• 天気:晴れ
  • 気温:日中21度~深夜13度
  • 観客:不明人

450SX

450SX ウェブが無敗でアーリントン3連勝!

  • 天気:晴れ
  • 気温:日中21度~深夜13度
  • 観客:不明人

土/火/土という変則日程で行われてきたトリプルヘッダー。インディアナポリス1~3同様、アーリントン1~3でも毎戦コースレイアウトが変更されてきたが、今回は1コーナーを少し手前に移設して長かったストレートを短めにアレンジ。1コーナーの向こう側には、サンドセクションを含む折り返しレーンが設けられた。また、リズムセクションには十分な長さが確保されていて、独創性が問われるポイントとなった。
 今回のコースレイアウトは、この3連戦の中で最も難易度が高くライダーからも好評だった。これは初戦アーリントン1の設定が簡単すぎて、差が付きにくかったという意見が考慮された面もあり、コースビルダーの対応によってテクニカルな要素が上乗せされた形になった。特にリズムセクションでは、連続ジャンプを遠くに飛ぶほどスピードを乗せることができる設定になったので、プラクティス時からチャレンジするライダーが多かった。
 ヒートレースのグリッドが競われるタイム予選では、450SX=チェイス・セクストン(ホンダ)48秒143、250SX=ジャスティン・クーパー(ヤマハ)49秒093が、各々のクラスで最速だった。
 450SXのメインレース(20分+1周)では、ケン・ロクスン(ホンダ)がホールショットを取り、クーパー・ウェブ(KTM)、ジャスティン・バーシア(ガスガス)、イーライ・トマック(カワサキ)が続いた。ポールシッターのセクストンは、5位に浮上した直後に転倒リタイア。4周目にはトマックとバーシアが入れ替わったが、このトップ4は各々1秒に満たない近さで周回を重ねた。
 トップのロクスンが序盤にリードを2秒弱ほど広げたとき、一方的な展開になりそうな雰囲気があった。それは予選ヒートレースでロクスンがウェブを攻略してトップチェッカーを受けたシーンが、強烈な印象として残っていたからだ。しかしメインレースが中盤に差しかかる頃には、ロクスンとウェブの間隔は1秒前後に縮まり、何かが起こりそうなムードが高まってきた。
 やがて迎えた20周目、ペースが乱れたロクスンの背後にウェブが迫って逆転。以後レ-スの主導権を握ったのはウェブだった。2位に下がったロクスンの後方では、トマックが、タフブロックに接触して失速。この機にバーシアが3位に浮上したが、トマックが抜き返す。チェッカーはウェブ、ロクスン、トマックの順に振られ、ウェブはアーリントンで3連勝を飾った。
Photo: Feld Entertainment, Inc.


450SXResult

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 2 C・ウェブ Red Bull KTM KTM 21:29.836 Dunlop ユーザー
2位 94 K・ロクスン Team Honda HRC Honda +01.351 Dunlop ユーザー
3位 1 E・トマック Monster Energy Kawasaki Kawasaki +03.434 Dunlop ユーザー
4位 51 J・バーシア Troy Lee Designs Red Bull GASGAS +05.586 Dunlop ユーザー
5位 21 J・アンダーソン Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna +15.282 Dunlop ユーザー
6位 27 M・スチュワート Monster Energy Star Racing Yamaha +30.449 Dunlop ユーザー


  • 天気:晴れ
  • 気温:日中21度~深夜13度
  • 観客:不明人

250SX

250SX クーパーが今シーズン2勝目を挙げ首位にカムバック!

  • 天気:晴れ
  • 気温:日中21度~深夜13度
  • 観客:不明人

250SXのメインレース(15分+1周)では、クォリファイで最速ラップを記録したクーパーが、見事な飛び出しからホールショットを奪った。その直後にはキャメロン・マカドゥー(カワサキ)、ハンター・ローレンス(ホンダ)、コーティ・ショック(ホンダ)、ギャレット・マーチバンクス(ヤマハ)らが続く。序盤からクラッシュが多発し、2周目にショックが転倒、6周目にマーチバンクスが後退すると、4位にはセス・ハメイカー(カワサキ)が浮上した。
 トップのクーパーは徐々にマカドゥーを突き放し、セーフティリードを積み上げる。折り返し点を過ぎる頃には、クーパーがレースを掌握していた。終盤16周目には、ローレンスがコースアウトを喫し、ハメイカーが3位にポジションアップ。その後はクーパー、マカドゥー、ハメイカーの差が開いて単独走行になる。ラスト1周を告げるホワイトフラッグが出されると、クーパーは余裕でペースをセーブして今シーズン2勝目のチェッカーを受けた。
 この結果、シリーズランキングには変動があり、1位クーパー=108、2位マカドゥー=106、3位ローレンス=102という順位に入れ替わっている。
Photo: Feld Entertainment, Inc.


250SXResult

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 32 J・クーパー Monster Energy Star Racing Yamaha 16:13.393 Dunlop ユーザー
2位 31 C・マカドゥー Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +03.53 Dunlop ユーザー
3位
150 S・ハメイカー Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +11.016 Dunlop ユーザー
4位 47 J・スウォール Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna +17.390 Dunlop ユーザー
5位 41 H・ローレンス Team Honda HRC Honda +22.891 Dunlop ユーザー
6位 48 G・マーチバンクス Club MX Yamaha +26.258