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250SX

ローレンスがスタートトゥフィニッシュで初優勝! 下田丈は堅実に5位入賞!

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250SXのメインレース(15分+1周)では、ジェット・ローレンス(ホンダ)がホールショットを取った。背後につけたオースティン・フォークナー(カワサキ)は、フープスで振られて失速し、RJ・ハンプシャー(ハスクバーナ)に先行を許す。4位以下には、ミッチェル・オールデンバーグ(ホンダ)、コルト・ニコルス(ヤマハ)、そしてクレイグらが控えていた。
 ローレンスは数周でリードを4秒ほど築き、トップを快走した。過熱する2位争いは、9周目にハンプシャーとフォークナーが絡み、両者転倒という結末を迎えた。ここでセカンドグループはクレイグ、ニコルスと入れ替わり、その後方にマイケル・モズマン(ガスガス)、下田丈(ホンダ)が浮上してくる。下田はスタート10位から、着々とポジションを上げてきていた。
 開幕戦ウィナーのクレイグに追われる形となったが、ローレンスは1周の1/3に相当する14秒もの大差で独走。18周目に2位となったニコルスを引き離し、ローレンスが初優勝を飾った。下田はクレイグ、モズマンに続いて5位でチェッカー。堅実なリザルトを積み重ねている。
Photo: Feld Entertainment, Inc.


250SXResult

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 18 J・ローレンス Team Honda HRC Honda 15.55.305 Dunlop ユーザー
2位 64 C・ニコルス Monster Energy Star Racing Yamaha +07.855 Dunlop ユーザー
3位 29 C・クレイグ Monster Energy Star Racing Yamaha +13.303 Dunlop ユーザー
4位 42 M・モズマン Troy Lee Designs Red Bull GASGAS +18.843 Dunlop ユーザー
5位 30 下田 丈 Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +21.871 Dunlop ユーザー
6位 38 A・フォークナー Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +23.684 Dunlop ユーザー


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450SX

ディフェンディングチャンピオンのトマックが今季1勝目!

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OVID-19パンデミック対策として行われるトリプルヘッダーの2戦目、ヒューストン2が火曜日に開催された。NRGスタジアムがオープンするまでヒューストン戦の会場だったアストロドームでは、1970年代にダブルヘッダーが行われたことがあったが、当時は土日連続開催だった。今シーズン採用されているトリプルヘッダーでは、日程が3日毎(土/火)~4日毎(火/土)なので、インターバルを利用してコースレイアウトが変更される。
 今回は初戦の基本デザインを流用しながらも、1コーナーの配線を変えることで周回が逆回りになった。路面は乾燥が進んでやや硬化したが、タイヤの食い付きは良好でトラクションに対する心配は無用。ただし新設されたサンドセクションが難所で、プラクティス時から転倒が発生していた。
 ヒートレースのグリッドが競われるタイム予選では、450SX=アダム・シアンサルーロ(カワサキ)41秒797、250SX=クリスチャン・クレイグ(ヤマハ)42秒138が最速。前戦よりも短いラップタイムとなった。
 450SXのメインレース(20分+1周)は、チェイス・セクストン(ホンダ)のホールショットで始まった。2位にはシアンサルーロ、以下イーライ・トマック(カワサキ)、ジャスティン・ブレイトン(ホンダ)、ザック・オズボーン(ハスクバーナ)と続く。トップ争いはシアンサルーロの仕掛けによって早々と開戦したが、セクストンが堪えてポジション交代には至らない。その後やや離されたシアンサルーロは、5周目のサンドコーナーで転倒。さらに7周目にはセクストンもサンドの出口でクラッシュし、上位2台が立て続けに脱落する事態となった。
 単独トップとなったトマックの後方に、ブレイトン、オズボーン、マービン・ムスキャン(KTM)、マルコム・スチュワート(ヤマハ)からなるセカンドグループが再編される。9周目にはオズボーンが2位に浮上。10周目にはスタート10位から追い上げてきた、ディラン・フェランディス(ヤマハ)が4位に。トップのトマックは、4秒前後のリードを維持しながら中盤を迎えた。
 レース後半に差しかかった17周目、フェランディスがブレイトンをかわして3位に躍進。終盤になるとトマック、オズボーン、フェランディスの間隔が各々2秒前後まで接近し、風雲急を告げる展開となったが、ラスト3周でオズボーンが転倒し、フェランディスが2位に。スパートをかけたトマックは、追撃を振り切って今シーズン初勝利を収めた。
 転倒が多いレースだったが、レッドクロスフラッグ提示中に徐行しなかったライダー4人、ケン・ロクスン(ホンダ)、ビンス・フリージー(ホンダ)、ジェイソン・アンダーソン(ハスクバーナ)、マーティン・ダバロス(KTM)に対し減点ペナルティが科されている。
Photo: Feld Entertainment, Inc.


450SXResult

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 1 E・トマック Monster Energy Kawasaki Kawasaki 21:09.622 Dunlop ユーザー
2位 14 D・フェランディス Monster Energy Star Racing Yamaha +04.976 Dunlop ユーザー
3位 10 J・ブレイトン Mac-Off Honda Honda +09.002
4位 2 C・ウェブ Red Bull KTM KTM +10.305 Dunlop ユーザー
5位 94 K・ロクスン Team Honda HRC Honda +13.157 Dunlop ユーザー
6位 25 M・ムスキャン Red Bull KTM KTM +16.257 Dunlop ユーザー