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250SX

250SX スラッシャーがキャリア2勝目をゲット!

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250SXのメインレース(15分+1周)では、2コーナーの先でキャメロン・マカドゥー(カワサキ)がクラッシュ。これに絡んだクリス・ブロウズ(ガスガス)が昏倒したため、レッドフラッグが振られた。マカドゥーにとっては、2戦連続で転倒~赤旗というレアケースの当事者になったが、今大会でも再スタートを果たした。
2度目のホールショットを取ったのは、ジャスティン・クーパー(ヤマハ)。その後にはネイト・スラッシャー(ヤマハ)、ジャリク・スウォール(ハスクバーナ)、セス・ハメイカー(カワサキ)、そしてマカドゥーが5位につけた。2周目にはクーパーが些細なミスで失速する間に、スラッシャーがトップに立つ。注目のマカドゥーは上位集団の混戦の中でクラッシュし、11位にポジションダウン。さらに3周目にも他車のアタックを受けて転倒したマカドゥーは、17位まで脱落してしまった。
レース中盤は、スラッシャー、クーパー、ハメイカー、スウォールが各々単独走行となり、展開は小康状態に。終盤になると、転倒から這い上がってきたローレンスが、スウォールをかわして4位に浮上した。ウィナーはクーパーを6秒差と突き放したスラッシャー。アトランタ1とアトランタ3で2勝をマークしたわけだが、どちらもラストチャンス経由での優勝という、珍しい経験を重ねたスラッシャーであった。マカドゥーの脱落により、クーパーは20点リードでタイトルに王手をかけた。
Photo: Feld Entertainment, Inc.


250SXResult

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 91 N・スラッシャー Monster Energy Star Racing Yamaha 18:08.799 Dunlop ユーザー
2位 32 J・クーパー Monster Energy Star Racing Yamaha +06.705 Dunlop ユーザー
3位
150 S・ハメイカー Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +13.204 Dunlop ユーザー
4位 41 H・ローレンス Team Honda HRC Honda +15.393 Dunlop ユーザー
5位 56 K・ピータース Phoenix Racing Honda +31.092
6位 47 J・スウォール Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna +33.081 Dunlop ユーザー


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450SX

450SX ウェブが今季7勝目を挙げる!

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土/火/土という短期集中日程で行われてきたトリプルヘッダーだが、今回のアトランタ3が当地で最後のラウンドとなる。今季トリプルヘッダーが実施されたスタジアムでは、いずれも毎戦コースレイアウトが変更されてきたが、このアトランタ・モータースピードウェイでも同様だった。基本的な周回路はそのままだが、スタートの向きを変えるなど独自性が追求されている。特にフープスは間隔が詰まったものの、長さがプラスされたので難所となることは必至だった。
日中に行われたタイム予選最速は、450SX=1分35秒848=ジェイソン・アンダーソン(ハスクバーナ)、250SX=1分39秒208=ハンター・ローレンス(ホンダ)。各々のクラスでポールシッターとなった2人は、ヒートレースのグリッド選択最優先権を得た。
ラップタイムが長いコースでは、一般的に周遅れの発生が少なくなるメリットがあるが、通過台数が少ないためにフープスの頂点などがあまり削られず、エッジの尖った状態が保持されやすい。ジョージア名物の「レッドクレイ」は、すべてのライダーに対して平等だが、ひとたびリズムを崩してしまうと突然牙をむく、厄介な土質の一つであることは確かだった。
450SXのメインレース(20分+1周)では、アーロン・プレシンガー(ヤマハ)がホールショットを取り、ケン・ロクスン(ホンダ)、クーパー・ウェブ(KTM)、ジャスティン・バーシア(ガスガス)が続いた。2周目にはロクスンが早めのアタックでプレシンガーをかわし、レースリーダーとなった。フープスのスピードに長じているロクスンは、序盤から着々とマージンを広げる。5周目にウェブが2位に浮上した際には、すでに5秒以上の独走態勢を築いていた。
ハーフウェイポイントを折り返した段階で、ロクスンのはるか後方ではウェブ、プレシンガー、イーライ・トマック(カワサキ)による接近戦が始まる。トップのロクスンは12秒の大差で快走していたが、10周目のフープスで転倒を喫し、ウェブが5秒差まで詰め寄る事態となった。転倒でハンドル周りにダメージを受けたロクスンは、以後ハイペースを維持できないままラスト2周で逆転され、ウェブが今シーズン7勝目を挙げる結果となった。ポイントリーダーのウェブ、2位ロクスンとの差は16点に広がった。
Photo: Feld Entertainment, Inc.


450SXResult

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 2 C・ウェブ Red Bull KTM KTM 22:29.510 Dunlop ユーザー
2位 94 K・ロクスン Team Honda HRC Honda +00.957 Dunlop ユーザー
3位 1 E・トマック Monster Energy Kawasaki Kawasaki +03.847 Dunlop ユーザー
4位 7 A・プレシンガー Monster Energy Star Racing Yamaha +05.924 Dunlop ユーザー
5位 51 J・バーシア Troy Lee Designs Red Bull GASGAS +10.297 Dunlop ユーザー
6位 27 M・スチュワート Monster Energy Star Racing Yamaha +20.524 Dunlop ユーザー