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250SX

250SX クレイグが今季2勝目! 下田丈が自己ベストの2位入賞!

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 250SXのメインレース(15分+1周)では、ホールショットのミッチェル・オールデンバーグ(ホンダ)をかわし、ニコルスがトップに立った。ところがその直後、連続ジャンプの飛び出しでワダチに振られて転倒。ニコルスは最後尾までポジションを落としてしまった。オープニングラップ半ばのハプニングに乗じて、クリスチャン・クレイグ(ヤマハ)がリーダーとなり、オールデンバーグ、グラント・ハーラン(ホンダ)、そして下田丈(カワサキ)が好位置につけた。
 2周目に3位となった下田は、前を行くオールデンバーグを追い詰め、6周目にはクリーンパスに成功した。下田が2位に浮上したとき、トップのクレイグは8秒ほど先行していたが、その差は徐々に広がっていった。8周目にはジェット・ローレンス(ホンダ)が、スタート14位から挽回して4位到達。その背後にクラッシュから立ち直ったニコルスが迫った。
 ローレンスとニコルスは、抜きつ抜かれつのバトルを繰り広げながら、オールデンバーグを飲み込んで3~4位争いに発展。単独2位走行を続ける下田の後方でバトルが続いたが、ラスト2周でニコルスが前に出た後、逆転をかけたローレンスのコースアウトによって決着が付いた。中盤以降レースの主導権を握ったクレイグは、独走の末に今シーズン2勝目。下田は自己ベストを更新し、初の2位入賞を成し遂げた。この結果ランキングに変動があり、1位ニコルス=143、2位クレイグ=137、3位下田=119となっている。
Photo: Feld Entertainment, Inc.


250SXResult

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 29 C・クレイグ Monster Energy Star Racing Yamaha 16:45.979 Dunlop ユーザー
2位 30 下田 丈 Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +07.560 Dunlop ユーザー
3位 64 C・ニコルス Monster Energy Star Racing Yamaha +14.418 Dunlop ユーザー
4位 49 M・オールデンバーグ Mac-Off Honda Honda +21.171
5位 18 J・ローレンス Team Honda HRC Honda +22.606 Dunlop ユーザー
6位 95 J・オズビー Phoenix Racing Honda +39.324


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450SX

450SX ロクスンがハットトリック! インディで3連勝達成!

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COVID-19パンデミック対応日程であるトリプルヘッダーの2戦目、インディアナポリス2が火曜日に開催された。ルーカスオイル・スタジアムのリトラクタブルルーフの下には、前戦のレイアウトをベースに小変更がアレンジされたコースが完成していた。中2日という短期間でありながら、スタート位置を逆側のエンドゾーンに変更し、ストレートを最大限に確保。新たに設定された1コーナーは、半径の大きいスウィープターンとなった。
 インディアナポリスの土は、造成直後の湿っている時は食い付きが良好だが、乾燥が進むと表面のパウダーがトラクションを妨げる要因となる。今回は正にそういうコースコンディションだったが、ダンロップタイヤはトップライダーの上位フィニッシュに貢献した。また平均スピードは上がったが、減速を強いられるウォールの設置もあって、1周のラップタイムは50秒を切った。
 ヒートレースのグリッドが競われるタイム予選では、450SX=ケン・ロクスン(ホンダ)46秒186、250SX=コルト・ニコルス(ヤマハ)46秒624がリーダーボードの最上位に表示され、ポールポジションを得た。今大会の負傷者リストには、チェイス・セクストン(ホンダ)に続き、ジェイソン・アンダーソン(ハスクバーナ)、ディーン・ウィルソン(ハスクバーナ)が追加された。
 450SXのメインレース(20分+1周)では、ジャスティン・バーシア(ガスガス)がホールショットを決めたが、1周目から激しく攻めたロクスンがトップに浮上した。3位以下にはアダム・シアンサルーロ(カワサキ)、アーロン・プレシンガー(ヤマハ)、ビンス・フリージー(ホンダ)らが控えていた。3周目にはスタート9位から挽回してきたイーライ・トマック(カワサキ)が、この集団に追い付いた。
 序盤から積極的な走りを見せるロクスンは、バーシアに対するリードを1周1秒ペースで広げ、早々とチェックアウトした。やがてバーシアの後方では、シアンサルーロvsトマックの3位争いが始まり、11周目には立場が逆転する。トマックは3位に浮上した後、バーシアに狙いを定め、マージンを3秒から0.2秒まで詰めていった。4位に下がったシアンサルーロはスピードが衰え、プレシンガー、マルコム・スチュワート(ヤマハ)、クーパー・ウェブ(KTM)らにポジションを明け渡した。
 トップのロクスンは、終盤になっても11秒のアドバンテージを維持。圧倒的なレース運びで2連勝を飾った。最後まで接戦が続いた2位争いは、バーシアが物にした。3位トマック、4位ウェブ。この結果、首位ロクスンのポイントリードは13点となった。
Photo: Feld Entertainment, Inc.


450SXResult

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 94 K・ロクスン Team Honda HRC Honda 21:07.633 Dunlop ユーザー
2位 2 C・ウェブ Red Bull KTM KTM +00.888 Dunlop ユーザー
3位 25 M・ムスキャン Red Bull KTM KTM +18.820 Dunlop ユーザー
4位 27 M・スチュワート Monster Energy Star Racing Yamaha +21.030 Dunlop ユーザー
5位 9 A・シアンサルーロ Monster Energy Kawasaki Kawasaki +23.842 Dunlop ユーザー
6位 21 J・アンダーソン Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna +25.876 Dunlop ユーザー