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250SX

250SX マカドゥーが初優勝! ランキング首位に躍り出る!

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250SXのメインレース(15分+1周)では、ルーキーのスタイルズ・ロバートソン(ハスクバーナ)が好スタートを切って、レース序盤をリードした。2位以下にはアレックス・マーティン(ヤマハ)、コーティ・ショック(ホンダ)、ハンター・ローレンス(ホンダ)らが控えていたが、このトップグループにスタート6位だったキャメロン・マカドゥー(カワサキ)が食い込む。4周目にマカドゥーが2位に浮上すると、ロバートソンのセーフティリードを削り取っていった。
 レースが後半に突入した9周目、マカドゥーがロバートソンを攻略してトップに立つと、追いすがる者はいなかった。ロバートソンの背後には、負傷からカムバックしたばかりのピアース・ブラウン(ガスガス)が迫る。ポイントリーダーのクーパーは、スタート15位から4位まで追い上げたが、あと一歩でポディアム登壇を逃した。こうしてキャリア初優勝を遂げたマカドゥーが、クーパーに代わってポイントリーダーの座をゲットした。
Photo: Feld Entertainment, Inc.


250SXResult

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 31 C・マカドゥー Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 16:54.972 Dunlop ユーザー
2位 67 S・ロバートソン Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna +03.653 Dunlop ユーザー
3位 45 P・ブラウン Troy Lee Designs Red Bull GASGAS +05.139 Dunlop ユーザー
4位 32 J・クーパー Monster Energy Star Racing Yamaha +06.043 Dunlop ユーザー
5位 48 G・マーチバンクス Club MX Yamaha +14.693
6位 41 H・ローレンス Team Honda HRC Honda +20.328 Dunlop ユーザー


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450SX

450SX トマックがデイトナで5勝目を挙げ最多勝記録に並ぶ!

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AMAスーパークロスシリーズの中で、最もユニークな大会として際立っているのがデイトナ。1971年にこのトライオーバル形スピードウェイで初めて開催されたレースがスーパークロスの起源であり、50年以上続いてきた歴史がデイトナに唯一無二の地位を与えている。ホームストレッチとピットレーンを隔てるグリーンに造成されるコースは、通常のスタジアムよりも細長く、スピードが乗る直線部分が多くなるのが常だ。
 デイトナのコースデザインを担当しているのは、就任14年目となるリッキー・カーマイケル。今年はメインスタンドに向かってスタートし、緩く曲がるドッグレッグ型の1コーナーが採用された。ホールショットラインの直後には、スイッチバックの2~3コーナーが控えているので、スタートの成否はここを脱出するまではわからない。さらに初めて立体交差が設置されるなど、デイトナらしからぬ趣きが感じられる。
 スタートは硬めの赤土、1周945mの大部分はソフトな黒土。そしてコース中盤には長いサンドセクションがあり、入口から出口まで10秒以上要す難所となっていた。大量に搬入された真っ白なビーチサンドは崩れやすい性質だったが、途中で折り返す180度コーナーには硬めのバンクが設けられていたので、アウトを回れば失速を避けることができた。タイヤチョイスは軟質用がポピュラーだが、サンド用タイヤで勝負をかけるライダーもいた。
 会場上空には朝から速い流れの雲があったが、11時頃から雷雨に襲われたため、フリープラクティスがキャンセルされた。午後のタイムドプラクティスは予定通り実施され、450SX=ケン・ロクスン(ホンダ)1分08秒019、250SX=ジャスティン・クーパー(ヤマハ)1分08秒913が、ベストラップを記録した。
 450SXのメインレース(20分+1周)では、ロクスンが好スタートを切ったが、2コーナーでクーパー・ウェブ(KTM)に寄せられてアウトにはらみ、空いたインを回ったイーライ・トマック(カワサキ)がトップに躍り出た。1周目のオーダーは、トマック、ウェブ、アーロン・プレシンガー(ヤマハ)、チェイス・セクストン(ホンダ)。7位から追い上げを開始したロクスンは、3周目にはセクストンをかわして4位までアップした。
 トマックがリードを広げる一方、ハイスピードバトルを制したプレシンガーが2位に浮上。3位に後退したウェブはペースが鈍り、ロクスンの接近を許した。後半になるとウェブがリズムを取り戻し、プレシンガーを猛追。ロクスンは終盤、マルコム・スチュワート(ヤマハ)の後塵を拝したが、大詰めの16周目に抜き返して4位に復帰した。白熱した2位争いは、最終ラップにウェブがプレシンガーを逆転。終始3~4位秒のリードで快走したトマックが、デイトナにおける5度目の優勝を飾り、カーマイケルの最多勝に並ぶタイ記録を達成した。
Photo: Feld Entertainment, Inc.


450SXResult

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 1 E・トマック Monster Energy Kawasaki Kawasaki 21:13.762 Dunlop ユーザー
2位 2 C・ウェブ Red Bull KTM KTM +03.856 Dunlop ユーザー
3位 7 A・プレシンガー Monster Energy Star Racing Yamaha +04.523 Dunlop ユーザー
4位 94 K・ロクスン Team Honda HRC +07.755 Dunlop ユーザー
5位 27 M・スチュワート Monster Energy Star Racing Yamaha +10.538 Dunlop ユーザー
6位 51 J・バーシア Troy Lee Designs Red Bull  GASGAS +21.635 Dunlop ユーザー