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250SX

250SX ローレンスがスタートトゥフィニッシュ! 下田丈は4位をゲット!

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 250SXのメインレース(15分+1周)では、ジェット・ローレンス(ホンダ)がホールショットを奪い、コルト・ニコルス(ヤマハ)、クレイグ、ケビン・モランズ(KTM)、グラント・ハーラン(ホンダ)、下田丈(カワサキ)が続いた。序盤から積極的な走りを披露するローレンスは、徐々にポイントリーダーのニコルスを突き放す。4周目には下田が4位に浮上した。
 トップを走るローレンスは、ニコルスからプレッシャーを受けながら少しずつリードを広げる。レース中盤になるとニコルスのミスもあって、ローレンスは3秒弱の貯金を蓄えた。クレイグは予選ヒートにおける転倒のダメージもあって、なかなかペースが上がらない。終盤になるとローレンスとニコルスが接戦を演じる一方で、3位クレイグ、4位下田は単独走行。スタート7位からミッチェル・オールデンバーグ(ホンダ)が5位まで挽回したが、下田の脅威にはならなかった。
 ファイナルラップにはローレンスがミスをしてニコルスに詰め寄られたが、1秒差で逃げ切って優勝。このところ安定感を欠いていたローレンスが、スタートトゥフィニッシュで2勝目を挙げた。ポイントランキングは、1位ニコルス=166、2位クレイグ=158、3位下田=138、4位ローレンス=128。250SXのイーストシリーズは、今大会で一区切りとなり、4月24日にソルトレイクシティで再開されるまで一時中断となる。その間、来週からはウエストシリーズが始まる。
Photo: Feld Entertainment, Inc.


250SXResult

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 18 J・ローレンス Team Honda HRC Honda 16:04.955 Dunlop ユーザー
2位 64 C・ニコルス Monster Energy Star Racing Yamaha +01.118 Dunlop ユーザー
3位 29 C・クレイグ Monster Energy Star Racing Yamaha +19.403 Dunlop ユーザー
4位 30 下田 丈 Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +33.140 Dunlop ユーザー
5位 49 M・オールデンバーグ Mac-Off Honda Honda +47.635
6位 241 J・バリーズ Orange Brigade KTM -1 lap Dunlop ユーザー


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450SX

450SX ウェブが今季2勝目をゲット! ランク首位ロクスンに迫る!

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氷点下のインディアナポリスを後にしたシリーズを待ち受けていたのは、フロリダの亜熱帯気候だった。オーランドのキャンピングワールド・スタジアムでは、摂氏30度の晴天下で第7戦の準備がスタートしたが、確度の高い週末の降雨予測を受けてコース設営が早められ、完成後はレース当日までプラスチックシートで覆われた。オーランドは想定通り土曜朝から雷を伴った豪雨に襲われたが、雨雲が通り過ぎるのも早く昼から排水作業が始まった。シートでカバーされていたコースコンディションは、ジャンプの頂点などは乾いていたものの、低地や広いストレート部分には降雨によってできた水たまりがあった。
 今シーズンはフリープラクティス(8分×1)、タイムドプラクティス(10分×2)が設定されているが、コース整備の時間を捻出するため、フリーを省いた荒天用スケジュールが適用された。14時30分から開始された1本目のセッションでは、ハードパックとウェット路面の差が大きく、ほぼ全員が慎重に走っていた。2時間後に行われた2本目ではコンディションも回復し、アダム・シアンサルーロ(カワサキ)450SX=50秒711、クリスチャン・クレイグ(ヤマハ)250SX=52秒422がポールポジションを得た。
 オーランドでの開催は14年ぶりだが、2007年大会はリッキー・カーマイケル('01、'02、'03、'05、'06チャンピオン)が走った最後のスーパークロスだった。今回のコースレイアウトは、彼の功績を称える2007年レプリカで、対角線上に配された長めのストレートや、角度の緩い1コーナーなど、比較的ハイスピード寄りな設定だった。
 450SXのメインレース(20分+1周)は、ザック・オズボーン(ハスクバーナ)のホールショットで始まった。ところが2周目にオズボーンがバランスを崩す間に、ジャスティン・ブレイトン(ホンダ)、ケン・ロクスン(ホンダ)、クーパー・ウェブ(KTM)が先行。4周目にはウェブが、2台をかわしてトップに躍り出る。目まぐるしいポジション変動の中で、脱落するブレイトンと入れ替わるように、ジャスティン・バーシア(ガスガス)が3位、オズボーンが4位に浮上した。
 ウェブ、ロクスン、バーシア、オズボーンからなるトップグループは、序盤から接近戦を繰り広げた。この中でウェブだけが49秒台に入るベストラップを記録したが、貯金は2秒ほどにとどまっていた。レース後半になると、路面の荒れと周遅れの出現によりトップグループのペースが乱れる。18周目にはあわや転倒という危機に遭遇したバーシアに替わり、オズボーンが3位に浮上した。その前方ではトップ2台が再接近したが、ウェブがコンマ9秒差で今シーズン2勝目を挙げた。2位に入ったロクスンのシリーズポイントリードは13点となった。
Photo: Feld Entertainment, Inc.


450SXResult

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 2 C・ウェブ Red Bull KTM KTM 21:12.656 Dunlop ユーザー
2位 94 K・ロクスン Team Honda HRC Honda +00.943 Dunlop ユーザー
3位 16 Z・オズボーン Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna +06.256 Dunlop ユーザー
4位 51 J・バーシア Troy Lee Designs Red Bull GASGAS +06.679 Dunlop ユーザー
5位 1 E・トマック Monster Energy Kawasaki Kawasaki +17.137 Dunlop ユーザー
6位 7 A・プレシンガー Monster Energy Star Racing Yamaha +26.517 Dunlop ユーザー