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250クラス

クーパーが総合優勝(2位/2位)!

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250クラスのヒート1では、同点首位のジェレミー・マーティン(ヤマハ)とジェット・ローレンス(ホンダ)が、揃って好スタートを決めた。その背後には、予選トップ(2分05秒899)だったジャスティン・クーパー(ヤマハ)が続き、順当なトップスリーが形成された。ところが転倒が発生したため、レースは1周で赤旗中断となった。
再スタート後のオーダーは、クーパー、J・マーティン、RJ・ハンプシャー(ハスクバーナ)、J・ローレンス。チームメイト同士のトップ争いが熾烈を極めたが、15分を経過した7周目にJ・マーティンがトップに立った。後半になると、クーパーの背後にハンプシャーが接近したが、バトルには至らず。セーフティリードを得たJ・マーティンが、今季2勝目のモトウィンを挙げた。下田丈(カワサキ)は、スタート13位から6位まで追い上げた。
250クラスのヒート2では、またしてもクーパーがホールショットを決めた。J・ローレンス、ハンター・ローレンス(ホンダ)、ジャレット・フライ(ヤマハ)が続いたが、この中からトップ2台が3位以下を引き離す展開となる。激しいトップ争いに決着がついたのは、5周目の高速コーナー。J・ローレンスがクーパーにアタックし、レースリーダーの座を奪った。
ハーフウェイポイントを過ぎる頃、スタート11位から浮上してきた下田が6位に到達。下田はその後、ジャリク・スウォール(ハスクバーナ)とフライを立て続けに攻略し、3位を走るH・ローレンスの背中が見えるところまで接近した。終盤はJ・ローレンスが独走を維持して優勝。オーバーオールはクーパー(2位/2位)がゲットした。下田は総合4位(6位/4位)となり、ベストリザルトを更新している。
Photo: MX Sports Pro Racing


250 Heat1Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 6 J・マーティン Monster Energy Star Racing Yamaha 35:11.772 Dunlop ユーザー
2位 32 J・クーパー Monster Energy Star Racing Yamaha +03.057 Dunlop ユーザー
3位 24 R・ハンプシャー Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna +07.436 Dunlop ユーザー
4位 18 J・ローレンス Team Honda HRC Honda +26.623 Dunlop ユーザー
5位 41 H・ローレンス Team Honda HRC Honda +43.043 Dunlop ユーザー
6位 30 下田 丈 Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +1:06.448 Dunlop ユーザー

250 Heat2Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 18 J・ローレンス Team Honda HRC Honda 36:02.263 Dunlop ユーザー
2位 32 J・クーパー Monster Energy Star Racing Yamaha +15.663 Dunlop ユーザー
3位 41 H・ローレンス Team Honda HRC Honda +27.513 Dunlop ユーザー
4位 30 下田 丈 Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +38.289 Dunlop ユーザー
5位 64 C・ニコルス Monster Energy Star Racing Yamaha +41.480 Dunlop ユーザー
6位 47 J・スウォール Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna +55.699 Dunlop ユーザー


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450クラス

ロクスンがパーフェクトウィン! ランキング首位に浮上!

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サンダーバレー・モトクロスパークの難しさは、ラップタイムを比べてみれば一目瞭然だ。今大会のケン・ロクスン(ホンダ)に注目してみると、クオリファイ1=2分05秒567、クオリファイ2=2分09秒195、決勝ヒート1=2分11秒133、決勝ヒート2=2分12秒545。ハードパックを緩和するため、相当量のサンドを追加してミックスされた路面は、時の経過とともにワダチやギャップが増え、ダウンヒルのエンドにはブレーキングバンプが発生する。ベストラップが鈍化するのも当然だ。
ロッキー山脈の麓にあるレイクウッドは、標高が1,700mを超える町。そのためサンダーバレー・モトクロスパークは、気圧の低さによるトラブルが絶えない難所として知られてきた。エンジンの不調にとどまらず、ライダーの体調不良に関しては、今でも解決策が模索されている。今年は気温が32度に達し、例年よりも苛酷な条件下での開催となった。
450クラスのヒート1では、アダム・シアンサルーロ(カワサキ)がホールショットを取ったが、予選首位だったロクスンがすぐに前に出た。3位以下にはディラン・フェランディス(ヤマハ)、ザック・オズボーン(ハスクバーナ)、クーパー・ウェブ(KTM)が続く。序盤からトップ争いが火花を散らし、6周目にはシアンサルーロがロクスンをかわしてリーダーとなった。
中盤になるとフェランディスが加わり、バトルは三つ巴に発展。11周目にはフェランディス、シアンサルーロ、ロクスンというオーダーになった。ここからロクスンの逆襲が始まり、2位に上がるとリーダーをロックオン。ラスト3周でフェランディスがコースアウトを喫した際、トップに立ったロクスンが勝利をつかんだ。
450クラスのヒート2は、ウェブのホールショットで始まった。オープニングラップ早々、ロクスンが先行するとウェブが巻き返し、激しい先陣争いとなったが、決着がつくとロクスンがリーダーとなった。2周目にはウェブが脱落し、セカンドグループはジャスティン・バーシア(ガスガス)、アーロン・プレシンガー(ヤマハ)、シアンサルーロという顔ぶれになった。
トップのロクスンは序盤から独走態勢を維持し、バーシアに対して最大で17秒差をつけた。終盤になると、スタート9位から挽回してきたフェランディスが2位まで上がったが、ロクスンは余裕で逃げ切り優勝。パーフェクトを飾ったロクスンが、フェランディスからポイントリーダーの座を奪った。
Photo: MX Sports Pro Racing


450 Heat1Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 94 K・ロクスン Team Honda HRC Honda 35:09.978 Dunlop ユーザー
2位 14 D・フェランディス Monster Energy Star Racing Yamaha +03.710 Dunlop ユーザー
3位 9 A・シアンサルーロ Monster Energy Kawasaki Kawasaki +18.212 Dunlop ユーザー
4位 23 C・セクストン Team Honda HRC Honda +30.828 Dunlop ユーザー
5位 7 A・プレシンガー Monster Energy Star Racing Yamaha +33.043 Dunlop ユーザー
6位 29 C・クレイグ Monster Energy Star Racing Yamaha +35.821 Dunlop ユーザー

450 Heat2Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 94 K・ロクスン Team Honda HRC Honda 35:37.072 Dunlop ユーザー
2位 14 D・フェランディス Monster Energy Star Racing Yamaha +08.933 Dunlop ユーザー
3位 51 J・バーシア Troy Lee Designs Red Bull GASGAS +14.551 Dunlop ユーザー
4位 7 A・プレシンガー Monster Energy Star Racing Yamaha +26.391 Dunlop ユーザー
5位 23 C・セクストン Team Honda HRC Honda +35.442 Dunlop ユーザー
6位 9 A・シアンサルーロ Monster Energy Kawasaki Kawasaki +36.213 Dunlop ユーザー