• 天気:晴れ
  • 気温:日中27度
  • 観客:0人

450SX

450SX ウェブが3勝目を挙げランキング2位に浮上!

  • 天気:晴れ
  • 気温:日中27度
  • 観客:0人

7連戦の折り返し点となるソルトレイクシティ4は、晴天下のドライコンディションで実施された。前戦が行われた日曜からこの水曜まで、コース整備に費やせる時間は正味2日半ほどだが、マディレースの直後とあってその大部分を排水と乾燥に割かなければならなかった。7連戦のコースレイアウトは、独自性を謳いつつ自ずと似たものになっている。ソルトレイクシティ3~4は特にその傾向が強く、1コーナーの取り回しによって逆回りになるだけのデザインだった。もちろんジャンプのフェイスや着地点などは、周回の向きに応じて形状が手直しされているが、基本的な要素は前戦のものが流用されている。
プラクティス段階でのコース攻略法を観察すると、リズムセクションの飛び方などにはライダーによる違いがあまりなく、勝負どころはフープスのスピードになりそうだった。またスタートから1コーナーまでのストレートが短いので、ゲートピックを有利に決めるにはタイムアタックと予選ヒートの順位が大事だった。
クオリファイング(10分×2回)で最速だったのは、ブレイク・バゲット(KTM)450SX=44秒704、ジャスティン・クーパー(ヤマハ)250SX=45秒705。いずれも2度目のセッションで記録されたもので、スリリングなタイムアタックには見応えがあった。
450SXのメインレース(20分+1周)では、ホールショットのケン・ロクスン(ホンダ)をかわしたクーパー・ウェブ(KTM)が、オープニングラップからリーダーとなった。3位以下にはザック・オズボーン(ハスクバーナ)、バゲット、チャド・リード(ホンダ→KTM)が続く。ポイントリーダーのイーライ・トマック(カワサキ)はスタートに失敗し、12位からキャッチアップを開始した。
ウェブとロクスンは抜きつ抜かれつのバトルを含め、前半は象徴的な接戦を繰り広げた。後半に入るとロクスンは、ワンミスを発端にペースダウン。ウェブが独走態勢を固める一方、ロクスンが後方からのチャージに屈し、順位を下げる形となる。17周目にはオズボーンが2位、19周目にはバゲットが3位に浮上。そしてラスト2周には、スタートの出遅れから挽回してきたトマックが、バゲットを攻略して3位に食い込んだ。
こうして今シーズン3勝目をマークしたウェブは、5位にとどまったロクスンと入れ替わりランキング2位に浮上。ポイントリーダーのトマックに、27点差と迫っている。
Photo: Feld Entertainment, Inc.


450SXResult

順位 選手名 チーム マシン タイム
1位 1 C・ウェブ Red Bull KTM KTM 20:52.008 Dunlop ユーザー
2位 16 Z・オズボーン Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna +05.091 Dunlop ユーザー
3位 3 E・トマック Monster Energy Kawasaki Kawasaki +08.683 Dunlop ユーザー
4位 4 B・バゲット Rocky Mountain ATV/MC KTM +09.622 Dunlop ユーザー
5位 94 K・ロクスン Team Honda HRC Honda +16.618 Dunlop ユーザー
6位 37 M・ダバロス Team Tedder KTM +20.255 Dunlop ユーザー


  • 天気:晴れ
  • 気温:日中27度
  • 観客:0人

250SX

250SX ウエストシリーズが4ヶ月ぶりに再開! 勝者フォークナーがタイトル争いに加わる!

  • 天気:晴れ
  • 気温:日中27度
  • 観客:0人

ソルトレイクシティ1~3では250SXイーストが3戦消化されたが、今大会からはウエストシリーズが2戦行われる。2月8日に開催された第6戦サンディエゴ以来、実に4ヶ月ぶりの再開となるため、開幕戦のような緊張感があることを打ち明けるライダーもいた。
250SXのメインレース(15分+1周)では、クーパーがホールショットを取ったが、2コーナーでオースティン・フォークナー(カワサキ)がトップに躍り出た。上位2台の後には、キャメロン・マカドゥー(カワサキ)、ディラン・フェランディス(ヤマハ)、ジェット・ローレンス(ホンダ)らが続く。
フォークナーがリードを広げる一方、セカンドグループではバトルが激化する。その中でクーパー、マカドゥーを立て続けにかわしたフェランディスが9周目には2位にポジションアップ。しかしトップを行くフォークナーの逃げ足も速く、4秒前後のマージンを保ったまま快走。1周目から20周目までレースリーダーを務めたフォークナーが、フェランディスの追撃を振り切って、今季3度目の優勝をゲットした。
この結果、250SXウエストランキングは、首位フェランディス=158、2位フォークナー=148、3位クーパー=147。残り2戦で10~11ポイントを争う、タイトルハンティングが過熱しそうだ。
Photo: Feld Entertainment, Inc.


250SXウエスト 第7戦Result

順位 選手名 チーム マシン タイム
1位 52 A・フォークナー Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 16:21.127 Dunlop ユーザー
2位 1W D・フェランディス Monster Energy Yamalube Star Yamaha +03.109 Dunlop ユーザー
3位 29 C・マカドゥー Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +14.151 Dunlop ユーザー
4位 32 J・クーパー Monster Energy Yamalube Star Yamaha +16.300 Dunlop ユーザー
5位 28 M・モズマン Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna +17.315 Dunlop ユーザー
6位 26 A・マーティン JGRMX Yoshimura Suzuki +31.222