• 天気:曇りのち雨
  • 気温:日中17度

450SX

トリプルクラウンの勝者ロクスン(2/2/1)が首位に1点差と迫る!

  • 天気:曇りのち雨
  • 気温:日中17度

スーパークロスのヒストリーにおいて、クリーブランドは最も稀有なラウンドの一つだ。1995年に開催されたのが最初で最後のイベントだが、ジェレミー・マクグラス(ホンダ)が3連覇を達成した場所として、クリーブランドは歴史に刻まれている。その当時は野球場のミュニシパル・スタジアムが開催地だったが、31年ぶり2度目となるクリーブランドSXは、跡地に建設されたハンティントン・バンク・フィールド、NFLブラウンズの本拠地であるフットボール用スタジアムが会場となった。

 今大会は、トリプルクラウン方式によるシーズン最後のイベント。これまでの第4戦ヒューストン、第9戦インディアナポリスは、いずれも開閉式ルーフを備えた競技場なので、450SX(12分+1周)×3レース、250SX(10分+1周)×3レースがスムーズに行われたが、今回のクリーブランドには屋外スタジアムならではのリスクがあった。果たしてデイレースの進行とともに雨が降り出し、路面状況は次第に悪化する。
 午前中に行われたクオリファイはドライコンディションだったが、イーライ・トマック(KTM)が転倒リタイアするハプニングがあった。痛みのため決勝レースへの出走を断念したことで、トマックは事実上タイトル争いから脱落。計時予選の結果は、450=44秒319=ハンター・ローレンス(ホンダ)、250=45秒868=コール・デイビース(ヤマハ)が最速だった。

 450SXのトリプルクラウンレース1は、ローレンスのホールショットで始まった。ジャスティン・クーパー(ヤマハ)に替わって、ケン・ロクスン(スズキ)が2位に浮上。このトップスリーが、後続を引き離していった。先頭集団の間隔も徐々に広がり、ローレンスとロクスンは最終的に5秒差。17周でチェッカーが振られたレース1は、ローレンス、ロクスン、クーパーの順でゴールした。

 レース2では、ホールショットを決めたクーパーに、チェイス・セクストン(カワサキ)、クーパー・ウェブ(ヤマハ)、マルコム・スチュワート(ハスクバーナ)が続いた。タイトルコンテンダーはスタートで出遅れ、ロクスンが6位、ローレンスが9位だった。レースリーダーのクーパーの背後では、ハーフウェイポイント辺りからセクストン対ロクスンの競り合いが激化。9周目2位に上がったロクスンをセクストンが抜き返す展開になったが、ラスト3周でロクスンが再度2位を奪う。フィニッシュはクーパー、ロクスン、セクストン、ウェブ、ローレンスの順だった。

 レース3では、ホールショットのロクスンが序盤から飛ばし、ウェブ、セクストン、クーパーを置き去りにした。注目のローレンスはオープニング9位と出遅れた上に、2度のクラッシュで後方に埋もれた。終始独走を貫いたロクスンは、スタートトゥフィニッシュを達成。2位をキープするときと、勝ちを狙うときのメリハリが鮮やかで、トリプルクラウンの定石に則った戦い方だった。

 3レースの総合によるリザルトは、優勝ロクスン(2/2/1)、2位ウェブ(5/4/2)、3位クーパー(3/1/7)、そして注目のローレンスは6位(1/5/14)にとどまった。この結果、首位ローレンス=286、2位ロクスン=285、タイトルハンティングは1点差の争いとなっている。
Photo: Feld Entertainment, Inc.


