロフォーズビル/アイアンマン・レースウェイ
●9月4日(金)第4戦ブキャナン/レッドバッド
●9月7日(月)第5戦ブキャナン/レッドバッド
●9月19日(土)第6戦ミルビル/スプリングクリーク・モトクロスパーク
●9月26日(土)第7戦ジャクソンビル/WWモトクロスパーク
●10月3日(土)第8戦レイクウッド/サンダーバレー・モトクロスパーク
●10月10日(土)第9戦パラ/FOXレースウェイ

上記のように、通常の12戦から9戦に短縮されたシリーズとなっている。第2戦は当初、ワシューガルで予定されていたが、ワシントン州との調整により直前にキャンセルされ、開幕戦会場のハリケーンミルズで代替開催されることになった。
ハリケーンミルズのロレッタリンズランチは、AMAアマチュア選手権が行われる聖地だが、今回はプロモトクロス初開催という名誉を得た。コースはアマチュア用のレイアウトを基本としながらも、難易度を高めるために手が加えられた。木曜、金曜と断続的に降った雨で路面はマディとなったが、土曜午後の決勝レースまでにコンディションは回復した。
公式予選トップは、450クラス=チェイス・セクストン(ホンダ)=1分58秒840、250クラス=ディラン・フェランディス(ヤマハ)
=2分00秒222。
450クラスのヒート1は、ジョーイ・サバッチー(スズキ)のホールショットで幕を開けた。オープニングラップの攻防で、ジェイソン・アンダーソン(ハスクバーナ)がトップに立ち、2周目にはクーパー・ウェブ(KTM)、セクストン、サバッチーというセカンドグループになる。アンダーソンが序盤から独走する一方、セクストンの背後にはザック・オズボーン(ハスクバーナ)、イーライ・トマック(カワサキ)が接近。7周目にはセクストンが転倒により脱落した。
中盤になると、アンダーソンのリードは9秒以上となり、ウェブ、オズボーン、トマックが三つ巴の2位争いを展開。12周目にはオズボーンがウェブを攻略した。アンダーソン、オズボーンが1-2フィニッシュ。3位にはスタート14位から追い上げてきた、ジャスティン・バーシア(ヤマハ)が入賞した。
450クラスのヒート2では、オープニングラップでトップに立ったアダム・シアンサルーロ(カワサキ)が、わずか2周リードした後に転倒。シアンサルーロはピットインしたが、マシンのダメージがひどかったためリタイアした。このクラッシュを機に、オズボーン、アンダーソン、セクストンが上位を占める。
5周目には、スタート8位から挽回してきたトマックが、セクストンを捉えて3位に浮上。8周目からは、オズボーン、トマック、アンダーソン、セクストンという順のデッドヒートになった。終盤14周目にアンダーソンが転倒寸前となり、セクストンが3位に復帰。オズボーンとトマックは、1秒前後の差でトップを争ったが、逃げ切ったオズボーンが総合優勝(2位/1位)をゲットした。
Photo:MX Sports Pro Racing


450 Heat1Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 21 J・アンダーソン Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna 35:42.645 Dunlop ユーザー
2位 16 Z・オズボーン Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna +04.895 Dunlop ユーザー
3位 51 J・バーシア Monster Energy Yamaha Yamaha +08.473 Dunlop ユーザー
4位 25 M・ムスキャン Red Bull KTM KTM +12.922 Dunlop ユーザー
5位 1 C・ウェブ Red Bull KTM KTM +17.308 Dunlop ユーザー
6位 A・シアンサルーロ Monster Energy Kawasaki Kawasaki +22.137 Dunlop ユーザー

450 Heat2Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 16 Z・オズボーン Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna 35:28.050 Dunlop ユーザー
2位 3 E・トマック Monster Energy Kawasaki Kawasaki +03.605 Dunlop ユーザー
3位 23 C・セクストン Team Honda HRC Honda +10.515 Dunlop ユーザー
4位 4 B・バゲット Rocky Mountain ATV/MC KTM +16.233 Dunlop ユーザー
5位 25 M・ムスキャン Red Bull KTM KTM +27.724 Dunlop ユーザー
6位 21 J・アンダーソン Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna +39.981 Dunlop ユーザー


  • 天気:晴れ
  • 気温:32度

250クラス

フェランディスがパーフェクトウィン!

  • 天気:晴れ
  • 気温:32度

250クラスのヒート1では、ジャスティン・クーパー(ヤマハ)がホールショットを決めた。オープニングラップからチームメイト同士による先陣争いが繰り広げられ、フェランディス、シェイン・マケラス(ヤマハ)、RJ・ハンプシャー(ハスクバーナ)、クーパーというオーダーに入れ替わる。4周目にはハンプシャーが2位、ジェレミー・マーティン(ホンダ)が4位に浮上。接戦を抜け出したフェランディスは、徐々にリードを広げた。
セカンドグループの中で生き残ったのは、10周目に2位に浮上したJ・マーティン。トップのフェランディスは、20秒近いアドバンテージを築いて独走を続け、1勝目をマークした。2位J・マーティンの後方では、マケラスとの接戦を制したハンプシャーが3位に入った。下田丈(ホンダ)は、マシントラブルにより5周でリタイアしている。
250クラスのヒート2では、マケラスがホールショットを取り、ハンプシャー、クーパー、アレックス・マーティン(スズキ)が続いた。ヒート1勝者のフェランディスは少々出遅れ、オープニングラップ6位だった。5周目にはリーダーがハンプシャーに入れ替わったが、7周目にはフェランディスがトップに躍り出た。
レース中盤以降は、フェランディスが同じような独走劇を展開する。2位ハンプシャーの後方には、スタート7位から追い上げてきたJ・マーティンが迫ったが、バトルには至らなかった。こうして両ヒートを制したフェランディスがパーフェクト優勝。下田はスタート16位からポジションアップしたが、開幕前に肩を負傷していたこともあって11位にとどまった。
Photo:MX Sports Pro Racing


250 Heat1Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 14 D・フェランディス Monster Energy Yamalube Star Yamaha 35:24.388 Dunlop ユーザー
2位 6 J・マーティン Geico Honda Honda +19.802 Dunlop ユーザー
3位 24 R・ハンプシャー Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna +33.107 Dunlop ユーザー
4位 12 S・マケラス Monster Energy Yamalube Star Yamaha +33.994 Dunlop ユーザー
5位 26 A・マーティン JGRMX Yoshimura Suzuki +58.961
6位 83 J・ローレンス Geico Honda Honda +1:04.852 Dunlop ユーザー

250 Heat2Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 14 D・フェランディス Monster Energy Yamalube Star Yamaha 35:30.554 Dunlop ユーザー
2位 24 R・ハンプシャー Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna +13.199 Dunlop ユーザー
3位 6 J・マーティン Geico Honda Honda +18.147 Dunlop ユーザー
4位 12 S・マケラス Monster Energy Yamalube Star Yamaha +18.983 Dunlop ユーザー
5位 26 A・マーティン JGRMX Yoshimura Suzuki +39.330
6位 29 C・マカドゥー Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +51.631 Dunlop ユーザー