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450SX

トマックが移籍初戦から2連勝!

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今シーズン全17戦のトラックマップが出揃ったとき、最も話題になったのが右に曲がる1コーナーの多さだった。アウトドアコースのように地形的な制約を受けないので、スーパークロスではスタート直後は必ず左にという不文律があり、右コーナーが設定されるのは年間1戦あるかないかという頻度だった。ところが今季は、当地サンディエゴを皮切りに、アーリントン、デイトナ、インディアナポリス、デトロイトと5ヶ所に右コーナーが採用されている。今後も続くかもしれない、新しいトレンドの始まりだ。
 今大会の舞台となるスナップドラゴン・スタジアムは、サンディエゴ州立大学のフットボール用施設。以前はパドレスの本拠地であるペトコ・パークで開催されていたサンディエゴ戦だが、2023年からはこちらに移転して、パドックやコース作りに必要となる広大なスペースが確保できるようになった。

 カリフォルニアのオープンエアスタジアムでは、概して直射日光による路面の乾きが早く、ハードパックの上にパウダーが浮いた状態になるのが常だ。もちろん十分な散水が行われていたが、前戦同様タイムスケジュールが3時間前倒しになったこともあり、完全にドライになるまではウェットスポットもあった。レイアウト的にはフープスがコースの中で最大の難所だったが、中程に配置されたテーブルトップによってリズムが分断されるので、スキミングからジャンピングに切り替えるなど、攻略法にライダーの個性が出るセクションだった。
 朝から行われたクオリファイングセッションで最速だったのは、450=52秒182=イーライ・トマック(KTM)、250=52秒927=ヘイドン・ディーガン(ヤマハ)

 450SXのメインレース(20分+1周)では、スタートのタイミングを誤ったチェイス・セクストン(カワサキ)が、ゲートに引っかかるハプニングが起きた。ホールショットのハンター・ローレンス(ホンダ)に続くのは、ケン・ロクスン(スズキ)、トマック、ジョーイ・サバッチー(ホンダ)。序盤は随所でサイドバイサイドになりながら、ローレンスとロクスンが熱いバトルを繰り広げ、それをトマックが冷静にマークする展開が続いた。
 8周目にはロクスンの仕掛けがローレンスを捉えたが、次の周には機を見るに敏なトマックがトップに躍り出る。このように三つ巴のバトルが過熱すると後続とは大差となったが、11周目には最後尾から挽回してきたセクストンがサバッチーに替わって4位に浮上した。

 ハーフウェイポイントに差しかかる頃には、ロクスンがリーダーに返り咲いたが、16周目に再度トマックが逆転に成功。18周目にはローレンスが2位に躍進し、ホワイトフラッグが振られた24周目にはトップに並びかけたが、僅差で逃げ切ったトマックが開幕2連勝を飾った。チェッカーを受けるまで続いた三つ巴のバトルは、トマック、ローレンス、ロクスンが3秒内という熱さだったが、4位セクストンは15秒ビハインドだった。
Photo: Feld Entertainment, Inc.


450SXResults

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 3 E・トマック Red Bull KTM KTM 21:17.007 Dunlop ユーザー
2位 96 H・ローレンス Honda HRC Progressive Honda +01.307 Dunlop ユーザー
3位 94 K・ロクスン Progressive Insurance Cycle Gear Suzuki +02.924 Dunlop ユーザー
4位 4 C・セクストン Monster Energy Kawasaki Kawasaki +18.351 Dunlop ユーザー
5位 17 J・サバッチー Quadlock Honda Racing Honda +20.096 Dunlop ユーザー
6位 32 J・クーパー Monster Energy Star Racing Yamaha +22.456 Dunlop ユーザー

450SXPoints

順位 選手名 チーム メーカー ポイント
1位 3 E・トマック Red Bull KTM KTM 50 Dunlop ユーザー
2位 94 K・ロクスン Progressive Insurance Cycle Gear Suzuki 42 Dunlop ユーザー
3位 96 H・ローレンス Honda HRC Progressive Honda 40 Dunlop ユーザー
4位 4 C・セクストン Monster Energy Kawasaki Kawasaki 32 Dunlop ユーザー
5位 32 J・クーパー Monster Energy Star Racing Yamaha 32 Dunlop ユーザー
6位 1 C・ウェブ Monster Energy Star Racing Yamaha 29 Dunlop ユーザー

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250SX

ディーガンが今季1勝目を挙げ首位浮上!

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250SXのメインレース(15分+1周)は、マックス・アンスティ(ヤマハ)のホールショットで始まった。前戦ウィナーの背後には、キャメロン・マカドゥー(カワサキ)、チャンス・ハイマス(ホンダ)、そしてディフェンディングチャンピオンのディーガンが続く。1コーナーではリーバイ・キッチン(カワサキ)が転倒し、2戦連続で大きなハンディキャップを抱えることになった。

 2周目にはディーガンが2位に浮上し、トップ争いが始まる。チームメイト同士だが、容赦のないアタックを仕掛けた結果、アンスティを倒したディーガンが、7周目からレースリーダーに定着した。マカドゥー対ハイマスによる2位争いが後半の見どころとなったが、14周目にハイマスがミスで後退。替わってマイケル・モズマン(ヤマハ)が名乗りを上げたが、マカドゥーを射程内に捉えたところで時間切れとなり、18周でチェッカーが振られた。

 レース後半を独走で支配したディーガンが、今シーズン初優勝を遂げた。マカドゥー、モズマンに続いて、キッチンがキャッチアップの末に4位でフィニッシュ。6位にとどまったアンスティは、ポイントリーダーの座をディーガンに明け渡した。
Photo: Feld Entertainment, Inc.


250SX ウエスト第2戦Results

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 1W H・ディーガン Monster Energy Star Racing Yamaha 16:11.004 Dunlop ユーザー
2位 142 C・マカドゥー Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +07.685 Dunlop ユーザー
3位 23 M・モズマン Monster Energy Star Racing Yamaha +08.240 Dunlop ユーザー
4位 47 L・キッチン Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +08.637 Dunlop ユーザー
5位 61 M・アンスティ Monster Energy Star Racing Yamaha +14.734 Dunlop ユーザー
6位 29 C・ハイマス Honda HRC Progressive Honda +21.431 Dunlop ユーザー

250SX ウエスト第2戦Points

順位 選手名 チーム メーカー ポイント
1位 1W H・ディーガン Monster Energy Star Racing Yamaha 43 Dunlop ユーザー
2位 61 M・アンスティ Monster Energy Star Racing Yamaha 42 Dunlop ユーザー
3位 29 C・ハイマス Honda HRC Progressive Honda 38 Dunlop ユーザー
4位 23 M・モズマン Monster Energy Star Racing Yamaha 37 Dunlop ユーザー
5位 34 R・ディフランセスコ Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna 35 Dunlop ユーザー
6位 47 L・キッチン Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 34 Dunlop ユーザー

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