250SXのメインレース（15分＋1周）では、鬼門の1コーナーでクラッシュが発生。アレックス・マーティン（スズキ）が転倒し、最後尾からの再スタートを強いられた他、ジャスティン・クーパー（ヤマハ）もコースアウトにより出遅れた。ホールショットラインをほぼ同時に通過したのは、フォークナーとミッチェル・オールデンバーグ（ヤマハ）。オープニングラップでリーダーの座を確保すると、フォークナーの独走劇が始まった。
セカンドグループには、チェイス・セクストン（ホンダ）、マーティン・ダバロス（カワサキ）、カイル・ピータース（スズキ）が控えていたが、ここにカムバックしてきたのがオールデンバーグ。11周目にはダバロスをかわして3位に浮上した。終盤になると上位は散開して各々単独走行となったが、そこへスタート14位から挽回してきたクーパーが襲いかかる。ピータース、ダバロスと攻略したクーパーは、最終ラップにチームメイトのオールデンバーグを抜き3位をゲット。2位セクストン、その前方では20周を完璧にリードしたフォークナーが、今シーズン5勝目をマークした。
ミネアポリスから毎週行われてきた250SXイーストは、今大会で連戦パターンが終わる。次週からはシアトル（ウエスト第7戦）、ヒューストン（ウエスト第8戦）、ナッシュビル（イースト第7戦）、デンバー（ウエスト第9戦）、イーストラザフォード（イースト第8戦）、ラスベガス（イースト最終戦／ウエスト最終戦）というように振り分けられている。

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