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250SX

250SX マケラスが今季2勝目を挙げセクストンに迫る!

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250SXのメインレース(15分+1周)では、マケラスがホールショットを取り、ジェレミー・マーティン(ホンダ)、チェイス・セクストン(ホンダ)、下田丈(ホンダ)が続いた。絶好のポジションにつけた下田だが、2コーナーで他車とコンタクトした際、フロントブレーキが壊れてピットイン。その後も走行を続けたが、10周目にリタイアを喫した。
序盤にギャレット・マーチバンクス(カワサキ)がマーティンをかわしてからは、上位陣には大きな変動がないままレースが進行。マケラスとセクストンによるトップ争いが、2秒前後のマージンで繰り広げられたが、マーチバンクスとマーティンは単独走行を続けた。オープニングラップで転倒したピアース・ブラウン(KTM)が、最後尾から挽回してきたが、周遅れの5位止まりだった。
12週間ぶりに再開したレースは、こうしてマケラスのスタートトゥフィニッシュによって決した。この結果、イースト首位のセクストンと2位マケラスの差は、7ポイントまで接近している。
Photo: Feld Entertainment, Inc.


250SXイースト 第5戦Result

順位 選手名 チーム マシン タイム
1位 12 S・マケラス Monster Energy Yamalube Star Yamaha 15:45.480 Dunlop ユーザー
2位 1E C・セクストン Geico Honda Honda +02.949 Dunlop ユーザー
3位 36 G・マーチバンクス Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +28.628 Dunlop ユーザー
4位 6 J・マーティン Geico Honda Honda +42.086 Dunlop ユーザー
5位 163 P・ブラウン Troy Lee Designs Red Bull KTM -1 lap Dunlop ユーザー
6位 38 K・ピータース Phoenix Racing Honda +05.891


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450SX

450SX スーパークロスが12週間ぶりに再スタート! 先勝トマックがリードを広げる!

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AMAスーパークロスシリーズは、COVID-19パンデミックの影響により、3月7日のデイトナ大会(450SX第10戦/250SXイースト第4戦)を最後に開催が見合わされてきたが、宙に浮いていた残り7戦がようやく実施される運びとなった。日程は下記の通り。

●5月31日(日)ソルトレイクシティ1/450SX第11戦/250SXイースト第5戦
●6月3日(水)ソルトレイクシティ2/450SX第12戦/250SXイースト第6戦
●6月7日(日)ソルトレイクシティ3/450SX第13戦/250SXイースト第7戦
●6月10日(水)ソルトレイクシティ4/450SX第14戦/250SXウエスト第7戦
●6月14日(日)ソルトレイクシティ5/450SX第15戦/250SXウエスト第8戦
●6月17日(水)ソルトレイクシティ6/450SX第16戦/250SXイースト第8戦
●6月21日(日)ソルトレイクシティ7/450SX第17戦/250SXイースト第9戦/250SXウエスト第9戦

上記のように開催地が1ヶ所に限定されているのは、感染予防の観点からライダーとスタッフの移動を極力抑えるためだ。関係者にはウイルス検査を陰性でクリアすることが求められ、会場内でのソーシャルディスタンスも徹底的に管理される。そして当然のなりゆきではあるが、ソルトレイクシティにおける7戦は、すべて無観客で実施されることになった。
タイムスケジュールは、NBCテレビのライブ放送枠との兼ね合いで変動する。今回は朝8時にプラクティス開始、13時ヒートレース、15時メインレースという日中シフトが採用された。クオリファイングセッション(10分×2回)で最速だったのは、ケン・ロクスン(ホンダ)450SX=41秒666、シェイン・マケラス(ヤマハ)250SX=42秒173。強い日差しを受けて乾燥と硬化が進む路面には、頻繁に撒水が行われていた。
450SXのメインレース(20分+1周)では、ブレイク・バゲット(KTM)がホールショットを取り、アダム・シアンサルーロ(カワサキ)、ジャスティン・ブレイトン(ホンダ)、イーライ・トマック(カワサキ)が続いた。2周目にはシアンサルーロが転倒リタイア。バゲットが徐々にブレイトンを引き離す。トマックの背後には、クーパー・ウェブ(KTM)とロクスンが接近。三つ巴のバトルに屈したトマックは、一時5位までポジションを落とした。
やがてトマックの巻き返しが始まり、ロクスン、ブレイトン、ウェブをかわして2位に浮上。12周目にはバゲットを攻略し、トマックがレースリーダーとなった。15周目には2位ウェブ、3位ロクスンと入れ替わったが、後半はさらに滑りやすくなったハードパックに手を焼き、誰もが攻めあぐむ状態が続いた。終盤はトマックが4秒ほどのアドバンテージで逃げ切り優勝。3位でゴールしたロクスンに対し、ポイントリードを8点に広げた。
Photo: Feld Entertainment, Inc.


450SXResult

順位 選手名 チーム マシン タイム
1位 3 E・トマック Monster Energy Kawasaki Kawasaki 21:02.942 Dunlop ユーザー
2位 1 C・ウェブ Red Bull KTM KTM +03.771 Dunlop ユーザー
3位 94 K・ロクスン Team Honda HRC Honda +13.542 Dunlop ユーザー
4位 21 J・アンダーソン Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna +20.519 Dunlop ユーザー
5位 16 Z・オズボーン Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna +22.619 Dunlop ユーザー
6位 37 M・ダバロス Team Tedder KTM +24.870 Dunlop ユーザー