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450SX

450SX トマックが450スーパークロス初戴冠! ダンロップ11連覇達成!

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週2戦ペースで開催されてきた無観客イベントが、ついに最終戦を迎えた。ソルトレイクシティ7では、450SXのみならず250SXイースト、250SXウエストのタイトル争いが持ち込まれているので、3人のチャンピオンが誕生する。
今大会のコースレイアウトは、最終戦に相応しく密度の高いものになった。中央寄りに移設したスターティングゲートの裏側にもコースを配したため、全長としてはソルトレイクシティ7連戦の中で最も長くなったが、リズムセクションやドラゴンズバックなどの要素が詰まっているため、気を抜ける部分が少ない。またスタートからのストレートが短く、1コーナーが比較的タイトなヘアピンになっているので、スタート直後の接触やクラッシュの発生が予想された。
早朝から始まったプラクティスでは、50秒台だったラップタイムだが、クオリファイングセッションではさらに記録が削られる。最速タイムをマークしたのは、イーライ・トマック(カワサキ)450SX=49秒438、チェイス・セクストン(ホンダ)250SXイースト=48秒735、ディラン・フェランディス(ヤマハ)250SXウエスト=48秒346。各クラスのポイントリーダーが、ヒートレースのグリッド選択権における優位を得た。
450SXのメインレース(20分+1周)では、ザック・オズボーン(ハスクバーナ)がホールショットを取ったが、ディーン・ウィルソン(ハスクバーナ)とケン・ロクスン(ホンダ)が先行。トマックは10位、クーパー・ウェブ(KTM)は14位と出遅れた。ロクスンは1周目の転倒で、2位から8位まで後退した。
7周目には上位集団の中で順位が入れ替わり、ジェイソン・アンダーソン(ハスクバーナ)、オズボーン、ウィルソンがトップスリーを独占する。その後方では、序盤から好位置につけていたベニー・ブロス(KTM)に替わって、マルコム・スチュワート(ホンダ)が4位に浮上。終盤になってアンダーソンのシートが脱落するハプニングにより、オズボーンがトップに立ってそのまま初優勝。アンダーソン、ウィルソンを含めたハスクバーナが、1-2-3フィニッシュを達成した。
ポイントリーダーのトマックは、5位でチェッカー。ランキング2位のウェブは8位にとどまり、トマックの初タイトルが確定した。AMAプロモトクロスでは450クラス3連覇中のトマックだが、近年のスーパークロスでは無冠だった。2012年に250SXウエストを制覇して以来、450SXでは初めてのチャンピオンシップ。このトマックの勝利によって、ダンロップのシリーズタイトルは11連覇となった。
Photo: Feld Entertainment, Inc.


450SXResult

順位 選手名 チーム マシン タイム
1位 16 Z・オズボーン Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna 21:43.730 Dunlop ユーザー
2位 21 J・アンダーソン Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna +03.063 Dunlop ユーザー
3位 15 D・ウィルソン Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna +05.369 Dunlop ユーザー
4位 27 M・スチュワート Smartop Motoconcepts Honda +07.481 Dunlop ユーザー
5位 3 E・トマック Monster Energy Kawasaki Kawasaki +12.750 Dunlop ユーザー
6位 20 B・ティックル JGRMX Yoshimura Suzuki +17.938


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250SX

250SX セクストンとフェランディスがタイトル防衛!

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250SXのメインレース(15分+1周)は、イースト/ウエスト交流戦「ショーダウン」として実施された。両地区のトップライダーは、ほぼ順当に決勝への切符を得たが、ウエストの首位フェランディスだけは、予選ヒートでの転倒が響きラストチャンス経由によるメイン進出となった。
メインレース開始早々、転倒したオースティン・フォークナー(カワサキ)を救護するため、レッドフラッグが振られた。フェランディスとタイトルを争っていたフォークナーの可能性は、この段階で潰えてしまった。再スタート後のオーダーは、ジェット・ローレンス(ホンダ)を先頭に、シェイン・マケラス(ヤマハ)、セクストン、キャメロン・マカドゥー(カワサキ)、フェランディス。4周目にはセクストンがトップに躍り出た。
レース前半は、セクストンとマケラスの攻防が1秒強の差で推移していたが、後半に差しかかるとセクストンがリードを広げる。一方フェランディスは、フォークナーの離脱を受けて堅実なレース運びに徹した。こうしてショーダウンの勝者となったセクストンがイーストチャンピオン、4位でゴールしたフェランディスがウエストチャンピオン。各々のタイトルを防衛し、2連覇を飾った。
下田丈(ホンダ)は、スタート11位からポジションを上げ8位でフィニッシュ。デビュー初年度の250SXイーストでランキング3位を得た。下田はAMAからルーキーオブザイヤーに認定され、ポディアムでトロフィーを授与された。
Photo: Feld Entertainment, Inc.


250SX イースト第9戦Result

順位 選手名 チーム マシン タイム
1位 1E C・セクストン Geico Honda Honda 16:22.999 Dunlop ユーザー
2位 12 S・マケラス Monster Energy Yamalube Star Yamaha +04.275 Dunlop ユーザー
3位 28 M・モズマン Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna +07.487 Dunlop ユーザー
4位 1W D・フェランディス Monster Energy Yamalube Star Yamaha +10.219 Dunlop ユーザー
5位 83 J・ローレンス Geico Honda Honda +11.192 Dunlop ユーザー
6位 30 B・ハートランフト Troy Lee Designs Red Bull KTM +23.741 Dunlop ユーザー