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250クラス

J・ローレンスがオーバーオール(2位/1位)! 首位クーパーに4ポイント差!

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250クラスのヒート1では、クオリファイ最速のクーパーがホールショットを取った。ジェット・ローレンス(ホンダ)、ジェレミー・マーティン(ヤマハ)、マックス・ボーランド(KTM)、RJ・ハンプシャー(ハスクバーナ)が続き、接戦が繰り広げられる。
クーパーとJ・ローレンスのトップ争いは、今大会に8ポイント差で持ち込まれたチャンピオン争いでもあり、成り行きが注目された。前半はテールトゥノーズのバトルが展開されたが、後半になるとクーパーがセーフティリードを確保。クーパー、J・ローレンス、J・マーティンの順でチェッカーを受けた。
250クラスのヒート2、オープニングラップのオーダーは、ホールショットのクーパー、J・マーティン、J・ローレンス、ハンプシャー。2周目にこの集団から抜け出したのは、J・マーティン。背後では激しい2~4位争いが行われ、特にクーパー対J・ローレンスのバトルは熾烈を極めた。6周目にJ・ローレンスがトップに躍り出ると、上位4台の間隔が徐々に開いていった。
レース後半になると各々単独走行となり、J・ローレンス、J・マーティン、ハンプシャー、クーパーの順でフィニッシュ。総合優勝(2位/1位)を果たしたJ・ローレンスが、ランキング首位クーパーを4ポイント差まで追い詰めた。下田丈(カワサキ)は7位/DNFだったが、ランキング6位をキープしている。
Photo: MX Sports Pro Racing


250 Heat1Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 32 J・クーパー Monster Energy Star Racing Yamaha 36:59.340 Dunlop ユーザー
2位 18 J・ローレンス Team Honda HRC Honda +03.306 Dunlop ユーザー
3位 6 J・マーティン Monster Energy Star Racing Yamaha +11.756 Dunlop ユーザー
4位 24 R・ハンプシャー Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna +34.54 Dunlop ユーザー
5位 41 H・ローレンス Team Honda HRC Honda +37.176 Dunlop ユーザー
6位 115 M・ボーランド Red Bull KTM KTM +44.201 Dunlop ユーザー

250 Heat2Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 18 J・ローレンス Team Honda HRC Honda 36.59.524 Dunlop ユーザー
2位 6 J・マーティン Monster Energy Star Racing Yamaha +03.607 Dunlop ユーザー
3位 24 R・ハンプシャー Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna +49.005 Dunlop ユーザー
4位 32 J・クーパー Monster Energy Star Racing Yamaha +1:11.190 Dunlop ユーザー
5位 115 M・ボーランド Red Bull KTM KTM +1:19.107 Dunlop ユーザー
6位 38 A・フォークナー Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +1:23.931 Dunlop ユーザー


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450クラス

ロクスンが今季2度目のパーフェクトウィン!

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カレンダーの巡りによって、前戦ワシューガル以来3週間ぶりに再開されたAMAプロモトクロス。終盤シリーズの鍵となる第8戦の舞台ユナディラは、最も古典的でヨーロピアンなコースとして知られている。自然の起伏を生かしたセクションには、グラビティキャビティ(重力の穴)、エレベーターシャフト(垂直抗)などの愛称が付けられているが、人工的なビッグジャンプ、スカイショットも名所として指折られるようになった。
コースレイアウトは大部分を踏襲しながらも、奥のアップダウンを延長するなどマイナーチェンジを受けた。かつては全周が草に覆われたグラストラックだったが、やがて石の多い硬質路面が露出したコンディションを経て、近年は掘れやすい土質へと改善されてきた。今年は前日の午後に降雨の影響を受けたが、ウェットからドライに向う路面は、レース当日の日差しと走行によって、硬化した長い轍だらけのコンディションとなった。
クオリファイングセッションでは、ケン・ロクスン(ホンダ)=2分21秒338(450)、ジャスティン・クーパー(ヤマハ)=2分21秒980(250)が最速だった。
450クラスのヒート1は、ロクスンのホールショットで始まった。2コーナーでは前戦のオーバーオールウィナー、チェイス・セクストン(ホンダ)が激しく振られて転倒。2位から最後尾まで落下する事態となった。トップのロクスンにアーロン・プレシンガー(ヤマハ)が食らい付くが、3位のディラン・フェランディス(ヤマハ)以下は、単独走行になっていった。
残り10分を切った局面で、プレシンガーの転倒によってロクスンが独走状態に。追っ手はフェランディス、イーライ・トマック(カワサキ)、マービン・ムスキャン(KTM)に替わったが、ロクスンは大量リードを保って今季5個目のモトウィンをゲットした。
450クラスのヒート2では、セクストンがホールショットを決め、ロクスン、フェランディス、ムスキャン、クーパー・ウェブ(KTM)が上位につける展開となった。4周目にはロクスンがセクストンをかわし、トップに躍り出る。ロクスンとセクストンは僅差を保ったまま、フェランディス以下を引き離していった。
レース終盤になると、ロクスンとセクストンの間隔は4~5秒差となり、3位フェランディスは15秒以上のビハインド。序盤に形成されたオーダーに変動はなく、そのまま縦に広がった形でチェッカーとなった。ロクスンは一昨年に続きパーフェクト(1位/1位)を飾り、ユナディラにおける強さを実証。シリーズランキング首位のフェランディスは、39点リードとなった。
Photo: MX Sports Pro Racing


450 Heat1Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 94 K・ロクスン Team Honda HRC Honda 36:22.529 Dunlop ユーザー
2位 14 D・フェランディス Monster Energy Star Racing Yamaha +10.653 Dunlop ユーザー
3位 3 E・トマック Monster Energy Kawasaki Kawasaki +27.755 Dunlop ユーザー
4位 25 M・ムスキャン Red Bull KTM KTM +43.307 Dunlop ユーザー
5位 2 C・ウェブ Red Bull KTM KTM +48.171 Dunlop ユーザー
6位 17 J・サバッチー Rocky Mountain ATV/MC KTM +52.340 Dunlop ユーザー

450 Heat2Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 94 K・ロクスン Team Honda HRC Honda 36:41.198 Dunlop ユーザー
2位 23 C・セクストン Team Honda HRC Honda +06.063 Dunlop ユーザー
3位 14 D・フェランディス Monster Energy Star Racing Yamaha +26.121 Dunlop ユーザー
4位 25 M・ムスキャン Red Bull KTM KTM +35.498 Dunlop ユーザー
5位 2 C・ウェブ Red Bull KTM KTM +44.653 Dunlop ユーザー
6位 29 C・クレイグ Monster Energy Star Racing Yamaha +50.795 Dunlop ユーザー