450SXResults

順位 選手名 チーム メーカー 順位
1位 94 K・ロクスン Progressive Insurance Cycle Gear Suzuki 2/2/1 Dunlop ユーザー
2位 1 C・ウェブ Monster Energy Star Racing Yamaha 5/4/2 Dunlop ユーザー
3位 32 J・クーパー Monster Energy Star Racing Yamaha 3/1/7 Dunlop ユーザー
4位 4 C・セクストン Monster Energy Kawasaki Kawasaki 7/3/4 Dunlop ユーザー
5位 17 J・サバッチー Quadlock Honda Racing Honda 6/7/6 Dunlop ユーザー
6位 96 H・ローレンス Honda HRC Progressive Honda 1/5/14 Dunlop ユーザー

450SXPoints

順位 選手名 チーム メーカー ポイント
1位 96 H・ローレンス Honda HRC Progressive Honda 286 Dunlop ユーザー
2位 94 K・ロクスン Progressive Insurance Cycle Gear Suzuki 285 Dunlop ユーザー
3位 1 C・ウェブ Monster Energy Star Racing Yamaha 264 Dunlop ユーザー
4位 3 E・トマック Red Bull KTM KTM 255 Dunlop ユーザー
5位 32 J・クーパー Monster Energy Star Racing Yamaha 233 Dunlop ユーザー
6位 4 C・セクストン Monster Energy Kawasaki Kawasaki 180 Dunlop ユーザー

Photo gallery



  • 天気:曇りのち雨
  • 気温:日中17度

250SX

スラッシャーがトリプルクラウン総合優勝(2/1/4)をゲット!

  • 天気:曇りのち雨
  • 気温:日中17度

250SXのトリプルクラウンレース1では、デイビースがホールショットを奪ったが、オープニングラップの競り合いで前に出たネイト・スラッシャー(ヤマハ)が、レース序盤をリードした。5周目にはデイビースが転倒を喫し、6位までポジションを下げてしまう。替わって2位に浮上したセス・ハメイカー(カワサキ)が、スラッシャーを追撃して9周目にリードを奪った。ハメイカーが逃げ切って、トリプルクラウンを先勝。デイビースは5位まで挽回してゴールした。

 レース2では、スラッシャーが好スタートを切ったが、転倒したドゥルー・アダムス(カワサキ)を救護するためレッドフラッグが振られた。再スタートのホールショットは、ランドン・ゴードン(ヤマハ)が決めた。すぐにスラッシャーがルーキーをかわし、レースリーダーの地位を固める。ハーフウェイポイントに近づく頃から、デイビースとハメイカーによる3位争いがヒートアップ。二度三度とポジションを入れ替えたが、最終的にハメイカーがデイビースを下す。スラッシャーはゴードンに4秒弱の差を付けて、トップフィニッシュを果たした。

 レース3では、デイビースがホールショット、ハメイカーは1コーナーでクラッシュと明暗が分かれた。2位ゴードンを挟んで、3位にはダックス・ベニック(ハスクバーナ)が浮上。コースコンディションの悪化に対応しながら、上位陣はポジションを守った。デイビースが逃げ切ってチェッカーを受け、最後尾から追い上げたハメイカーが6位に入った。

 オーバーオールでは、優勝スラッシャー(2/1/4)、2位ゴードン(4/2/2)、3位デイビース(5/4/1)、4位ハメイカー(1/3/6)。首位デイビースのポイントリードは、21点に広がっている。
Photo: Feld Entertainment, Inc.


250SX イースト第8戦Results

順位 選手名 チーム メーカー 順位
1位 25 N・スラッシャー Monster Energy Star Racing Yamaha 2/1/4 Dunlop ユーザー
2位 180 L・ゴードン Monster Energy Star Racing Yamaha 4/2/2 Dunlop ユーザー
3位 37 C・デイビース Monster Energy Star Racing Yamaha 5/4/1 Dunlop ユーザー
4位 10 S・ハメイカー Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 1/3/6 Dunlop ユーザー
5位 58 D・ベニック Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna 3/5/3 Dunlop ユーザー
6位 22 C・ショック Club MX Yamaha 6/7/7 Dunlop ユーザー

250SX イースト第8戦Points

順位 選手名 チーム メーカー ポイント
1位 37 C・デイビース Monster Energy Star Racing Yamaha 181 Dunlop ユーザー
2位 10 S・ハメイカー Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 160 Dunlop ユーザー
3位 58 D・ベニック Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna 138 Dunlop ユーザー
4位 22 C・ショック Club MX Yamaha 119 Dunlop ユーザー
5位 25 N・スラッシャー Monster Energy Star Racing Yamaha 116 Dunlop ユーザー
6位 89 D・サイモンソン Club MX Yamaha 106 Dunlop ユーザー

Photo gallery