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450クラス

オズボーンがパーフェクトウィン!

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COVID-19パンデミックへの対応として、主催者はAMAプロモトクロス史上初のダブルヘッダーを設定した。5~6月にソルトレイクシティで行われたAMAスーパークロス7連戦では、土曜/水曜を開催日としていた。世界選手権モトクロスでは、日曜/水曜を軸としたトリルヘッダーが実施されている。今回ブキャナン/レッドバッドにおける日程は、金曜/月曜という変則的なものだが、これは土日に行われるアマチュアレースの前後にプロを併催することにしたためだ。
レッドバッドは、シリーズの中でも特別なステイタスを維持している会場で、アメリカ独立記念日に合わせて7月第1週に開催されてきたが、今年はその伝統を守ることができなかった。しかもコースサイドで観戦できたのは、アマチュアレース出場者のみ。一般客の入場は許可されなかったので、例年のような高揚感はなかった。
公式予選トップは、450クラス=ブレイク・バゲット(KTM)=2分03秒759、250クラス=ディラン・フェランディス(ヤマハ)=2分03秒508。
450クラスのヒート1は、ザック・オズボーン(ハスクバーナ)のホールショットによって始まった。背後につけたアダム・シアンサルーロ(カワサキ)が、随所でアタックを敢行したが、オープニングラップの終盤に転倒。2位以下はマービン・ムスキャン(KTM)、クリスチャン・クレイグ(ホンダ)、フレデリック・ノリアン(スズキ)、マックス・アンスティ(スズキ)と入れ替わった。
オズボーンとムスキャンは、2秒ほどの間隔を保ったまま、3位以下を徐々に引き離した。7周目にはチェイス・セクストン(ホンダ)が3位に浮上したが、トップ2台にはなかなか届かない。終盤になるとイーライ・トマック(カワサキ)が4位、1周目の12位から挽回したシアンサルーロが5位に到達。その後上位陣のオーダーに変動はなく、オズボーンがトップでフィニッシュした。
450クラスのヒート2では、またしてもオズボーンがホールショット。ジャスティン・バーシア(ヤマハ)、シアンサルーロ、ムスキャン、セクストンが続いた。オープニング早々2位争いが過熱し、シアンサルーロが前に出るとバーシアが抜き返すバトルとなったが、3周目からはバーシアが2位に定着。この間にオズボーンは、5秒ほどリードを築いた。
15分すぎには、スタート11位と出遅れていたトマックがセカンドグループに追い付き、ムスキャンをかわして5位に浮上。セクストンも射程に捉えたトマックだったが、攻略には至らなかった。トップのオズボーンは、終盤になっても独走態勢をキープしたまま優勝。2位バーシア、3位シアンサルーロ、4位セクストンは僅差だった。オズボーンは今回のパーフェクトウィンによって、ポイントリードを広げている。
Photo:MX Sports Pro Racing


450 Heat1Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 16 Z・オズボーン Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna 36:15.899 Dunlop ユーザー
2位 25 M・ムスキャン Red Bull KTM KTM +01.912 Dunlop ユーザー
3位 23 C・セクストン Team Honda HRC Honda +10.234 Dunlop ユーザー
4位 3 E・トマック Monster Energy Kawasaki  Kawasaki +17.444 Dunlop ユーザー
5位 9 A・シアンサルーロ Monster Energy Kawasaki Kawasaki +21.804 Dunlop ユーザー
6位 51 J・バーシア Monster Energy Yamaha Yamaha +24.211 Dunlop ユーザー

450 Heat2Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 16 Z・オズボーン Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna 36:37.384 Dunlop ユーザー
2位 51 J・バーシア Monster Energy Yamaha Yamaha +02.647 Dunlop ユーザー
3位 A・シアンサルーロ Monster Energy Kawasaki   Kawasaki +03.578 Dunlop ユーザー
4位 23 C・セクストン Team Honda HRC Honda +05.153 Dunlop ユーザー
5位 3 E・トマック Monster Energy Kawasaki Kawasaki +08.837 Dunlop ユーザー
6位 25 M・ムスキャン Red Bull KTM KTM +28.026 Dunlop ユーザー


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250クラス

ジェレミー・マーティンが完全優勝! ランキング首位に浮上!

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250クラスのヒート1では、タイ・マスタプール(ヤマハ)がホールショットを取った。ダリアン・サナイー(カワサキ)、ジェット・ローレンス(ホンダ)、ジェレミー・マーティン(ホンダ)がトップグループを形成。ポイントリーダーのフェランディスは、1周目の転倒で28位からの失地回復を強いられた。トップのマスタプールは、負傷により開幕から3戦まで欠場していたが、復帰レースとなった今回はスタートから好走を見せている。
4周目にJ・マーティンが2位に浮上したとき、マスタプールには7秒以上のリードがあったが、徐々に間隔が切り詰められ10周目には逆転。トップに躍り出たJ・マーティンは、独走でチェッカーを受けた。2位には中団から追い上げた、RJ・ハンプシャー(ハスクバーナ)。3位マスタプール。下田丈(ホンダ)は、オープニングラップ36位からポジションを上げ、19位でフィニッシュした。
250クラスのヒート2では、シェイン・マケラス(ヤマハ)がホールショットを決め、J・マーティン、アレックス・マーティン(スズキ)、ミッチェル・ハリソン(カワサキ)が続いた。序盤はトップ3が4位以下を突き放す展開。そして15分を経過すると、J・マーティンがマケラスに仕掛けてリーダーとなる。
終盤はマージンを広げたJ・マーティンが逃げ切り優勝。2位マケラス、3位にはフェランディス。下田は12位に入った。ポイントリーダーのフェランディスが、7位/3位にとどまったため、完全優勝のJ・マーティンが逆転首位に立っている。
Photo:MX Sports Pro Racing


250 Heat1Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 6 J・マーティン Geico Honda Honda 34:36.382 Dunlop ユーザー
2位 24 R・ハンプシャー Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna +04.843 Dunlop ユーザー
3位 41 T・マスタプール Monster Energy Yamalube Star Yamaha +06.299 Dunlop ユーザー
4位 83 J・ローレンス Geico Honda Honda +07.341 Dunlop ユーザー
5位 29 C・マカドゥー Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +12.246 Dunlop ユーザー
6位 26 A・マーティン GRMX Yoshimura Suzuki +13.309

250 Heat2Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 6 J・マーティン Geico Honda Honda 34:34.551 Dunlop ユーザー
2位 12 S・マケラス Monster Energy Yamalube Star Yamaha +04.815 Dunlop ユーザー
3位 14 D・フェランディス Monster Energy Yamalube Star Yamaha +06.840 Dunlop ユーザー
4位 26 A・マーティン JGRMX Yoshimura Suzuki +07.768
5位 24 R・ハンプシャー Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna +40.073 Dunlop ユーザー
6位 32 J・クーパー Monster Energy Yamalube Star Yamaha +41.012 Dunlop ユーザー